今月より院内誌の「輝」からも、セレクトして更新することになりました。
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7月号より

6月26日(金曜日)に毎年の恒例行事として行っている、“さなぶり”を行いました。
さなぶりは、「早苗(さなえ)振る舞い」が「さなぶり」になったと言われ、漢字も、早苗の御馳走(おもてなし)を意味する早苗饗と書きます。ちなみに、田植始めに行うのを「さおり」と言うらしいのですが私もこれについては初めて聞きました。
「さ」は田植もしくは田の神のことも意味し、「さなぶり」は神さまが昇天することを意味する「サノボリ」の転訛といわれているようです。それと実は地方ごとの呼称も色々で、私の知る「さなぶり」は東北や関東地方に多いとのこと。四国から九州では「さのぼり」と言い、北陸や中国地方では「シロミテ」という呼び名もあるようですね。この聞きなれない言葉、シロは植田でミテは完了とのこと。
この言葉から察すると、神様への感謝より仕事の終わりを表現しているようなので比較的最近出来た言葉のようであります。田植えを始める日のお祝「さおり」の語源を調べてみると、やはり「さ」は田植もしくは田の神のことで「おり」は、やはり降りてくることを意味するようです。神さまが降りてくる「さおり」をして、無事終えたら昇ってゆく「さなぶり」をする。
私が「さおり」を知らなかったように田植えでの神さまへの感謝は現代は薄れているようです。台風、竜巻、地震、液状化、ここ数年の天候を見ているとこれから見直されるべき風習かもしれませんね。
いつも同じように、毎年同じように、米や野菜がとれることが当たり前という考え方はこれからは通用しなくなるかもしれません。
自然に感謝しましょう。
神さまに感謝しましょう。
先祖様にも感謝しましょう。
「さなぶり」で、目に見えない存在に仲介されて我々はお互いの理解を深め助け合って生きてゆくべきではではないでしょうか。
この日は曇り空の中、お赤飯・お煮しめ・かしわ餅・蒸しパン・漬物・お好み焼き・ノンアルコールビールを堪能した後、サクランボの種飛ばし・長靴飛ばしをやりました。
急な催しだった為、景品は用意していなかったのですが、秋の収穫祭の予行練習ということで1位2位3位とブービー賞に飲み物をプレゼント。なんとサクランボの種飛ばし・長靴飛ばしの1位ダブル受賞は、入居されてるSさん。おめでとうございます。秋の本番でも今回の成績が出せることを祈っています。
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6月26日(金曜日)に毎年の恒例行事として行っている、“さなぶり”を行いました。
さなぶりは、「早苗(さなえ)振る舞い」が「さなぶり」になったと言われ、漢字も、早苗の御馳走(おもてなし)を意味する早苗饗と書きます。ちなみに、田植始めに行うのを「さおり」と言うらしいのですが私もこれについては初めて聞きました。
「さ」は田植もしくは田の神のことも意味し、「さなぶり」は神さまが昇天することを意味する「サノボリ」の転訛といわれているようです。それと実は地方ごとの呼称も色々で、私の知る「さなぶり」は東北や関東地方に多いとのこと。四国から九州では「さのぼり」と言い、北陸や中国地方では「シロミテ」という呼び名もあるようですね。この聞きなれない言葉、シロは植田でミテは完了とのこと。
この言葉から察すると、神様への感謝より仕事の終わりを表現しているようなので比較的最近出来た言葉のようであります。田植えを始める日のお祝「さおり」の語源を調べてみると、やはり「さ」は田植もしくは田の神のことで「おり」は、やはり降りてくることを意味するようです。神さまが降りてくる「さおり」をして、無事終えたら昇ってゆく「さなぶり」をする。
私が「さおり」を知らなかったように田植えでの神さまへの感謝は現代は薄れているようです。台風、竜巻、地震、液状化、ここ数年の天候を見ているとこれから見直されるべき風習かもしれませんね。
いつも同じように、毎年同じように、米や野菜がとれることが当たり前という考え方はこれからは通用しなくなるかもしれません。
自然に感謝しましょう。
神さまに感謝しましょう。
先祖様にも感謝しましょう。
「さなぶり」で、目に見えない存在に仲介されて我々はお互いの理解を深め助け合って生きてゆくべきではではないでしょうか。
この日は曇り空の中、お赤飯・お煮しめ・かしわ餅・蒸しパン・漬物・お好み焼き・ノンアルコールビールを堪能した後、サクランボの種飛ばし・長靴飛ばしをやりました。
急な催しだった為、景品は用意していなかったのですが、秋の収穫祭の予行練習ということで1位2位3位とブービー賞に飲み物をプレゼント。なんとサクランボの種飛ばし・長靴飛ばしの1位ダブル受賞は、入居されてるSさん。おめでとうございます。秋の本番でも今回の成績が出せることを祈っています。