一人芝居旅日記

一人芝居の人権啓発活動や子育て講演をやっている福永宅司のブログです。子どもの学び館のスタッフ(千)も加わって書きます。

山椒大夫演じました

2011-10-07 20:09:24 | Weblog
 校区の西新小の読み聞かせの会で「山椒大夫」を演じました。
昼休みのショートの時間なので、前半後半、二部に分けて演じました。
今日は厨子王が太夫のもとから逃げ出して行き、安寿は絶命。
「さあ物語は厨子王の運命やいかに。今日はここまで。」
「えー。」
ということで来月予定の後編を「まちきれない。」の声にお応えして
今月中旬に。
みんな見入ってくれてたなあ。
子どもの権利条約があるこの時代。
なんて幸せなことか、こういう時代と比べると、子どもたちも
考えてくれています。

一斉授業と小集団学習では

2011-10-06 21:56:07 | Weblog
 今日は市内の小学校で国語の授業を見ました。
久しぶりの懐かしい顔ともご対面。
『学び合い』を知ってから、一斉学習の時間よりは、小集団でのディスカッションの方に
目がいきます。
三人集団で意見交流する場面が用意されていまして、どの子もこの時間は主人公になり
表情が明るく感じたのは私だけでしょうか。
小集団の話し合いはすごく定着していました。
この時間を増やして意見交流する人数も増やしたらどうなるでしょうか。。
三人での話し合いは板についていましたので、この子たち学級全体、立ち歩きオッケーで
意見交流すると実ににぎやかでいい時間になると思いました。厳しい子たちに光があたり、
一人も見捨てない学級になっていくでしょう。
そういう視点で見させていただきました。
先生方、お疲れさまでした。

高倉健さん新作 驚きの80歳

2011-10-05 20:42:25 | Weblog
 久しぶりの映画主演。
報道を見ると「お若い」
あんなかっこいい80歳がいるんですね。
ジムで運動も欠かしていないとのこと。
映画『幸せの黄色いハンカチ』のラストシーンが今でも忘れられませんね。
ヤクザ映画から新境地へ。次々と名作にかかわれてきました。
映画界の宝が再始動。
健さんがそれこそ健在なのに勇気づけられました。

五木寛之さん神田紅さんの講演に行きました

2011-10-02 16:15:48 | Weblog
 飲酒運転撲滅の連続講演。昨日は両人の講演でした。
五木寛之さん、過去にも講演を聴かせていただきましたし何冊も本も読んでいますが、またまた感動でした。
「今は鬱の時代。東日本の震災で悲しい事件を毎日見ていて、元気いっぱいにはなれない。鬱はエネルギーがまだある証拠。無気力ではないのだから。がんばれがんばれだけではなく、がんばれない時もある、その時は横にいていっしょに泣いてやることもできる、なにもできないが、それだけでいい時もある、仏教の慈悲の悲はまさにそれ。」
高度経済は終わり、頂上からこの国は斜陽へと向かう、落日の日々を過ごしている。どう降りていくかが問われるのでしょう。
「坂の上の雲を目指したが、頂上にたどりつくと雲はやはり遥か上、つかみようがない。」
講演はあっという間でした。弱者に対する限りないぬくもりが伝わってきました。
神田紅さんは、福岡運輸の創始者の人生を歯切れのよい講壇で語られました。
いい時間でした。幸せな気持ちで帰りました。
私自身の一人芝居もこうやって人を幸せにできるようにと願いました。