囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

“社畜”を半分降りて

2019年10月25日 | ●○●○雑観の森

 

薄曇りの一車線の人生、分け入つても青い山 の巻】

 

■家族について

わたしは定年退職で正社員から嘱託になり、3年が過ぎた。

大切な一人娘も東京で暮らしている。

親が細かく世話を焼くべき年頃はとうに過ぎ、日頃のことは、妻から聴いている。

十代からのショートカットは、ラインの写真を見ると、肩の下にまで伸びている。

相変わらず相当な美人である。(親バカに特効薬なし)

 

■仕事について

3年前、会社には「土日祝日は原則休み、平日朝~夕の勤務」としてもらった。

短い時間ながら「横丁の隠居」「小言幸兵衛」の気合いでやっている。

土日などは思いっきり遊ぶ。

年金も一部入ってきたが、満額支給となれば、仕事をどうしようか、と思う。

会社が望むなら継続するかもしれないし、望まぬなら辞めることになる。

それでやっていけるかどうかは分からないが、

「社畜」だった頃のモーレツ社員人生とは、また違った生き方をしてみたい。

 

■趣味について

本拠地同好会のエライ人たちに「無職になったら執行部に入るべし」といわれている。

「ありがたいこと」と思う半面、既にブログで側面支援しているので「私設・企画広報係」でご勘弁を、とも思う。

先輩多数のなか、末席からすれば、荷が重く、気が重いのが正直なところ。

しかし「(借金の申し込みを除いて)強く望まれれば原則断らない」をモットーとしているので、どうしたものか?

ほかにやるべきこと、やりたいこともある。

 

■母について

介護施設生活を見直す中、大阪駅のホームで会社の先輩にばったり会った。

30年来、何かとよくしてもらい、今も頭が上がらない硬骨清廉なるアニキである。

「どうした。帰る時間が遅いな」といわれるので、

「今日は新施設を見学し、施設長に入居をお願いしてきました」と報告した。

彼も90代母を引き取っていて、近く退職して介護の資格を取ろうか、と検討中らしい。

しかし相当な勉強が必要で「やり遂げられるか、二の足を踏んでいる」と苦笑する。

 

■これからについて

先輩は一足先に60代後半に入る。

ともに、どこまで生きるかは分からない。

だが健康に気を付けて新しいこともやってみたい、と似たようなことを口にした。

 

わたしは年初から、ブロ友さんたちの「生の声」を拝読できるようになった。人生の先輩が多い。

書き物だけで、つながっていることの面白さ」もまた格別であって、不思議な関係である。

ブログという新しい趣味が、囲碁やペットなどと同様、大事になっているのは、こういうことなのである。