野球小僧

奈良県立歴史民俗博物館 / 笑い飯

哲:あの僕らね、あの、奈良県から来てましてね、小学校も奈良県にいてたんですね。であの、遠足は県内多くって、で僕、行って覚えてんのがね、奈良県立歴史民族博物館いうとこやねん
西:あ、まじでか。俺も奈良県立歴史・・・民族なんとか博物館いったぞ
哲:え?覚えてる?
西:覚えてるがな
哲:お前あっこにな、なんか人間の等身大の人形があって、動いてあってやな、上からなんかその解説の音流れてあんねんな、ちょっとやってみようか
西:♬ぱ〜ぱ〜ぱ〜ぱ〜ぱ〜ぱ〜ぱ〜ぱぱぱ〜ぱ〜(喜多朗さんの「シルクロード」の曲)
哲:奈良時代の人々のくらし。この時代の人々は主に、野菜や魚を食べ、今のように肉を口にすることはありませんでした。食後はプリン。ヨーグルト、いちごにシロップのようなものがかかったものを飲食し、やはり、食後の一服は欠かせないもので・・・
西:ちょっとちょっとちょっと!途中からだいぶおかしいやないか、お前!
哲:なにがやねん
西:プリンとかヨーグルトとかよ!
哲:あ、あといちごにシロップがかかって・・・
西:しらんけどよお前!なんでそんなOLが風呂あがり食うもんばっか食うねんお前!時代考えろよお前

この「奈良県立歴史民俗博物館」は、2003年「第3回M-1グランプリ」決勝で披露した「伝説のネタ」と評されている、日本の漫才コンビ「笑い飯」のネタです。笑い飯は、西田幸治さん(ボケ・ツッコミ担当、立ち位置は左)と哲夫さん(本名:中西哲夫、ボケ・ツッコミ担当、立ち位置は右)の2人です。芸風はボケとツッコミが入れ替わる「ダブルボケ」漫才スタイルです。

さて、2020年は遠足や修学旅行が中止になったり、延期になったりと、準備したり楽しみにしていた子どもたちは残念な思いをしたりしています。例年の場合、中学校の修学旅行は全国的には5月が50.3%、6月が32.3%と定番でした。新型コロナウイルス感染拡大が収束しないなか、「二度とない機会だから、行かせてやりたい」という意見と「感染が怖いし、中止もやむを得ない」という意見で、正解というものはないと思います。

文部科学省は、「修学旅行は子どもたちにとってかけがえのない思い出であり、教育効果の高い活動なので、感染の拡散防止策を適切に講じた上で、ぜひ実施していただきたい」と、中止を決めた場合でも改めて実施を検討するよう求めています。

哲:違うねんアホ。まぁまぁそういうとこ見学いったらな、次の日授業で感想文発表せなあかんねん
西:なるほど。はい、先日いった、えー博物館、感想のある人
哲:はい
西:はい、変な挙げ方のお前
哲:はい。僕が一番良かったのは竪穴住居を見たとこです。あっこは今の家と違って瓦があんまりついていない・・・
西:お前どこ書いとんねん!そこ手や!どこ書いとんねん!俺発表したるわアホ
哲:よっしゃ発表ある者
西:はーい!
哲:はい、お前
西:えー先日の博物館の感想ですが、えー誰とはいいませんが、A君とBが、触ってはいけない
哲:やらしいなお前
西:J文式土器を・・・
哲:縄文式土器や!そこまでイニシャルトークせんでもええねんアホ

さてさて、新型コロナウイルスの影響で修学旅行の行き先が変更されたりしますが、遠くに行くだけがいいとは思いません。そんな中で、長野県木曽町の木曽町中学校三年生は当初、2020年4月に京都・奈良への修学旅行を2泊で予定していましたが、10月11日と12日、タクシーで木曽の地を巡る修学旅行を1泊2日で実施しました。

初日は2クラス56人が14班にわかれ、班ごとに組み立てたプランに沿って地元の魅力を体感しながら、宿泊する下伊那郡阿智村にある昼神温泉(中日ドラゴンズの選手会納会でもおなじみ)を目指しました。

行き先は自然湖(王滝村)や寝覚の床(上松町)など。巡る順序は各班いろいろだったものの「開田高原アイスクリーム工房」では多くの班が行き、「ここは重要な場所」と笑いながらアイスクリームを味わったそうです。

生徒は、「先生方や関係者が修学旅行の機会を作ってくれた」と感謝し、「自分たちが住んでいる『基礎』である『木曽』を楽しみたい」と出発時に語っていました。

修学旅行は、明治時代に文部省が軍事教育の一環として「行軍」を推奨したことが起源のようです。ただし、単なる軍事訓練ではなく、史跡や地形、植物・鉱物の学習など「学術研究」の側面を含めたものでした。その後、中断された時期もありましたが、戦後の早い時期から復活し、交通網の整備が進み、全国的に広がっていきました。そして、旅行会社などが参入し、現在の姿に近いものとなってきました。一方で、重要視されてきた「学術研究」という目的は薄れてきているようです。

テーマパークとかに行って、友達と楽しい想い出をつくるのいいとは思います。観光名所を巡るのもいいとは思います。

でも、木曽町中学校のように、生徒が自分たちの生まれ育った地元に対しての好奇心や歴史などへの関心、また思考力、創造力を高めるいい機会として、何か取り組めるようにしてあげるのも、教育の一つではないでしょうか。

■外出の際は、手洗い、咳エチケット等の感染対策や、「3つの密」の回避を心掛けましょう。
■新型コロナウイルス感染対応を呼び掛けている場所やお店などがある場合は、指示にしたがいましょう。
■お出かけの際は、各施設、イベントの公式ホームページで最新の情報を確認しましょう。

私のブログにお越しいただいてありがとうございます。また、明日、ここで、お会いしましょう。

コメント一覧

まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。

こういう取り組みは本当にいいと思います。きっと、大人になってからも地元を大事にしてくれると思います。

これも一つの形でしょうね。

たとえ、短い旅程でも地元を見つめることで、自分の将来、地元の将来について考える上でも貴重な機会になると思います。
eco坊主
おはようございます。

我が県の三朝中学校でも地元の旅館に泊まって鳥取砂丘などを巡ってという修学旅行が実施されたことがニュースで報道されました。当初は東京への修学旅行だったらしいのですが件の影響で変更して楽しんだとのことです。そして行先は生徒の投票で決定したとか。
修学旅行のテーマは
GoTo修学旅行~ソーシャルディスタンスだけど私たちの郷土愛は密!~
いいですよね~生徒たちにはいい思い出になったと思います。


感謝の気持ちを常に抱き事実を見つめて冷静な言動をしながら「今」を生きます。
ここにお越しの皆様もどうかお気をつけください。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

最新の画像もっと見る

最近の「名言・迷言」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事