オヤジのつぶやき

オヤジの経験を紹介します。

涼しく登れる甲武信ヶ岳日帰り登山千曲川源流コース往復  2,475m

2009-09-27 | 山歩き

 もっとも楽そうな信州側からにする。千曲川源流十文字コースで甲武信小屋1泊の予定だったが、千曲川源流遊歩道往復日帰りに変更する。このコースは距離が長くハードですが、沢沿いのため夏は涼しく登れるのでお勧めコースです。この山は甲州(山梨)、武蔵(埼玉)、信州(長野)の国(県)境にあるので甲武信ヶ岳と云う、名前も良い。

 朝、毛木平の大駐車場に到着した時には2台分のスペースしか無く盛大に込んでいる。後から来た人はどうしたかと思って、帰りに見たら駐車場外の草地に止めていたので駐車は何とかなりそう?。

 毛木平から沢づたいに行くとゆるい登りが主で、夏にも関わらず樹林帯の日陰と沢水のおかげで涼しく登れる。途中の渓谷美が涼しい。

 頂上は日は射しているけれど風が強く寒いぐらい、遠望は金峰山が見える程度でまずまず。さすが百名山の貫禄ですばらしい展望と密度の濃い山行を楽しむ。

 私にはかなりハイピッチで同行者にしごかれた、ほぼコースタイム通りでしたが抜いていったグループも多かった。いつものことだが朝が早く長距離の強行軍の為か疲れた。水は2L持って行きましたが涼しかったので1L程度の消費で済む。健康対策として良い運動を十分味わえ、ストレス解放も出来る。夏でも涼しいのでこれからの時期はお勧めです。2004年7月18日 天候:晴 同行者:1人 交通手段:車

さいたま市2am発、鴻巣3am、本庄IC-関越-佐久IC経由、毛木平7:00発、山頂11:00着、帰り、山頂11:40発、駐車場2:45着、3pm発

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富士山を楽に経済的に登る秘訣と高山病対策、呼吸方法 3,776m

2009-09-27 | 山歩き
いよいよ夏真っ盛り、富士山を狙っている人も多いと思います。私は山登りを始めて2年目に富士山に初めて登りました。事前に登り方を調べたので楽に登れましたが、後で色々な人に聞くと殆んどの人が高山病の影響を受けており、失敗している人も多い様なので意外に思いました。一度きりの経験ですが、ウソみたいに楽に安く登れたので楽に登る秘訣、安く行く方法等をご紹介しアドバイスと致します。


画像



 インターネットで調べると、富士山の寝床の評判は悪いようだ。特に河口湖口ルートはバスが殺到するのか混雑に輪をかけているようです。外人にも人気が高く限られた期間に世界中から登山客が集中するのだからどうしても評判が悪くなると思う。どの道評判が悪いのだから逆らわず、私のアドバイス通りにすれば初心者でも中高年者でも楽に経済的に登れると思います。

 まず、新宿朝発 1泊2日の激安バスツアー(10,800円から、https://www.clubgets.com/fujitozan/)で行くと安くてしかも楽。バスは中央高速を通り富士スバルラインを登り5合目の駐車場まで送ってくれる。バスにガイドはいない。駐車場から宿までは宿の人がペースメーカーとして案内してくれる。個人的に夜行強行軍で行くとペースがつかめず高度順応できないため高山病にかかる人が多いようだ。7合目と8合目の差額は払わなかったが、払った人も払わなかった我々も全員8合目の白雲荘まで連れて行かれた。宿に活発な女子従業員がいて人気を一身に集めていました。

 宿の寝床は狭くかつ蒸暑く、睡眠薬(短時間睡眠導入剤)を服用しても寝られなかった.。私は睡眠薬をもう一錠飲んで熟睡したが、同行者は暑さと、重度の睡眠時無呼吸症候群である私のいびきの被害で寝られなかったようだ。耳栓、アイマスクは必需品と思った方が良い。どちらも百円ショップで売っている。仮眠環境が劣悪なので睡眠薬は必需品と思うが、高山病と睡眠時無呼吸症候群に対して睡眠薬は良くないという事を後で知った。寝床は仰向けになれるが下側のベッドは窓が無く、段々暑くなるので布団をかぶらず早く寝てしまうこと。2階の窓は開けておいて欲しいが外気は相当冷たいので誰も開けないようだ。なお、夕食はスチレントレーのカレーで朝食として弁当を貰った。

 夜中に一度トイレに行くとベンチに座っている外国人親子がいる。外にも人が多いようで、岩陰で寝ている人もいるようだ。しかし外は寒いので雑魚寝でも外に比べれば天国です。交通手段は車で行ってもガソリン代、高速代がかかるので、1万円のバスの方が安全だし、宿、ペースメーカー、風呂も付くので絶対得だと思う。

 深夜午前1時半に宿の人が大声で起こしてくれた。2時にヘッドランプを付けて出発する。激安ツアーなのでガイドはつかないが、人の列について行くだけで頂上まで迷わない。頂上付近は相当渋滞したがご来光には何とか間に合った。行列が動かなくなるので早目に出発した方が良い。(最近は混雑が激しくなっているようでもっと早くスタートするらしい?。)

 高山病の予防としては、前日から十分に水分を補給すること(24時間以内に3Lとか4Lとか言われている)。宿までの登りは宿の人が高度順応のため、超スローペースで案内してくれる。ここで大事なのが呼吸の方法だ。息を吐くときに「ふっふっふー」と3回はくだけで呼吸量が多くなり酸素を十分摂取できる。意識して”フッフッフー”の連続で登ること。力を入れる必要はない。また登山中に十分な水分補給も必要とのこと。私は近いほうですが飲んでも発汗するため宿まで出ませんでしたし、途中に有料のトイレがあります。翌日、宿からの登りも混み超スローペースで登らざるを得ないのでペースメーカーは不要。

 役に立ったホームページ(「ふっふっふー」が紹介されている)http://3776.jp/taiken/taiken03-2.html
 このホームページを改めて読むと登山に失敗した例、成功事例が多いので大変参考になります。

 ツアーには若い女性が多かったので彼女が欲しい男性諸君にはチャンス(品行方正が絶対条件)。家族連れの子供もいた。なお、お鉢巡りは左回りに行くと良いそうだ、右回りだと恐い断崖の上に間違って入ってしまうらしい。左回りだとそこへ行く道に入らないようになるのが最後に解る。

 ”食べる酸素”は高山病にかかった同行者に差し上げたら少し元気になったが、お鉢めぐりには同行できなかった。私も”食べる酸素”を食べ、昨夜一睡も出来なかったもう一人の同行者と早足でお鉢巡りを廻ったが全く問題なかった。あとは”903プロジェクト”(乳酸を溜めにくくする飲料500ml、最近は売っていないので梅干等クエン酸食品が良さそう。)はまずかったので水を足していったが1本で充分。水はバスの中含めて合計2.5Lとゼリー飲料3本ぐらい。翌日お鉢巡りをしたのち走って降りてきたがもう一度登れそうな感じがした。ちなみに500mlの水は八合目、頂上で500円/本、五合目で200円/本。最近は下界で酸素入りの水を売っているが、飲むと目がくっきり見えるようになるので登山には効果があると思う。

 高山病に罹った同行者は帰りの風呂でやっと体調が元に戻ったと言っていた。私は常に水分補給とゼリー飲料でカロリー補給していたためか帰りの温泉で量ると体重が2kg増加していた。実はインターネットで色々調べて持って上がったが使わなかったものが多かったのでザックは同行者よりかなり重かった。用意が万全過ぎた感がある。

 睡眠時無呼吸症候群でかつ睡眠薬を倍も飲んでしまった私に高山病の症状は全く出なかったので、私の実践したことは間違いでは無いと思います。一番効果的だったと思うのが 『ふっふっふー』 です。高山病にかかった同行者はこの呼吸方をアドバイスしてもやらなかったようだ。この呼吸方法は一般的でないようだが理屈は(私が)常識的に考えれば十分適っていると思う。しかし何故かこの方法は一般に紹介されてない、3回も息を吐くと言うことで敬遠するのかバカにされるのでしょう。この呼吸方法が有効または無効だったと思う方はコメントください。

 もし天候が悪かったら‥天気の悪い時に登った報告を見ると悲惨なようです、天気の悪そうな時には絶対行かない工夫をして下さい。あと下山道は絶対間違わないこと。下山道はざらざらで滑りやすく慎重に降りていたら滑って仰向けに転び肘を擦りむいてしまった、走って降りてくるとかえって転ばず楽でした。

 2004年8月11、12日 同行者2人 ツアーバス利用 費用:10,800円+新宿までの交通費+昼食代2食+金剛棒代

 初心者、初めての方へ持ち物、装備のアドバイス:(登山に興味がある方でしたらできるだけ高機能で軽い(=高い)登山用の製品を揃えたほうが後々安く上がる。1回きりでしたら他のHPを研究し最悪の状況に対応できるよう工夫してください。)前に述べた持ち物の他、ザック(登山用35L程度がお勧め、ザックの内側に45Lのゴミ袋を広げその中に荷物を入れ防水対策をする、ザックカバーが役に立たないことがあるらしい。)、レインウェア(天気が悪い場合、上下セパレートタイプでないと悲惨らしい、ゴアテックス製品は高いが優れものなのでお勧め)、化繊のTシャツ(下着代わり)。長袖のシャツおよび長ズボンとパンツは登山用が良いが化繊なら濡れても乾きが早いでしょう(登山に綿の衣類は不適)。その他、薄手のフリース、登山靴、登山用ソックス、ゼリー状の膏薬、手袋、帽子、タオル、ヘッドランプ、芯を抜いたトイレットペーパー、ポリ袋、好みの食料、サングラス、キズテープ、ウェットティシュ、リップクリーム、日焼け止め、タオル等です。


 なお、私は登山用のステッキを購入して行き、尚且つ記念に金剛棒を五合目で買ったが金剛棒は後で役に立たず邪魔なだけ。私はLEKIのSIERRA PHOTO(写真一脚兼用スティック)を張り込んだ。しかし写真用としては長さが足りない場合がたまにあるし、一眼レフだとサスペンションが付いているので逆にミラーブレが治まらない。一脚兼用にするなら大きいカメラ屋で専用品を選んだ方が良いかも知れない。

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谷川岳西黒尾根登り、日帰り登山 標高差1,200m

2009-09-27 | 山歩き

 谷川岳に念願の西黒尾根から登りました。西黒尾根は日本三大急登の一つとのこと。 登山指導センターでは西黒尾根往復日帰りで届けたが、帰りは脚が痛くロープウェイになってしまった。天神尾根上部には雪田が残っており気持ち良い。天気さえ良ければ谷川岳は今が一番良い時期だと思います。2007年6月23日、単独、天候:快晴、交通手段:電車、群馬県

日本三大急登 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%B8%89%E5%A4%A7%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E5.B1.B1

 時期により臨時快速マリンブルーくじらなみ号熊谷6:20発(上野発高崎線始発電車と接続する)を利用すると始発電車より少し早く土合駅に着ける。青春18きっぷを利用すると安く行けます。 http://jres.jp/jres/season_train/index.html 但し土合駅は電車の本数が少ないので帰りは注意が必要です。

 前日、天気予報が良さそうなので仲間に声を掛けたが皆用事があるとのこと。一人だったら鈍行電車で行く谷川岳西黒尾根登りを思いつく。いつも西黒尾根を降る時とても登れないだろうと思っていた。日が長いし年齢を考えると今しかチャンスは残っていないと判断、帰りに谷川岳の地図を買ってくる。朝、高崎線始発電車に乗ると、やはり無理なのでやめようと二転三転しながら行く。水上で上越線に乗り換え、昨日買った地図を見ると降りと登りのコースタイムに大して差が無い。降りは何回か通っているので、これだったら登れると気を取り直し西黒尾根を登ることにする。

 雪田が心地良い

 天気は快晴なのでリフトで天神峠まで登り谷川岳のパノラマ写真を撮る手も良いのでまた迷ったが、登山指導センターに向かい水を貰う。西黒尾根往復はできっこないと思ったが半分冗談で西黒尾根往復と書いて登山カードを提出。西黒尾根を登りだすといきなりの急登、止めるならば今のうちと思いながら行くと意外に早く鉄塔広場に出た。この林間コースを通るのは何時も夕方なので暗いと思っていたが予想以上に明るい、逆に木の葉が日差しを遮ってくれ風が強めなので爽やか、道は悪いが気持ち良く登れる。但し足元ばかり見ていると木に頭をぶつけるので帽子の下にタオルを入れると少し効果がある。木漏れ日の急坂を、風の音、鳥のさえずり、新緑を楽しみながら登る。45分づつぐらいに早めに急斜面で休憩を取りながら登ったが毎回ちょっと先に平らな広場がある。

 この頃からやはり西黒尾根往復は出来そうにないのでオキノ耳は止めておき、それよりも天神尾根から田尻尾根を降りればロープウェイ代が浮くし、何と言ってもロープウェイに頼らない登山ができると考え出した。登山の計画は何時も同行者任せで考えたことは余り無い。単独の場合は歳を考えず何時も無謀気味な計画となってしまう。ちなみにロープウェイ代は往復2,000円、片道1,200円。

 谷川岳とマチガ沢

 西黒尾根はやはりハードだった、ゆっくり休みながら登っていくと時間が足りなくなりそう。巌剛新道分岐を過ぎ大分登った所で、12時半頃降りてきた同年代ぐらいの人にどこに泊まるのかと聞かれ、『日帰りです』と答えたら『そりゃ大変だ』と言われた。そんなに大変かな、時間がかなりかかっているので時間のことかなと焦り出す。後で考えて見れば日帰りで西黒尾根を登るのは無謀なのかも知れない。それからは休まず登ると足のあちこちが痛み出す、日差しも強烈だった。午前中はピーカン、段々山の上に雲がかかり出し、降りのロープウェイでは太陽がガスの中からかろうじて見えたが帰りの電車の中では西日が強かった。

 西黒尾根の様子

 西黒尾根上部でコースを間違えたらしい。胸の高さの岩を越えなくてはいけなくなった。岩の上部の突起は磨耗して光っているのであながち間違いではないかも知れない。5m程下の岩陰に分岐がありそうだが急傾斜のため少しでも高度を落としたくない、戻らずに岩に飛びつく。感じでは飛び上れると思ったが荷物を背負っているのを忘れていた。岩棚の端は腹の上の方にしかかからない。落ちて万一転がってしまうと命は無いかも知れない、後ろは沢の上部でいやな地形だったのが頭にあった。思いっきり腕に力を入れた途端、宙ぶらりんの右足ふくらはぎが攣ってしまった。これはまずいと思いながら必死に這い上がる、心臓が止まりそうな感じがするぐらい力をいれた。今日は覚悟してきたので膏薬を持ってきた、右ふくらはぎに膏薬を貼り、痛かった右膝にチューブ入りの膏薬を延ばす。この膏薬は効いたみたいだ。この場所は赤×を書くか、チェーンを付けて欲しい。こういう場合は少し戻ってコースを良く探した方が良いことを体感した。

危なかったのは手前の白い岩の向こう側下に隠れている岩で沢地形の起点になっている。


 一人で寂しく登れるかどうか不安なまま登ってきた、この出来事で俺も限界かなと弱気になった。時間と体力が残ってなさそうなので、トマノ耳も諦め分岐から天神尾根を降りようかと思い始めた。丁度その辺りから傾斜が緩くなったようだ、歩幅を狭くして登っている内に何時の間にか肩の小屋より上にいた。トマノ耳はもうすぐなので登ってしまう。これで長年の念願が叶ったし北アルプスの予行演習も出来た。トマノ耳からの展望は霞みがあるが遠くまで見える。上空には雲が出ていてオキノ耳や茂倉岳の方はなかなか日が射さない。おにぎり2個を食べ、写真をひとしきり撮り30分ほどで肩の小屋へ降りる。

 西黒尾根降りは無理だと思うので天神尾根から降りる。マチガ沢側の雪渓は少ない感じがしたが、肩の広場から天神尾根側の階段の辺りには雪渓がまだ200mぐらい残っている。ロープを頼りに降ると滑りやすいが岩道より楽だ、軽アイゼンは持ってきたがアイゼンを付けるほどでは無い。夏は非常に暑いので少し雪が残っている今の時期が最高だろう。

 両膝が痛い、後続に先に行ってもらいながら降りる。改めて天神尾根もこんなにハードだったかと思った。ロープウェイが5時までなので皆急いで降りている。途中、男の子が天神尾根の中程でストライキを起こして座り込んでいる。私がロープウェイ駅に着いたのが4時5分くらいなので、あのままではあの親子は到底ロープウェイに間に合わないだろう、またロープウェイの下を降りる体力も無いだろう。子供連れも多かったが十分な余裕を取ることが必要だ。谷川岳では何時も人のことには構っていられない。頂上付近で具合の悪そうな年配の女性もいた。なお、西黒尾根では子供連れを見たことはありません。

 ロープウェイ駅発バスの時間は4時27分と思い込んでいたら25分発で出発してしまった、次は最終の4時57分発。入口付近に登山カードのポストがあるので書いて出す。電車があるかも知れないので土合駅まで歩く。時刻表を見ると上りは最終6時22分、1時間以上待つと遅くなりそうなので駅前5時のバスに乗る。

 水を2L持ち、本日登りの標高差は約1,200m、約4時間半かかった。会社で7、8歳程若い人と話したら3時間で23人抜いて登ったとのこと、私は抜かれるばかりで一人も抜けなかった。途中、コース取りを誤り危うい場面もあったが、終わってみれば若干の余裕もあり何とか日帰りで登れた。残念なのは最後にロープウェイに頼ってしまったこと、もし田尻尾根を歩いて降りたら上り最終電車に間に合わなかったかも知れない。今度の目標は一ノ倉岳から茂倉岳、土樽までの縦走をやってみたい。いつも夏休みに白馬大雪渓を登ろうと言う話が起こるが標高差が1,600mあるらしい。後400m登れるだろうか。

 谷川岳は鎖場が多く岩や木を掴むことも多いので全身運動が出来る。これだけ歩いて、後で大喰いしなければダイエット間違いない。筋肉が鍛えらるのか腰痛も良くなる。但し谷川岳は楽々とは行かない、道がハードなので怪我をしないように注意が必要、日差しが強烈なので日除け対策も必要です。昨年西黒尾根を降りた時は駅の階段を降りるのが大変だったが、今回は膏薬のせいか幾分楽だった。

 西黒尾根の降り口でズックにビニールバッグ程度の装備の若者に西黒尾根を降りられますかと聞かれた、男だから大丈夫だと思うが谷川岳は天気が良くても、リュック、登山靴、軍手の装備は必要と思った方が良い。梅雨にも関わらず、このところ週末は天気が素晴らしい、天気予報の良い時はすかさず山に行き良い運動、景色を楽しむようお勧めいたします。

大宮5:39発、土合着8:30頃、バス8:38発、ロープウェイ駅8:45、登山口9:05発、鉄塔広場9:18、最初のクサリ場11:00、ラクダの背11:25、巌剛新道分岐11:37、氷河の跡12:50、ザンゲ岩1:05、トマノ耳1:30着、2:00発、天神ザンゲ岩2:30、天狗の溜り場2:50、避難小屋3:20、天神峠分岐3:50、田尻尾根分岐3:55、天神平駅4:05、土合口駅4:20、土合駅4:50、バス5:00発、水上発5:30、帰宅8:30頃



☆膝にこたえる急坂の田尻尾根降り

 登山を始めた7年程前に不整脈が出た。最近は心臓の辺りが痛い。2年ほど前に血液の流動調査をしたらドロドロで測定不能だった。今年、車中泊を2回ほどしたら左ふくらはぎが痛くなり、10分も歩けば左脹脛が痛くなるようになったので血液を改善する健康食品を1ケ月ほど飲んだら顔の脂性が直ったようだ、しかし薬が切れたら脂性は戻った。その他諸般の事情にかこつけて山から遠ざかっていたらストレスが溜まり込んでしまった。今夏はとても北アルプスへ行ける状態ではなかった。シルバーウィークは北アとも思っていたがぐずぐず過ごしていてイージーに思いついたのは谷川岳だった、何しろ始発電車に乗るだけで寝ていけるし1,321mまでロープウェイで登れる。2009年9月20日 単独、電車、下界晴

 関東平野は晴だったが、谷川岳は頂上に近づくにつれガスが濃くなり風が強く寒い。遠い台風の影響が及んでいた。天神尾根の紅葉は色づき始めの感じ、天神尾根から万太郎山方向への稜線を遠望するとわずかに見える稜線の北面は紅葉で燃え上がっているように見える。天神尾根の登りは行列が続きすれ違う降りの人が驚いている。

 朝、ロープウェイ駅で降りはどうしようかと考えた。もう西黒尾根降りは無理かも、とは思ったが西黒尾根ももう一度通りたいので最後の見納めにしようと片道きっぷを買った。しかし体力の衰えは急激に進んでいた。トマの耳で3時半の電車に乗ろうと10分でおにぎり1個を食べ西黒尾根を降り始める。しかし膝が持ちそうにないのですぐ天神尾根へ戻った。電車に間に合わそうと天神尾根をほとんど休まず降りると両膝が痛い。降りのロープウェイは1200円かかるので膝と時間、財布と相談しながら休まず降りる。田尻尾根分岐で先行の若者の団体が田尻尾根を降りたのでつられて田尻尾根に入りこんだ。

 田尻尾根を5分も降りるとロープウェイにすれば良かったと反省した。急坂の連続で両膝が痛い、休もうと思っても平らな場所など無い。膝痛用の靴の中敷は忘れてきた。途中で両膝に膏薬を塗りたくる。ヨレヨレで電車に間に合うどころか転んで遭難しそうだ。還暦過ぎたら田尻尾根降りもやめるべきと思う。通勤に往復1時間以上歩いているが平地をいくら歩いても山道のトレーニングにはならないことを悟った。

 田尻尾根を出てロープウェイ下の広い空間を、最初に谷川岳に来た時と同じく日差しを背中に浴びて下る。道は幾分楽になった、休まず降りるとロープウェイ駅下で何とか間に合いそう。途中でバスに追い越されたが歩きに歩いて何とか3時31分の電車に乗れた。間に合う時はギリギリ間に合っているのが3回目なので不思議なもんだと思ってしまう。

 大宮5:39発、土合着8:30、ロープウェイ駅着9am、天神平9:35発、最初のクサリ場10:10、避難小屋10:20、天狗の溜り場11am、トマノ耳12am着、12:10発、天神ザンゲ岩12:35、天狗の溜り場1:05、避難小屋1:35、天神峠分岐1:55、田尻尾根分岐2pm、、田尻尾根入口2:55、土合口駅下国道3:12、土合駅3:27頃、土合発3:31、帰宅7pm頃

2014年頃

 同年代の男2人女1人で高崎線始発電車で行きトマの耳まで天神尾根往復をした。男は口は回るが足が回らず一向に登れなかった。後でその動向者は心筋梗塞になりステントを2個入れた。同行者男女は都立大泉高校同級生で池上彰の噂話をしていたら前を歩いていた登山者が大泉高校出身ですかと聞いてきた。連中は大泉高校何期か後でクラス会で来たとのことだった。彼らは新幹線で来たとのこと、普通電車と大差なかった。降りは天神平駅前につく前に雨が降りだした。同行者が遅かったので最終バスで水上まで向かった。その頃は豪雨となり、途中はがけ崩れもあり、あんな凄い雨は始めての経験だった。結局、上越線は運休となったので水上まで行ったのは正解だった。翌年、土合駅まで行ったがロープウェイは運休だったので調べてから行った方が良い

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奥多摩へ車で高度を稼ぐ有間峠-ダムで可愛い狸に会える 1,142m

2009-09-27 | 山歩き

 前にこの峠を奥多摩へ楽に行ける無名の峠としてご紹介しましたが、昨年12月に正式に有間峠と名前が付いたようなので確認に行ってきました。麓の有間ダムで車中泊した所、夕食の支度中に狸が来ました。2007年6月16、7日、天候:晴、同行者:1人、交通手段:車

  新しい有間峠の標識がありました。6月16日、入梅したはずなのにこの青空。

 林道の路面は昔に比べ崩れた石が多く昔より荒れた感じ。峠に到着したのが夕方5時だったので近くの仁田山(1,211m)に登る。峠から直接登る山道は前回と同じく物凄い藪道で中腰で潜って行くほうが楽だったが真新しい踏跡もあった。前回は気付かなかった山頂標識がある。

 峠の俯瞰写真、右上の山道で仁田山に登れるが写真で見ると山道の下が崩れている。この崩れている場所上の山道からの景色は良かった。笹一本向こうは崖だと上でも判ったが、こうして見ると山道の下は空間みたいだ。

 埼玉県の飯能市から名栗方面に向かい有間ダム、名栗湖の横を通り広河原逆川林道を登って行くと峠に出る。昔は標識に”この地点の標高1,142m”と書いてあったが今は書かれていない。東日原は標高640mぐらいなので東京側から蕎麦粒山へ登るよりかなり楽であるが駐車スペースが狭いので売り込みたくは無いだろう。

 有間ダムの堰堤上で7時半頃、車中泊の晩飯仕度を始めたら狸と猫がやってきた。野良猫は人間と距離を取っているがたぬきは人を恐がらず、すぐ近くまで来てずっといる。ネコはタヌキより弱いらしくすぐ隣のキャンパーの方向へ去った。ムジナは火を付けたらいなくなったが火を消すとまた来る。食事を少し分けてあげる。食事が終わったカレーのトレーを草の上に置いてやるとくわえて道路の方へ去る、ゴミ処理の手間が減るけれど‥‥。狢がまた来たのでビスケットを投げてやると、再度くわえて道路の方へ去る。私はすぐトイレに向かったが、狸は私の右前を歩いている、追跡すれば住家が判ったかもしれない、山の麓に家族がいるのだろう。場所は有間ダムの堰堤上、入口から20m付近で道路照明の届く所です。夕方暗くなったら会えるでしょう、かわいいけれど化かされないように。月夜に行けば狸囃子がみられるでしょう。艶のある毛並みの良いむじなでした。

 名栗湖の管理事務所の先、山(右)側に水場が2ケ所ある。どこの水か忘れたが不純物が多いのがあった。管理事務所脇にはゲートがあり夜9時から翌朝6時まで通行出来ません。南岸が通行できたはずと行ってみたら崖崩れか通行止めでした。湖の反対側、棒ノ折山登山口にも水場があり近くに小さな駐車場がある。トイレは名栗湖の脇にある。林道入口から先にはトイレも売店もありません。

 翌日再び林道を登り、峠から日向沢の峰(ひなたざわのうら)まで登る。快晴の青い空に新緑が映え、風も涼しく登山日和でした。

 登山道入口では赤いマウンテンバイクが入山中置いてありました。らんたさんのブログに紹介して頂き、サイクリストが興味を持たれたようです。1,142m+蕎麦粒or川苔山かな?凄いですね。自転車でここまで来て山に登るのは楽ではないでしょうね。

 日向沢の峰では富士山が良く見えた。しかし空には気になるスジ雲がクロスしている。細い方の筋雲はすぐ流れて行ったが太い方は残っている。こういう何時までも同じ場所にあるスジ雲が出た後、数日後に関東地方のどこかで少し大きめの地震が起きるのが私の経験です。飛行機が2機飛んでいたけれど飛行機雲はすぐ消えていた、富士山斜め上の短いスジ雲は飛行機雲。

 日向沢の峰には方向標識はあるが、山頂標識が無いので登山者は殆んど通過してしまう。我々は汗を殆んどかいていないが、通り過ぎる登山者は皆疲れた表情をしている。いい運動してますね!。4月の紹介記事の写真の下に映っている白い標識板は無くなり、T字形の標識の根本が細くなり倒壊しそうな状態。日向沢の峰では野鳥の鳴声がうるさいぐらいでした。

 本当は蕎麦粒山まで行きたかったが同行者の体調を考え今日はここまでとする。有間峠からの道は地図上鎖線でそれなりに細く急ですべり易い所が何箇所かあるので気をつけてください。川苔山(川乗山)や蕎麦粒山、天目山までぐらいだったら楽に日帰り登山できます。

 日曜午後の川越の道路渋滞は酷かった、川越市内を通過せず、関越や圏央道が利用できる人は楽に来られるでしょう。ガソリン価格はいつもの川越のセルフスタンドで128円/L、川越は昔からガソリンが安いが川越の中でも一番安いと思う。

注、最近の気象変化で埼玉県の林道は殆ど通行止めになっている。行くなら十分通行状況を見てから言ってください

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山開前でも暑く半端じゃなかった武尊山 2,158m日帰り登山

2009-09-27 | 山歩き

 ガイドブックには書いてないが武尊神社の先へ行けそう、ボロ車なので行っちまえと行くと林道終点まで車で行ける、但し駐車スペースは狭い。事前の調査で沢沿いのコースは熊が出たと言う情報があったので林間コースを登る。手小屋沢避難小屋の上を通り尾根筋を登って行く。途中小さな雪渓を横切った。 日帰り登山。 無料カウンター

 山開き(当時は6月16日と記録していたがインターネットでは6月27日という記録もある)前でしたがかなり暑くバテました。インターネットで見ると2007年の山開きは6月5日または8日と出てくる、2001年は6月最終日曜日となっている。どうも山開きの日が水上側と片品側で違うようだ。山開きの日が早まっているのは温暖化が進んでいるためだろう。2004年6月5日 同行者1人 天候:晴 交通手段:車

 同行者は飲み物を凍らせてきたら、解けないので水分補給が出来ず相当バテた様だった。ペットボトルは全部凍らせてきてはダメです。

 頂上近くを喘ぎ喘ぎ登って行くと、沢登りをしてきた2人組が藪に阻まれ最期の苦労をしていたが登山道へ出てきた。頂上では360度の展望が得られ、連なる尾根や尖がった剣ケ峰等雄大な景色を楽しむ。この日は天気が良く沖武尊山頂上でも暑かった。

 頂上から剣ケ峰方向へ稜線を行く、視界が開けていて気持ちが良いが頂上も良く見えるので用を足しづらい、でも茂みもあります。剣ケ峰と下山口の分岐に着いた。剣が峰は勿体無いが時間が無くなりそうなので降りることにする。そこからの降りは急だった、土がえぐれている上に木の根を越して行くので同行者が苦労していた。こちらの沢コースは自信の無い人は使わない方が良いと思う。時々同行して頂く若い友人が、冬、こちら側から登ったが登れなかったと言っていた。

 やっと沢に着く。私は飲んだかどうか忘れましたが、同行者や同時に降りてきた単独登山者が旨そうに沢の水を飲んでいた。

 いつものことだが、駐車場に着くと車はほとんど残っていない、車中泊するらしい車がやってくる。同時に降りてきた単独者は武尊神社まで歩いていたが、随分時間がかかるだろう、乗せてあげれば良かった。

 上州の武尊山(ほたかやま)。いつも日帰り登山ですが、林道終点から標高差約1,000mは半端じゃ無かった。ハードな運動をしたい人には良い山でしょう。

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