土曜日の朝の占いで2号は最下位。しかもコメントがこう。
『集中力が続かず肝心な場面で大失敗。』
なんでこんな肝心な日に・・・いや~な予感。
見なきゃよかったと心の隅っこのほうに無理やり押し込めていたのに、
結果は見事的中。
1点リードして、4回からリリーフ登板。
長打2本で2失点で逆転。1回は投げ切ったものの当然降板となりました。
占いには続きがあって
『ラッキーパーソン:ピンチに強い友達』
そのすぐ後奮起したライトクンがどか~んと打ってくれて逆転。
さらにおそらく出番はもう少し後だっただろうと思っていたに違いないエース君が
頑張ってチームに勝利をもたらしてくれました。
シーソーゲームの上の粘り勝ちにチームは大興奮。
沸きに沸いていました。
でも、2号にとっては完全の敗北。
チームが勝ったからといって彼の投球がなくなるわけではありません。
『これが野球で高校へ行きたい奴の投球なのか。今後どう進学のことを考えていったらいいのか。』
試合会場から、うちまで父と2人で意見をぶつけ合いました。
迎えに行った車内で、
「どうだった?今日の投球内容」と聞いた時
「調子よかったんだけどな~。球が浮いちゃって。」
なんて言ってるので、
「まだ甘いこと言ってるの。
あなたは、野球で高校へ行きたいといった。
じゃあ、この大事な大会、貴重なチャンスで、あなたは何を準備してきたというの?
平日悔いのないように練習してきた?試合でベストになるように体調管理してきた?試合の前日だから早く寝るとか、慌てないように念入りに準備するとかやったの?
自分自身の心の中に聞いてみなさい。」
そしたら、その日はずっと黙り込んでいました。
技術を見てもらいたいなら、ワンチャンスをものにできるよう、ベストパフォーマンスが出来るよう、常日頃から準備していなければなりません。
勉強でもそう。
進学は結果が全てです。
もし、努力して、これ以上にない準備をして、やったけど相手の方が上手だった。
それだったら次の機会、別の場所でも頑張れるでしょう。
自分に納得できるから。
でもやらなくて、だめだったら、逃げることしかできません。欲しいものを手にすることは不可能です。
この結果2号はどう考えてくれるでしょう。受験までもう1年を切りました。
翌日は2回戦。相手は強豪Hさんです。
試合はこれまた取ったり取られたり
応援団も興奮したり、祈ったりで大変な盛り上がりだったのですが、
最終回さよなら負け。
試合に出てたみんなぼろ泣きでした。帰りのバスでもお通夜のよう・・・。
でも帰ってきて、ご飯食べてたらまだ元気が出来来たようで、帰りを惜しむように遅くまでコーチからノックを受けていました。
来週はまた出直し、敗者復活戦です。引きずらないようここで出し切らないとね。
2号はと言えば当然出番なし。裏方さんに徹していました。
後にぽつり
「みんな泣いてたけど、試合に出てないと泣けないね」と言ってました。
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