さくのブログ

ディズニーが大好きで、元々はディズニーブログとして書こうと思っていたのですが、すっかり日記みたいになってしまいました。

ぷらり立ち寄り 日本国有鉄道(国鉄) 日中線記念館 in福島県喜多方市熱塩町 2021.10.31

2021-10-31 16:10:22 | 福島県

鬼滅の刃の無限列車みたいでしょ

今日は衆議院議員選挙 当日は混むであろう、そして何があるかわからないので、期日前投票で終わらせておりました。
選挙だからと言って、特別 選挙選挙と特別イベントとはしていなく、終わっているし、まぁ出かけるかと。
そして、私に国土交通省の道路局から、交通勢調査なんてものが先日届いておりまして、
この調査日が平日は10/28 休日の調査は10/31ですとのことでしたので、
調査の役に立てるようにぷらっと出かけることにしました。

今日のぷらっとお出かけプランは、福島県喜多方市の日中線記念館。
と言っても、私も住まいは福島県の会津地方でございますので、左程遠くなく立ち寄れる場所でございます。



8:55くらいに到着しますと、来場者は私たちだけ。
なんか・・・・。和むというか、戦中の昭和の様な・・・
子供たちがシャツと短パンで走り回っていそうなイメージというか、
トトロに出てきそうな感じと言わればそんな感じもするし、
そんな所にタイムスリップしたかの様な場所でございます。
何か撮影に使われてよさそうですが、撮影された感じはない。なぜなら、誰か来ました~みたいなサインもポスターもありません。
ただただ、ひっそりとしております。


旧国鉄熱塩駅 日中線記念館

ここから右を見ますと



汽車が展示されております。
この汽車ね 柵に覆われてただ外観を見るだけじゃないんですよ。
中も見学できます。後ほど。


建物もね~
なんかすごいよね~
昭和初期らしいんだけど、昭和初期だからどこか大正ロマンというか、昭和後期の昭和レトロってよりかは、イメージは、大正ロマンですね。


このダルマストーブもねんきが入っており、風情あります。


木造の改札口
熱塩駅が、左から書いてあるので、戦後の昭和でしょうね。
帰宅して調べてみたら、稼働は開業 1938年8月18日 廃止 1984年4月1日と書いてあり、
1984年3月31日にありがとう日中線という列車を走らせて、翌日の4月1日に終了だったみたいです。
1938年昭和13年 1984年昭和59年
あれ??戦前開業なのに、看板の文字が・・・・と少々疑問にはなりますが、ま、戦後に看板だけは変えたのでしょうね。




改札を過ぎてからの外の右と左
ちょっと下に舗装された道があると思うのですが、そこがレール跡地の様です。
目の前の広場はベンチがちょこちょこっとあって、休憩にはいいかも。子供たちの遠足では絶対に使われそうな場所っぽい。




広場の方から見た右と左
建物が、本当に撮影のセットで作られてるでしょって感じの建物です。

外から駅に近づいてきて



この古時計が、丁度9時になり ボーンボーンとなり出しました。
和む~ 癒しです。






こちらの駅舎が現在の記念館となっております。


このガラスの扉も大正ロマンの引き戸です。


中に入ると、なんとも言えない空間。
ただただキレイ。絶対になくならないで欲しい建物だなって思いました。


休憩できるスペース。この座布団も、昭和チックな座布団です。
写真が沢山飾ってります。
私たちにはもはや懐かしいね~って感じはない、遠い昔の日本の様な写真として目に入ってきます。
座ると、景色がまたね~ 森というか昭和時代だよね・・・ ここ。
私が住んでるところもそんなにかわらないんだけど、やっぱりこんな素敵なガラス窓に囲まれて座っていると、
ちょっと違う時代に来たみたいになります。


コーヒーがありました。


100円でおかわりもいいですよって。
なんか、あったかい感じがする手書きの案内と、またこちらのコーヒーメーカーも昔だな~って思う様な機械。
こちらも壊れないほしい。


テレビもちゃんとブラウン管。これだけ有機ELの液晶テレビとかだったらやだもんね。



ちょっと奥に進みますと、

今度は、駅員さんたちが改札で見送りできる方の中へと来ました。


ここから、行く人帰って来る人を見ていたのですね。


記念館というだけあって、当時使用されていただろう道具や、その時の写真も沢山展示されてます。








当時停車していた駅の写真がありましたが、もちろん全部木造で古い 駅なの?という様な建物。
私が知っている今の喜多方駅もこんな木造だったんだ~って。
今は、レンガっぽい感じの駅になってます。


記念のスタンプがあったみたいだけど、持って行かれてしまった。
返して欲しいと訴えのお手紙があります。
持っていかれた人、お願いします。どうか返してください。
きっと、捕まえたりしないと思いますので、どうか返してください。
私は、ツイッターとかしてないけど、どなたかツイートしてもらいたいと願います。



記念切符がありました。100円です。
熱塩から喜多方いきの切符です。

今度は、汽車の展示の方に行ってみます。
先ほどの木造改札を出まして、

右の方に展示されております。
小さく見えますが、かなり大きいです。




すっごい迫力 これは、除雪列車だったのかな~って



頭の方


中に入ります。
ただ、列車の展示だけじゃなくて、中も見れるってのが大きいと思います。
たいていSLとかの展示物って、絶対に入れないだろう柵に囲まれて外観だけを楽しむ感じ。
若しくは、中を見れてもしっかりキレイに整われた感じのどっちか。
ここは、多分そのままなんだと思う。




こっちは、やっぱり運転手を作業用の列車っぽい。



今度は、乗客用列車の方へ


洗面所まである。
きっと向かいはトイレっぽいけど、そっちの扉は開かなかった。


この目に入ってきたのが、
鬼滅の刃の無限列車の様な絵図。
私は、鬼滅の刃をそもそも見てないし、映画も見てないのですが、
つい先日USJに行ってきて、鬼滅の刃のアトラクションに乗ってきたのです。
その時の映像にとっても似ていたので、もしやここが原作の発祥では?と思ったのです。
そういえば、福島県 同じく会津地方の芦ノ牧という温泉に大川壮ってところがあるのです。
そこに、作者がきて、このイメージが鬼滅の刃のイメージとなり、使われた場所があるって言われていたので、
もしや、ここも立ち寄ってくださったのでは?と思ってしまいました。




木のみの背もたれ 直角で痛そうだけど、しっかりした作り。手作りでニスも塗り込まれた様な木材。
とってもオシャレな椅子です。
ベンチの方も、やわらかい素材の生地で安っぽさは感じない。
昔の人が丹精込めて、縫い合わせてくれた椅子で、とても人の心が感じられる椅子です。




上の荷物置きも 大丈夫?っていう様な網ですが、支えの鉄の部分はしっかりしてそう。
やっぱり昔の物って、とってもいいよね。
こんなに月日が経ってるのに、全然雑さを感じさせません。


前席向かい合わせの椅子です。


熱塩と言えば豪雪地帯ですので、今もだけど、汽車が動いていた時も大変な極寒だったと思います。
そんな為の設備の暖房もしっかりしてそうだけど、絶対やけどしそうなやつです。


床は全部木の板。でも、こんなに月日が経ってもギシギシするところはない。
本当に昔の職人さんってすごいよね。
今は、全部機械とかでって、それが悪いってわけじゃなけど、昔の手作りも高いだろうけど、やっぱりいい物はいい物なんだと思う。


反対からの眺め


これはなんだろ??




つなぎ目


そして、これ
スイッチを押すとSLの音が流れるから、当時の情景が蘇りますって。
蘇るのは、そうなのかもしれないけど、私には蘇るという記憶がありませんで、SLの音だ~って、しみじみ感じでいました。

余談ですが、私は今は田舎に嫁いでおりますが、地元はれっきとした、会津若松の駅前の少々都会から嫁に行ってますので、
いろいろな懐かしい情景というやらは、すでに整備された会津若松市内で育っているため、よくわからないのですが、
夫は、おぉ~ ぉぉ~ってうんうんとうなずいているので、蘇っているのかもしれません。

しっかり見学もして、
少し広場のベンチで休憩してました。
こんな感じのところいいよねって。
なんか、すっごいいいよねって。




木の電信柱 しかもしっかりした木じゃない電信柱だ。


すっごいいい眺め。

紅葉のもっといい、ハイシーズンになったら、この辺ももっと素敵に色づくかな。



こんな木がありました。


昭和13年に開通記念として植えた桜の木なんだって。
・・・・てことは、1938年 今から83年前????
83年も経っているのに、これしか育ってないの?と率直な気持ち。
ですので、1000年桜とか何百年桜っていうのは、本当にすごいのですね。
木の伐採は考えてしまうわ。
一生懸命に育ってきた木を簡単に伐採はちょっと抵抗あるって思えてきちゃった。

ほんのちょっとの時間だったけど、少し心が和んで帰ることに。
その頃になると、車がチラチラっと来ました。
今日は、8:55に到着して、すでに記念館は開いていて、コーヒーの準備もされていたので、
早い時間の方がのんびりできそうです。

どうか、近くを通った際は、ぷらっと立ち寄りしてみてください。
違う時代にタイムスリップした感じを体験した感じになります。

では。










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