

リストラティブヨガとは
「リストラティブヨガ」は、セラピー要素の強いヨガです。
思わず寝てしまうほど心地良いといわれるリストラティブヨガは、心身をリラックスさせ、ゆったりとした 時間を過ごすことができるでしょう。
【リストラティブヨガの特徴】
リストラティブヨガの「リストラティブ(restorative)」とは、 回復や修復を意味します。 リストラティブヨガは「プロップス」(補助道具)を使ってポーズを行うヨガです。
リストラティブヨガのポーズは、ほぼ横になって行うものが多く、 1ポーズにつき約20分など、長い時間をかけてホールドします。
「体が硬い」は全く関係ありません。妊婦やシニア世代にも安心して取り組むことができます。 心拍数と血圧を低下させ、神経系を鎮め、深いリラクゼーションという安らかな精神状態へと導いてくれます。


Re - tree リ・ツリー
第4会場『リ・フィールド』にはたくさんの木材が使用され、作品の展示や場内の改修が行われました。
その中で出た廃材は破棄されるのではなく、新たに作品として生まれ変わりました。
創造による再生の象徴として、このRe-treeは廃材のみで制作されています。




作業療法における造形活動
~OT造形教室~
作業療法(OT)は、作業活動を目的や手段として用いるリハビリテーシションです。OTで行う作業活動には、手工芸や農作業、運動など様々なものがあり、造形活動もその一つです。
『OT造形教室』では絵画などの造形活動を行い、その活動には非言語的な表現を多く含みます。言葉だけでは表現が難しいことも、作品や活動を通して表現できます。
こうした”自己表現”は、他者へのコミュニケーションの手段だけでなく、自己愛の肯定(自己受容や自尊心の獲得)を促します。
活動中は患者さんもスタッフも一人の表現者(アーティスト)として個人制作や共同制作を行います。
活動の最後にはその日の活動や作品について皆の前で語り合います。
そこでは、デザインや色へのこだわり、気分の変化などが話され、他者からの意見や感想を得ます。ある方は、活動前にはさえない表情でも、画用紙に色鉛筆で思い切り色を塗り、「気分がすっきりした。」と笑顔で話してくれます。
ヒトにとって多様な表現方法を持つことは、日常生活や心を豊かにします。
造形活動も含めた"非言語的な自己表現”は、現代社会を生きる私たちにとっても大切であり、必要なことであると感じています。




―袋田病院Artfesta2019『精神科病院によるアート的社会実践』―
開催日:2019年11月17日
袋田病院ホームページ・アートフェスタ2019
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