goo blog サービス終了のお知らせ 

囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

政治家はマスクをしない

2020年03月27日 | ●○●○雑観の森

無言で胸を一つ叩く ~ 愛と誠は永遠に ~ 季節外れの「仮名手本忠臣蔵」 の巻】

 

■TVのなかの政治家たちは、何故かマスクをしていない

アリのように懸命に働いているかの様に見せている。

映像はリアルでストレートだから誤魔化しはできない。

薄笑いが垣間見え、真剣でないことが分かる。

自分の心に向き合うことのない者たちは

集塵監視いや囚人監視いや衆人環視のもとにある。

 

国会中継を見ていれば、悲しいかな

若い世代、その下の子供たちだって

この国を愛する心が萎えてしまう危機的状況であろう。


         ◇


■いま、まさに、コロナ、コロナだが、

モリカケなど一連の疑惑が終息したワケではない。

執行猶予している、とでもいえようか。


実直な現場職員(国有財産管理担当)の自死は、

彼の「契約相手=国民」への悲痛な叫び

手書きの手記と遺書で確かに遺した。

 

ふと、

季節外れの仇討ち芝居のワンシーンが頭に浮かんだ。

むろん「無言の演技の凄み」についてであり、

永遠のファンテージとしてである。

 


塩冶判官(えんやはんがん=浅野内匠頭)は

高師直(こうのもろなお=吉良上野介)への刃傷に及び、

その咎によって、切腹申し付けられる。


憎まれ役の上使の一人が声を張り上げ、

判官が黒の衣装を脱ぐと、その下は白の死装束である。

「殿は腹を切り、御家は断絶」というわけだから、

支度にかかる家来たちの動作も自ずとあらたまり、

皆の胸中も悲しみと怒りの炎に包まれる。

だが、ここは何としても堪えねばならぬ。


判官は腹に短刀を突き立てる。

死への旅路に赴かんとしても、判官はなお、

駆け付けるはずの家老・大星由良之助(大石内蔵助)を待つ。


大星が現れると、判官は無念の思いを両眼に込め、無言で訴える。

そして大星は、主君の意を悟り、胸を一つ叩いて見せるのだ。

判官は、満足の笑みを浮かべ、やがて息絶える。

 

むろん、無言で胸一つを叩いたのは、

「高師直を必ずや討つ」

との強い決意を伝えたものである。

 

主役のみならず、家来一人ひとりの無言の演技の凄みが

この芝居をして、日本人の愛と誠の魂を震わせてきたのである。

 

 

「ロックダウン」報道で深読みした

      ↓

念のため、いま一度書いておく
ブログの政治話は空想、風刺、例え話、落首である、と
ネット社会まで監視している隣の強権力国家なら
わたしごときは、とうに身柄拘束されているだろうし
かの国の長期政権の文脈から推測すると
早晩そのようになる可能性を決して否定できない
俗物にジョークは通じない、と言っている場合ではなく
いつ何癖を付けてくるか分からない世情に入ったようである

いまだって、令状を取ればIPアドレスや通信記録を把握できるのだから

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。