エール(yell)は学生スポーツ試合などの応援で、まとまって発する声のこと。
さらに、本来エール送るチームに対して相手チームやその応援団との間で、互いにエールを送りあう儀式的なものをエール交換と呼ぶ。
中学野球では基本的に県大会になればエール交換が行われます。自チームと同じだけの健闘を祈り、また、健闘を称えるために試合後に行われます。
4年前の中体連県大会。
スタンドには(当時)一年生がいたのでが、何しろ初めてであり、突然のことで、相手応援団のエールに右往左往。
見るに見かねて、自称・元M商学園応援団長(写真右下のお方)がエールの交換の音頭をとってくれました。
もちろん、市内の大会ともなればエールの交換をしている姿を見たことはありません。
昨日のパンサーさんのコメントにもありましたが、先日の読売杯決勝戦後。
私にとっては突然の出来事。
バックネット裏本部席に挨拶に向かうとき、K陵の応援団(一・二年生)から「O中学校の北信越大会での健闘を祈ってぇ~フレー、フレー、O中」の声が挙がりました。
これは良い意味で予想だにしなかったことです。鳥肌ものでした。
もちろん、O中の健闘も祈念したい。
でも、それ以上に一・二年生の心遣い、気持ちがとてもうれしく思えました。
これがK陵野球部の伝統なのですよね。
伝統を受け継ぎ、新しいチームの伝統を作る一・二年生も頑張ろう。