
こんにちは~。
ようこそお越し下さいました。
今日も青空です。
洗濯機、2回も回してしまいました。
今は、風も無い様で、デッキの洗濯物の『ダンス』もありません。
穏やかなひとときです。
あと少しすれば、怪獣『ピヨ助』が帰って来ますから...。
ギックリ腰、だいぶ良くなっています。
まだ、あの”ギクッ”のショックで、動作がいまひとつ滑らかではないのですが...。
お騒がせして、申し訳ありませんでした
さて。
今日は、なんとなくPAUL SIMONが聴きたくなって、iTunesで聴きながら、PCの前にいます。
好きです、PAUL SIMON。
PAUL SIMONの事は、高校1年生の時に知りました。
ずっと、日本の曲しか聴いた事が無かったのですが、当時、仲が良かった友達(♂)に薦められて。
今なら笑えるのですが、その薦め方が、なかなか強引だったんですよ。
60分のカセットテープに、アルバム云々は関係なく、PAUL SIMONの曲(どちらかといえば、SIMON&GARFUNKELのアルバム曲)がギュウギュウに入れられていて、それを『聴け!』(実際には、もっと優しい言い方でしたが)というわけです。ご丁寧に、ギター用の楽譜の冊子まで付いて来ました。
これにはビックリです。
当時の満月といえば、さして外国の曲に興味があったわけでもなく、英語も、テストに差し障り無い程度にしかやっていませんでしたし(笑)。
言ってしまえば、外国の曲なんて「チンプンカンプン」。
まだ、ジャニーズのタレントが「カッコイイ~

」と思っていましたし

(あ...今も、ジャニーズ好きだから、全然成長していないってことかしら?)、外国の曲を聴く子は『おませ』で、ちょっぴり『不良』なのだと思っていましたから。
ですから、PAUL SIMONを教えてくれた友達の事も、
『えっ


、あいつって不良じゃん

』
....ってね。
今では笑える話なのですが

、当時はビックリして、警戒線張りましたね...一瞬。
でもまぁ、それまでの付き合いからいけば、根は悪い奴じゃないのだから(

すでに不良と決め込んでいる?)、試しに聴いてみようかな...と、親に隠れて(親は、うるさかったんですよね、こういうのに対して)聴いてみたら、シッカリすっかりハマってしまった....という訳なんです。
どんどん面白くなっていって、お年玉を貯めて買ったギター(超安物)を弾きながら歌ったり、楽譜に載っている歌詞をノートに書き写して訳(の真似事)してみたり...楽しかったですね。
そんな風にして、PAUL SIMONの曲への興味がどんどん広がって聴いていくうちに、セントラルパークのコンサートでも歌われた『American Tune』という曲を知りました。
初めて聴いた時のショックは、落雷を受けて全身の毛が総立ちした様な感じでした

。
曲は聞こえて来ても、歌詞までは分からない。
どんなに食い入って聴いても、♪ふにゃらら~、ふにゃららら~♪としか聞こえてこなくて、歌詞の意味なんて理解不能(...その程度の英語力です)だったのですが、どういう訳か、満月の心のポケットにスッポリと入っちゃったんです。
そんな満月も就職し、社会にもまれまくった時期がありました。
長いものに巻かれ、がんじがらめな日々。
理不尽な事にも、モノが言えない日々。
毎日毎日、『疲れたぁ~』しか言葉が出ない生活の中、安月給を工面してローンを組み、やっと買ったラジカセで、聴きたくなるのは決まってこの曲でした。
繰り返し繰り返し聴いては、溜め息をつき、一息をつき...そんな風にして、多分一番聴いた曲だと思います。
意味も分からないのに、こんなに聴きたいこの曲の詩の意味は何?
その頃は、そうは思っていても、仕事に行って帰って来る、行って帰って来る....の繰り返し。その上、PAUL SIMONの曲は、全部友達からコピーしてもらって聴いていたので、ライナーも読んでいませんでした。
月日は流れて...結婚して出産して、子育てに追われる日々。
やっと、少しだけ一息つけるような時間が出来た時、改めて(初めて?)ゆっくりと歌詞をながめる事が出来ました。
Still,tomorrow's going to be another working day
And I'm trying to get some rest
That's all I'm trying to get some rest
それでも、相変わらずの明日はやって来るから
少し休みたいと思っているんだ
そう、ちょっと休みたいだけさ
(PAUL SIMONのアルバム『LIVE RHYMIN'』のライナーより)
これは、歌詞の一部です。
あの頃、意味も分からず聴いたこの曲の歌詞が、当時の日々の様子と重なっていたなんて。
繰り返し聴いたこの曲に、”どこか”で同調した満月は、そこに『癒し』を感じていたのかも知れません。
...驚きました。
でも、どちらかというと、嬉しい「驚き」です。
...気がつけて良かった、という感じの。
こんな事ってあるんですね。
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