一人芝居旅日記

一人芝居の人権啓発活動や子育て講演をやっている福永宅司のブログです。子どもの学び館のスタッフ(千)も加わって書きます。

新学期の子どもたち

2009-01-20 17:43:14 | Weblog
 長期休み明けの子どもたちにはメンタル面で充分なケアが必要です。
特に「あの子とまた会わないといけない。」と憂鬱な子にとっては、長期休みで元気を取り戻したのにかかわらず、「また」が繰り返されるかもしれないからです。
「今年は違うぞ」といい風を吹かせるチャンスが休み明けであります。
先生を中心に「残りの三学期仲間といい時間にしようね。」とクラスの盛り上げてください。
先生方チェックしてください。
○子どもたちの表情を どの子も笑顔ですか
○集団の無視、冷やかな笑い ありませんか
子どもをめぐる事件がまた報道されています。危機感必要ですね。学校がぬくもりのある場所でありますように願っています。
私も今年も応援団としてがんばります。

専業主婦が年収一億のカリスマ大家さんに

2009-01-19 18:08:08 | Weblog
 今日朝のワイドショーで紹介していました。ダイヤモンド社から本も出ているそうです。
 こういう年収ですが質素で「大好きな仕事ができるのがぜいたく」と言われていました。
 専業主婦から、子どもを育てあげたのを機に職場へ。掃除関係の仕事から「住人の多い物件、そうでない物件に気づき、いつしか、古い物件を買い夫がリフォーム安く買い、安い家賃で貸し出すことを始める。」「大家となり、今では200件近い物件を自分の手でていねいにお手入れする大家さんに。」
 番組見ていて、好きなことを自分流に自然体にやっておられる姿に共感しました。また仕事に対する無駄が少ないことも見事です。
 子どもたちに職場体験授業としていろいろなキャリア教育がなされるようになりました。私は大切なことと思います。
 でもその原点は自分の大好きなことを探し出すことが必要ですよね。
それが仕事になれば、この方のように大好きな仕事ができるのがぜいたくといえるのでしょうね。
 子どもたちの適正 宝物 見つけてあげたいですね。

日本映画がおもしろい

2009-01-13 16:40:00 | Weblog
 私たちが小さかった頃から青春時代まで、日本映画斜陽の時代だったのかハリウッド映画におされていましたね。
 確かに日本映画は当時も名作もあったのでしょうが中には抽象的なものも多かったような気がして、逆にハリウッド映画には、はずれが少ないといった感覚がありました。実際観客動員数もハリウッド映画の方がまさっていました。
 寅さんだけが動員数では孤軍奮闘という時代でしたね。
それ以前、戦後テレビの波が押し寄せる以前は、黒澤明監督をはじめ名作を世界に発信していたのですが・・・。
 さて、近年は日本映画の方が観客を集めているようです。ハリウッド映画にはずれも出てきました。
最近見た「おくり人」「私は貝になりたい」「怪人二十面相」じんときたり、切なかったり、おもしろかったり、いいですね。
むずかしいことはさておいて、理屈抜きにその時間をたのしめます。昨日見た「怪人二十面相」は「おもしろかったあ。」と出口で何人も観客が言っていました。
 映画評論家に言わせたら今の日本映画も作品によってはいろいろ評価があるのでしょうが、我々レベルではおもしろいものが増えてきたと思います。
 だから今回の日本アカデミー賞の受賞作品を見るとけっこう見ているものが多いんですよね。どの作品が最優秀になるのかたのしみですし、全部にあげたくなるくらい愛着がありますね。
昨日見た「怪人二十面相」はあの「オールディーズ三丁目の夕日」のスタッフの映像で細かいところまで描写がすばらしかったですね。
映画は本当におもしろい。これからもわくわくするものを作ってもらいたいですね。

ダブル同窓会

2009-01-11 08:35:08 | Weblog
 昨日は大学の時の人形劇のサークルの同窓会がありました。ちょこちょこ会ってはいるのですが、中には何十年かぶりの人もいました。
 ところがその日、さあ会場へ行こうかという時に、三代目の卒業生が突然やってきまして、それこそ13年ぶりになるのですが、なつかしい再会です。
しかしあと何分で大学の同窓会が始まります。「みんなまたにしようか。」ということになりかけたのですが、店のマスターと大学のみなさんのご配慮で、「いっしょにどうぞ。」ということになりまして、一つの会場で私にとってはダブル同窓会になりました。
 子どもたちは口々に「5 6年はたのしかった。あの先生の言葉が、あの授業が今の自分に力をくれています。」なんてうれしいことを子どもたちといっても26歳になるのですが、そういってくれるのです。教師冥利につきますね。
 その横で私にとっては欠けがえのない素敵な仲間が再会を喜びあっています。
田舎の高校から出てきて、このサークルに入ってなかったらどんなに心細い学生生活だったかと思うと、このメンバーは私にとって宝物のような人たちです。きらきら輝いていていた日々かもしれません。
 考えたら、この活動が今の本職につながっているのですから、不思議なものです。
 話は変わりますが私がファンだった沢田研二さんのコンサートの放送が先日ありました。六十才の節目のコンサートでなつかしさでいっぱいになりました。
彼の曲で「いくつかの場面」という歌があります。
「いくつかの場面があったまぶたを閉じれば」、といって一人の人間が自分の人生を振り返る歌です。そしてその曲の下りにいつも心から離れない人にこういいます。「できるならもう一度ぼくの周りに集まってきて、やさしく肩たたき合い抱きしめてほしい」と。
 昨日はまさにそういう場面だったのかもしれません。実は私も今年50歳の節目の年になります。これから多くの人と出会うことでしょうが、過去に出会った人たちとの再会も機会を見てできたらなあと思います。
大切な人と本当にたくさん出会ってきましたから。

初仕事は城山中「君をいじめから守る」でスタート

2009-01-09 20:12:20 | Weblog
 昨年末、内藤朝雄さんの著書を読みました。
学校内のいじめの対策として、いじめられている子が訴えることのできる組織づくりや、同一集団の固定化からの流動、それが「しかと」「陰口」等のいじめからの脱却につながるなどの提言がありました。
わたしの演じる「君をいじめから守る」と照らしてみると重なるところがあり、この二点を意識しながら今日、あらためて演じてみました。
 いろいろな研究者の著書にも目を通し、いじめ、学力の二極化、自尊感情、不登校、発達障害の子どもたちについてのこと、等などさらに学んでいきたいものです。
 したがって今年はまずは図書館通い次に散歩それからやっぱり映画鑑賞。これを講演活動の合間に頻繁に取り入れたいものです。おっともうひとつ、我がホークスの応援も忘れてはなりませんな。