オヤジのつぶやき

オヤジの経験を紹介します。

奥多摩へ車で高度を稼げる名も無い峠(有間峠)1,142m日帰り山歩き

2009-09-27 | 山歩き

☆日向沢の峰(1,356m)や蕎麦粒山(1,473m)に楽に登れる峠

  埼玉県の飯能市から名栗方面に向かい有間ダム、名栗湖の横を通り、林道広河原逆川線を登って行くと、(昔は)名も無い峠に出る。標識に『この地点の標高1,142m』と(昔は)書いてある。東日原は標高640mぐらいなので奥多摩の長沢背稜東端へは東京側から登るよりかなり楽。都心から車だったら東日原へ行くよりかえって距離が近いかも知れない。トイレは名栗湖の中程にある、また手前のさわらびの湯入口にもある。峠は路肩に何台か車が置けるので路駐で何とかなるだろう。天気が良ければ峠からの見晴らしは良い。   新しい標柱  昔の説明板 標高1,142mと書いてあった、2003年には板に赤ペンキは吹付けられておらず有馬峠の落書きもなかった。

 

 ☆奥多摩の山に楽に登れる名も無い峠 2003年12月13日  蕎麦粒山1,473m、日向沢の峰(ひなたざわのうら)1,356m 同行者1人 天候:晴

 峠からいきなり登山道に入ると、急な上、途中から道が不明瞭になり猛烈なヤブ漕ぎとなる。途中で林道と交差するので、広い林道を歩いてきて登山道に入った方が良い、そこからは道が明瞭になる。

 しばらく行くと送電線の鉄塔の下に出る。ここからは新宿の高層ビルや埼玉新都心のビル群、筑波山等関東平野が一望にできる。反対側はさくら湖や秩父市、遠くには雪をいただいた浅間山や谷川連峰等が見える。北方、目の前には武甲山が見える。  しばらく休んで尾根伝いに行く、昨日雪が降ったらしく薄っすらと雪が積もっている。途中で旧道の表示があり(現在旧道の標識は無くなっている。)道が右側に分岐して降っているが、真っ直ぐ登って行くと広い尾根道に出会う。

 尾根は東京側が幅広く伐採されており、雪が薄っすらと積もる陽だまりの尾根道を行くと非常に心地が良い。途中に地図上1,380mのピークがあり西面は急坂で雪が残っているので慎重に降りる。もう一つ先のピークを越すと、蕎麦粒山上の標識板が見え頂上直下の急登が始まる。

  頂上には岩がいくつかある。自転車を担いだ人が一気に上ってきた、どこから来たのですかと聞くと棒ノ折山から来たと言ってそのまま休まずに降りて行ってしまう。すごい馬力である。  食後しばらく梢越しに山を眺めていると、富士山が見えていることを同行者が発見、私は先ほどから梢越しに富士山のような雲かと思っていた  山頂を立ち、来た道を戻り始める。1,380mのピーク下の雪は消えておらず登りづらいがほとんどの尾根道の雪は日陰以外は消えていた。

  段々雲が広がってくる。今日は時間に余裕があるので日向沢の峰まで足を伸ばすことにする。日向沢の峰の直下はやはり雪が残っている。  日向沢の峰(ひなたざわのうら)南面は開けており遠くが良く見える。今朝峠で話した人が川苔山から戻ってきた。川乗山は人が一杯いたそうだ。

 日向沢の峰、登山道の途中で平らな場所が少なく明確な山頂標識がないため山頂とは感じにくい。展望が良いことを知らずにほとんどの人が通り過ぎてしまう、尾根道は見通しが悪いので展望を楽しんで行きましょう。

  6時さいたま市発(-有間林道-大名栗林道)-広河原逆川林道-9:20峠-鉄塔-分岐-蕎麦粒山11:30着12:30発-分岐-日向沢の峰-分岐-鉄塔-峠3:00着-逆川林道-さわらびの湯4:30発-さいたま市7pm着

 (この頃は広河原逆川林道入口に通行止の表示があったので左へ曲がり有間林道を行ったら棒ノ峰の手前まで行ってしまったようだ。工事中の作業員に通れないと言われ戻り違う分岐を行ったら今度は大名栗林道に入ってしまった。大名栗林道は草茫々で心細い、進むと崩れていてサスのへたった最低地上高 170mmのFR車にはきつかった。腹を擦りながら抜けるとなんとか広河原逆川林道に出られた。1年後の情報では大名栗林道は通れないようです。)

 

☆有間峠から行く川苔山 1,363m  2004年3月13日

  有間峠 (1,142m)から例によって奥多摩方面へ歩き出す。東京都の防火帯の尾根道に出たら左へ真っ直ぐ行くと日向沢の峰に着く。そこから降っていくとトンネルの上へ出る。秩父側も良く見える。川苔山は目の前に見えるがぐるっと左へ回り込んでいかなければならない。秩父側から行くとUPDOWNがあり距離が長いが、スタートの標高が高いので東京側から登るより楽だと思う。山頂の標識には川乗山と書かれている。   川苔山山頂

 

☆最近の峠の様子  2008年11月22日

 久しぶりに有間峠まで行って見ました。広河原逆川林道の下部は工事中で道幅が狭いし落葉で道幅が狭く道路が荒れた感じがするが登れました。有間峠まで来たついでに蕎麦粒山まで登りました。天気が良く梢越しに富士山が見えていましたがすっきりと見えないので日向沢の峰まで戻り富士山を見てきました。  頂上では川乗橋から棒杭尾根を登ってきたと言う63歳の男性に出会い、日向沢の峰まで一緒に歩きましたが私よりはるかに健脚でした。この人も以前、展望の良いことを知らずに日向沢の峰を通り過ぎてしまったと言っていた。

 なお、林道広河原逆川線は平日は工事のため通行止の場合があるらしい。2008年11月25日から12月19日まで通行止との看板が出ていた。

 道路情報http://www.pref.saitama.lg.jp/A06/BX01/ringyo/rindou/rindo.htm#lnk1  昔凍結していても登れたし、HPは通行止めとなっているが、凍結のため注意してくださいとの注意書きとなっている。責任は持てませんが通れると思います。通行止めとなっていても作業をやめて通してくれたこともあった。自己責任で行かれて通れたら教えてください。

有間峠紆余曲折の紹介 http://lantur.seesaa.net/article/20889017.html

               http://www.geocities.jp/blues1954j/shintouge3.html

 

☆有間峠から行く酉谷山 撤退 2005年9月18日

  酉谷山避難小屋に泊まる予定だったが装備が一部不備だった。寝袋を置いて正午まで行ける所まで行こうと出発する。例によって有間峠から奥多摩方面へ歩き出す。広い尾根道に出会い蕎麦粒山方面へ進む。蕎麦粒山から先の方は蜘蛛の巣を掃いながら進む。一杯水避難小屋に向け降って行くと水場がある、 水量はわずかなものだったと想う。 一杯水避難小屋から天目山は登らずに長沢背稜を酉谷山へ向けて歩く。 行き会う人は少ない。 ハナド岩を過ぎ少し行った所で12時になった。計画通りそこで昼食にし戻ることにする。帰りは蕎麦粒山を巻いて行くが道が段々不詳になってくるし暮れかけてきた。先に行ったペアが道が無くなったと戻ってきた。ちょうどその辺りに登り跡があるので登ると防火帯の尾根道に出られた。

  インターネットで調べると有間峠から酉谷山への記録は少ないようだ。今度は準備を十分にして行こう。

 その後、2014年頃、天目山を目指したが途中で時間切れとなり蕎麦粒山のだいぶ先から撤退した。蕎麦粒山の南の巻き道を利用しようと戻ると、東京では珍しく途中で荒れているので歩行危険とのことだったが無理やり歩いた。道が荒れている所で同行者は怒りだした、私はこういう道は好きでもう一人も好きと言っていた。蕎麦粒山を巻きスマホナビの地図上で尾根ルートと一番近そうな急斜面を登ると尾根道に出くわした。そこの岩の上で休んでいる老人に、どこまで行かれたか聞くと酉谷まで行ったとのこと。驚いていると3時から歩いていたとのこと。我々はさいたま7時頃だったので天目山も無理だった。その老人は若い頃山で友人を失ったと言っていた。

注、最近の気象変化で埼玉県の林道は殆ど通行止めになっている。行くなら十分通行状況を見てから言ってください

こちらも重要です。→あなたはGHQにより洗脳されたままです。

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