しかも、同じ塩尻市内のチームですから、相手チームに「やりやすい相手」という印象を持たれるのが怖いものです。
しかし、一方で、個人的にはこのタイミングで、この大会で負けていて良かったと考えています。
R小野ク戦、Oク戦共に内容的に完敗。
同じコンディションですから、それを理由にはできません。
実はこの新チームになってから、公式戦での「本当の意味での敗戦」はこの試合が初めてになります。
読売杯と軟連夏季大会は三年生がいるチームとの試合で二敗。
これ以外はここまでありませんでした。そもそも、公式戦自体が少ないのですが。
ですから、ここまで、自分たちの実力と結果をはき違えて来ていたと思えるくらいでした。
それが「気の緩み」となり「謙虚さを忘れる」ということに繋がっていたのです。慢心ですよね。
これが例え練習試合で負けていても「練習試合だから、まあ、いいか」みたいな気持ちでいたかもしれません。
公式戦で負けたこと。真剣勝負の場で負けたことに意味があると考えます。
「弱いから負けた」
この事実を正面から受け止めることから始めなければなりません。
それが真剣勝負での大会だからこそ、キチンとした形で受け止めなければなりません。
野球では滅多にありませんが、サッカーでは勝ち負けに関係なく試合後のインタビューをTVで放映されます。
質問などに答えながら試合を振り返り、自己分析して、次へ繋げるための目標を明確にしています。
そうすることによって、ミスや敗因を強く記憶にとどめ、弱点を克服する方法や次に勝つための戦術などについて、質の高いイメージを持つことができるそうです。
先日の柔道 全日本実業個人選手権女子準決勝で負け、三位に終わった、ロンドンオリンピック金メダルの松本薫は試合後に、こうコメントしています。
「悔しさはあるけど、また強くなれるという嬉しさがある」
「これでもうチャンピオンじゃないから楽になる。ここがスタート」
まさしく、このとおりなのですよね。
本当の意味で自分の弱さを知ること。
そして、ここから「本当の強さ」をスタートさせること。
勝ったことなんか、いつまでも覚えていなくてもいい。
そんなの、試合が終わったら、さっさと忘れるくらいがいいのです。
逆に決して忘れてはいけないのは負けた試合なのです。
コメント一覧
まっくろくろすけ
まっくろくろすけ
パンサー
eco坊主
最新の画像もっと見る
最近の「中学野球」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事