「走れウマ娘」は2018年10月13日にリリースされた「走れウマ娘/ぱかチューブっ！ですが、何か？」に収録されている、ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」に出演している声優さん8人によるシングル楽曲です。作詞は池田謙吉さん、作曲は池田謙吉さんと前田伸夫さん。
おおもとの原曲は1970年7月5日にリリースされたソルティー･シュガーの2作目のシングル楽曲「走れコウタロー（作詞は池田謙吉さん、作曲は池田謙吉さんと前田伸夫さん、編曲は池田謙吉さん）」です。
ちなみに、もともとはバンドの練習などでの遅刻常習犯の山本厚太郎さんに対してメンバーが作った「はやし歌」で、サビしかなかったものの、実在する競走馬「コウタロー」がいたこともあり、競馬の歌として完成させています。
コウタロー
1962年～1966年に中央競馬に在籍し、通算66戦15勝。重賞を3勝（阪神3歳ステークス、阪神大賞典、愛知杯）し皐月賞や菊花賞、天皇賞など現在のGI（当時はGIなどの格付けがなく八大競走と呼ばれていた）にも出走している。ただし、日本ダービーには出走していない。八大競走での最高着順は1964年天皇賞･秋の3着
また、TVアニメ「みどりのマキバオー」のオープニングに使用された「走れマキバオー（1996年3月21日リリース/F･MAP（替え歌：大田一水さん、編曲：石川鷹彦さん））」でもカバー。歌詞は一部が原曲から変更され、「コウタロー」を「マキバオー」に差し替えられたりしています。
マキバオー（本名：うんこたれ蔵）
「週刊少年ジャンプ（集英社）」に1994年50号～1997年18号、1997年24号～1998年9号にかけて連載され、通算11戦5勝（？）。GIには5戦出走し、1996年東京優駿と1996年有馬記念で2勝
そして、この走れウマ娘の歌詞はコウタロー/マキバオーにあった歌詞を残しつつ、ウマ娘の世界観に合わせた歌詞に変更されています。
私は「ウマ娘」というゲームは知っており、TV CMも目にしたこともありますが、もちろん（？）、このゲームはやったことはありません。ただ、息子たちは以前やっていました（いまも続けているかどうかは不明）。
ちなみに、歌っている方は次の8人の方々。
和氣あず未さん/スペシャルウィーク
高野麻里佳さん/サイレンススズカ
Machicoさん/トウカイテイオー
上田瞳さん/ゴールドシップ
大空直美さん/タマモクロス
渡部優衣さん/ウイニングチケット
藤井ゆきよさん/駿川たづな
明坂聡美さん/実況の赤坂さん
ご存じの方も多いと思いますが、ウマ娘に登場するお馬さんは一部を除いて実在します。
スペシャルウィーク
主な勝ち鞍は1998年の東京優駿、1999年の天皇賞･春、天皇賞･秋、ジャパンカップ。テイエムオペラオーに記録を更新されるまで、当時の日本最高賞金獲得馬
サイレンススズカ
1997年のデビュー年はパッとしなかったものの、2年目初戦のバレンタインステークスから毎日王冠までGIの宝塚記念と重賞5勝を含む6連勝。最大の目標であった天皇賞･秋にてレース中に左手根骨粉砕骨折を発症、予後不良と診断され安楽死
トウカイテイオー
七冠馬シンボリルドルフの初年度産駒の一頭であり、日本調教馬として最初の国際G1競走優勝馬。1991年度JRA賞、最優秀4歳牡馬および最優秀父内国産馬、1993年度JRA賞特別賞受賞。 1995年、顕彰馬に選出。主な勝ち鞍は1991年皐月賞、東京優駿、1992年ジャパンカップ、1993年有馬記念などJRAG1、4勝。「皇帝」と称された父から連想して付けられた馬名より「帝王」、幾度もの骨折から復活の勝利を挙げた競走生活から「奇跡の名馬」とも呼ばれた
ゴールドシップ
2012年のJRA賞最優秀3歳牡馬。2012年の皐月賞、菊花賞、有馬記念、2013年と2014年の宝塚記念、2015年の天皇賞･春を制覇しGIを6勝、計13勝。阪神競馬場で8戦6勝と無類の強さを誇ったことから「阪神巧者」と呼ばれる
タマモクロス
1988年のJRA賞年度代表馬、JRA賞最優秀5歳以上牡馬、JRA賞最優秀父内国産馬。1987年から1988年にかけて天皇賞･春、宝塚記念、天皇賞･秋とGI3連勝を含む8連勝。「白い稲妻」と称された父のシービークロスになぞらえて「稲妻2世」や父同様に「白い稲妻」とも呼ばれた
ウイニングチケット
1993年の東京優駿優勝馬。クラシック三冠タイトルを分け合ったビワハヤヒデ（菊花賞）、ナリタタイシン（皐月賞）とともに「BNW」と呼ばれた。1993年の弥生賞（GII）、京都新聞杯（GII）。44歳の騎手柴田政人をダービージョッキーにした
駿川たづな（はやかわ たづな）
トレセン学園理事長秘書。ゲーム上ではナビゲーター。緑色の帽子を被り、緑色の制服を着用。一見おっとりとしているが、ウマ娘を見失わずに追走できるだけの脚力を有している。マルゼンスキーとは仲が良く飲み友達でもあるが、彼女の運転は苦手としている。
赤坂美聡（あかさか みさと）
トゥインクル･シリーズのレース実況を担当しているアナウンサー。漫画「シンデレラグレイ」にも登場。ゲーム内では声のみの登場だが、2022年5月以降は公式サイトにてビジュアルが掲載
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
おおもとの原曲は1970年7月5日にリリースされたソルティー･シュガーの2作目のシングル楽曲「走れコウタロー（作詞は池田謙吉さん、作曲は池田謙吉さんと前田伸夫さん、編曲は池田謙吉さん）」です。
ちなみに、もともとはバンドの練習などでの遅刻常習犯の山本厚太郎さんに対してメンバーが作った「はやし歌」で、サビしかなかったものの、実在する競走馬「コウタロー」がいたこともあり、競馬の歌として完成させています。
コウタロー
1962年～1966年に中央競馬に在籍し、通算66戦15勝。重賞を3勝（阪神3歳ステークス、阪神大賞典、愛知杯）し皐月賞や菊花賞、天皇賞など現在のGI（当時はGIなどの格付けがなく八大競走と呼ばれていた）にも出走している。ただし、日本ダービーには出走していない。八大競走での最高着順は1964年天皇賞･秋の3着
また、TVアニメ「みどりのマキバオー」のオープニングに使用された「走れマキバオー（1996年3月21日リリース/F･MAP（替え歌：大田一水さん、編曲：石川鷹彦さん））」でもカバー。歌詞は一部が原曲から変更され、「コウタロー」を「マキバオー」に差し替えられたりしています。
マキバオー（本名：うんこたれ蔵）
「週刊少年ジャンプ（集英社）」に1994年50号～1997年18号、1997年24号～1998年9号にかけて連載され、通算11戦5勝（？）。GIには5戦出走し、1996年東京優駿と1996年有馬記念で2勝
そして、この走れウマ娘の歌詞はコウタロー/マキバオーにあった歌詞を残しつつ、ウマ娘の世界観に合わせた歌詞に変更されています。
私は「ウマ娘」というゲームは知っており、TV CMも目にしたこともありますが、もちろん（？）、このゲームはやったことはありません。ただ、息子たちは以前やっていました（いまも続けているかどうかは不明）。
ちなみに、歌っている方は次の8人の方々。
和氣あず未さん/スペシャルウィーク
高野麻里佳さん/サイレンススズカ
Machicoさん/トウカイテイオー
上田瞳さん/ゴールドシップ
大空直美さん/タマモクロス
渡部優衣さん/ウイニングチケット
藤井ゆきよさん/駿川たづな
明坂聡美さん/実況の赤坂さん
ご存じの方も多いと思いますが、ウマ娘に登場するお馬さんは一部を除いて実在します。
スペシャルウィーク
主な勝ち鞍は1998年の東京優駿、1999年の天皇賞･春、天皇賞･秋、ジャパンカップ。テイエムオペラオーに記録を更新されるまで、当時の日本最高賞金獲得馬
サイレンススズカ
1997年のデビュー年はパッとしなかったものの、2年目初戦のバレンタインステークスから毎日王冠までGIの宝塚記念と重賞5勝を含む6連勝。最大の目標であった天皇賞･秋にてレース中に左手根骨粉砕骨折を発症、予後不良と診断され安楽死
トウカイテイオー
七冠馬シンボリルドルフの初年度産駒の一頭であり、日本調教馬として最初の国際G1競走優勝馬。1991年度JRA賞、最優秀4歳牡馬および最優秀父内国産馬、1993年度JRA賞特別賞受賞。 1995年、顕彰馬に選出。主な勝ち鞍は1991年皐月賞、東京優駿、1992年ジャパンカップ、1993年有馬記念などJRAG1、4勝。「皇帝」と称された父から連想して付けられた馬名より「帝王」、幾度もの骨折から復活の勝利を挙げた競走生活から「奇跡の名馬」とも呼ばれた
ゴールドシップ
2012年のJRA賞最優秀3歳牡馬。2012年の皐月賞、菊花賞、有馬記念、2013年と2014年の宝塚記念、2015年の天皇賞･春を制覇しGIを6勝、計13勝。阪神競馬場で8戦6勝と無類の強さを誇ったことから「阪神巧者」と呼ばれる
タマモクロス
1988年のJRA賞年度代表馬、JRA賞最優秀5歳以上牡馬、JRA賞最優秀父内国産馬。1987年から1988年にかけて天皇賞･春、宝塚記念、天皇賞･秋とGI3連勝を含む8連勝。「白い稲妻」と称された父のシービークロスになぞらえて「稲妻2世」や父同様に「白い稲妻」とも呼ばれた
ウイニングチケット
1993年の東京優駿優勝馬。クラシック三冠タイトルを分け合ったビワハヤヒデ（菊花賞）、ナリタタイシン（皐月賞）とともに「BNW」と呼ばれた。1993年の弥生賞（GII）、京都新聞杯（GII）。44歳の騎手柴田政人をダービージョッキーにした
駿川たづな（はやかわ たづな）
トレセン学園理事長秘書。ゲーム上ではナビゲーター。緑色の帽子を被り、緑色の制服を着用。一見おっとりとしているが、ウマ娘を見失わずに追走できるだけの脚力を有している。マルゼンスキーとは仲が良く飲み友達でもあるが、彼女の運転は苦手としている。
赤坂美聡（あかさか みさと）
トゥインクル･シリーズのレース実況を担当しているアナウンサー。漫画「シンデレラグレイ」にも登場。ゲーム内では声のみの登場だが、2022年5月以降は公式サイトにてビジュアルが掲載
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
