一人芝居旅日記

一人芝居の人権啓発活動や子育て講演をやっている福永宅司のブログです。子どもの学び館のスタッフ(千)も加わって書きます。

ドラゴン桜恐るべし

2007-08-29 18:48:12 | Weblog
 ひところ、テレビドラマで人気をはくした「ドラゴン桜」遅ればせながらコミックの方を読んでいます。
 実に、学習の仕方を原作者は研究されており、各教科の学びのコツが紹介されており、わが子ともりあがって読んでいます。
 さて、学び館夏の講習も今日で終わりました。集中力のある子は、かなりの量をこなしました。この努力はうらぎらないでしょう。結果となってかえってくるはずです。
 世の中は、内閣改造、佐賀北優勝、朝青龍と夏をにぎわしましたが、子どもたちにとってはどんな思いを胸に、二学期をむかえるのでしょう。
 元気な顔が校庭にもどってくることを願っています。

島根県初見参

2007-08-27 12:13:55 | Weblog
 土・日と島根県松江市八束に行きました。
36人乗りのプロペラ機で「揺れるかな。」と思いきや、天候もよかったせいか、快適でした。出雲空港着でホテルへと。
 島根県の講演は初めてで、気合いが入りました。12月は益田の方でも講演します。11月は高知県も行きますので、これで中国・四国地方は、全ておじゃますることになります。船や飛行機、列車と、まるで寅さんのような旅をしながらの一人芝居講演。いろいろな人とのであいと風景が元気づけてくれます。島根といえば石見銀山も行ってみたいものです。八束のみなさんありがとうございました。

佐賀北優勝パート2

2007-08-23 21:52:12 | Weblog
 福岡のローカル番組でも夕方は佐賀北の話題でもちきりでした。博多駅の様子、母校に帰るバスの中での様子など、地元ならではの放送でした。
 この人気の一つに地域の学校の優勝、おらが町のおらが子ども達の快挙という喜びがあるのではと思います。甲子園期間中も勉強をしている風景、かつて甲子園出場校によく見かけられた生徒達の風景を思い出した人もおおいことでしょう。
 わたしは、今日市内の野芥という所で講演しました。子ども達の育ちを地域でネットワークを結んでやっていこうという取り組みでした。講演のしょっぱなに佐賀北を例に取り、地域の教育力の復活について語りました。子ども達のさまざまな問題は、大人達の連帯、地域の教育力の復活が欠かせない要素だと思っています。
様々な事件は家庭の密室で起こっています。孤立化から連帯へ。
 子どもは多くの大人と出会うことから成長していくものだと思います。

佐賀北優勝

2007-08-22 17:34:21 | Weblog
 完全に、広陵ペース、野村投手の見事な投球。さすがの佐賀北もここまでかと思えた八回、球史に残る大逆転劇でした。同じ九州なので佐賀北を応援していたわけですが、終わってみると、野村投手や広陵にも心が動きました、本当にあと一歩で優勝だったですから。なにせそこまで一安打に押さえていたわけですから。
 それと観客が、佐賀北に応援している人が多かったですね。公立校で、延長再試合あり、甲子園で日に日に成長してきたので、古豪強豪の広陵より、どうしても応援してあげたいという心理なのでしょうか。だから、広陵も八回は球場の雰囲気にもおされたのかもしれない。
 そんなことを考えると、勝ち負けつくのが少し切ないですね。
両校におしみない拍手をおくりたいものです。

欽ちゃんがんばる

2007-08-21 21:14:44 | Weblog
 24時間テレビ、初代司会者の欽ちゃんがマラソンに挑戦し、多くの感動をあたえてくれました。
 団塊世代以降のわたしにとっては、欽ちゃんは常にブラウン管にいました。
コント55号、司会者、特に「スター誕生」では、合格しない出場者をはげましていましたね。阿久悠さんのコメントは味わいがありました。まさに「昭和」のひとこまです。
 さて、欽ちゃんと言えば、自分の憧れチャップリンにあうためにスイスの自宅を何度も訪問していた姿を覚えています。番組になっていましたね。
あきらめかけたその時、チャップリンに会えるのです。喜劇王どうしのご対面。
 そういう思い出がうかびました。時は流れます。ブラウン管をにぎわす人たちの人生を見ながら、視聴者も自分の時の流れを感じるものなのでしょう。

報道のバランスについて

2007-08-19 20:17:08 | Weblog
 自尊感情という言葉があります。簡単に言うと自分が好きとか自分を誇りに思えるとか教育現場では頻繁に聞く大切な概念です。
自分を誇れる子は他者の痛みに敏感であるはずです。
 それと同じようにこの国で起きている出来事が、切ない暗いものばかりなら、子ども達はこの社会を誇りに思えないでしょう。他国の痛みにも鈍感になるかもしれません。毎朝のワイドショーは、重たい報道が多いですね。でも、こつこつと真摯に生きている人たちも多い。そういう温かい出来事は24時間テレビなどで見られます。24時間凝縮されています。
 日常、勇気をあたえる人の生き方もバランスよく報道されることは大切な事だと思いますね。悲しい事件の多い中、どっこいひたむきに生きているよという出来事を知りたいものです。子ども達に勇気をあたえるメッセージをメディアには期待したいものです。

九州旋風

2007-08-18 10:58:42 | Weblog
 昨日は長崎県大村市の先生方の研修会によんでいただきました。午後の講演でして、午前中地元の長崎日大が勝利したそうで、「おめでとうございます。」から話は始まりました。これが講演中の時間帯と試合がだぶっていたら気もそぞろですからね。よかった。
 それにしても九州勢ベスト8に三校が残りがんばっていますね。むかしは、福岡が負けると「今年の甲子園は終わり」なんてテレビも見なくなったものですが、最近は九州勢を続けて応援している自分がいますね。
 そういえば、人権教育の組織も九州で集まる事も多く、「九州は一つ共にがんばろう」という意識がありますね。ちなみに最近、宮崎・鹿児島に行くと「ホークスファンになりました。」なんて声もよく聞きます。宮崎のキャンプ地で巨人よりソフトバンクの方が観客が多いなんて、長嶋さんが監督のころからすれば、予想できませんでしたよね。
 ところでホークス、この高校生の勢いに便乗してもらいたいものです。この秋にはきっと心地よい風が吹くことを祈って。
「九州は一つ」大村の先生方お疲れ様でした。よい二学期になりますよう願っています。

千の風になって

2007-08-14 12:02:22 | Weblog
 今、この歌がはやり、テレビではドラマの挿入歌としてよく流れています。
2003年全国人権・同和教育研究大会の福岡大会のおり、わたしは、「命のブックトーク」の授業でこの「千の風」を紹介した事を思い出します。五年生の子達でしたが、10年ちょっとの人生の中でも彼らにもさまざまな別れがあり、この詩の意味を考えたものでした。
 昨日は、お墓参りに3カ所家族とまわりました。吹く風としてわたしたちをいつまでも包み込んでくれるのなら、さみしさも軽くなりそう。
そういう思いで、今年のお盆をむかえています。

仲間っていいなあ

2007-08-11 11:50:27 | Weblog
 9日【木】日教組主催第48回全国寄宿舎教職員大会によんでいただきました。
一人芝居「もも子」を演じました。都ホテルで全国から集まったみなさんが三日間の研修をされる。
 会場はS席から(前の席から)あっという間にうまりました。
通常、そういうケースは少ないので、感激、あとは、全力投球ということでした。
 昨日は、交流会に参加させて頂き、みなさん熱く語られていました。北海道から沖縄まで、本当に全国から仲間が集っているという感じで、二次会ももりあがっていました。子どもの事を語っている時の表情がみなさんあたたかい。
 独立してわたしはこういう会が久しいので、「仲間が多い。」ということは、元気につながるなあなんて思っていました。今日が研修のラストですね。がんばってください。

「ヤンママ子育て騒動記」のラストは

2007-08-06 20:23:11 | Weblog
 昨日は、福岡市の西市民センターで、留守家庭子ども会の指導員の方の研修会で「ヤンママ子育て騒動記」を演じました。この物語は、ふとしたことで知り合ったカメラマンたかしに子育てアドバイスを受けて、変わっていくシングルマザーのかずこのドラマです。ラストはこの二人が結ばれるという展開なのですが、「どつちがいいですか。」と講演後数人から意見を聞きますと、「結ばれてハッピーエンドいいですよ。」「いやあのままの展開であしながおじさん的存在でいてほしかった。」と半々でした。今後の検討課題ですね。みなさんの意見を聞くとおもしろい。
 さて、今年も「ヒロシマ」をおもいながら、平和の尊さをかみしめています。
ずっと戦後が続きますように。今、この時を決して「戦前」とよばせないように、僕らが子ども達に平和を遺産としてのこしていきたいものです。