放映終了から一週間経ったので改めて。
#ちむどんどん反省会 なるハッシュタグが話題になるくらいに色々言われていたわけですが、超ご都合主義(ヒロインが大して努力してもいないのに周りが問題を解決してくれる)だの、主人公に成長が全然みられないだのといった批判は他所様に譲りたいと思います。
最終回でいきなり40年後、4兄妹が其々孫を連れてくる(長兄の「部(「倍」の誤字)にして返す」借金も、末妹の病気も全て解決)展開の後、ヒロインが再び高校生の姿でシークワーサーをかじるシーンになったところで、「あ、そうか夢オチか」と思ってしまいました。
もちろん解釈はご自由に、でしょうし、夢オチで片付けるのは脚本家や制作統括としてどうよ!と思うのですが、そう考えると色々ツメの甘い部分やら非現実的な展開やら、借金取りや暴力団の描写やらといったリアリティのない描写も、それほど読書好きでもない高校生の空想だと思えば、そんなものかと思えてしまった次第。
10月開始の『舞いあがれ』は今のところ丁寧な描写(というより、朝ドラ標準に戻った感が)で評判も悪くないようです。
変な方向に行かないことを祈りつつ。