オヤジのつぶやき

オヤジの経験を紹介します。

奥多摩へ車で高度を稼ぐ有間峠-ダムで可愛い狸に会える 1,142m

2009-09-27 | 山歩き

 前にこの峠を奥多摩へ楽に行ける無名の峠としてご紹介しましたが、昨年12月に正式に有間峠と名前が付いたようなので確認に行ってきました。麓の有間ダムで車中泊した所、夕食の支度中に狸が来ました。2007年6月16、7日、天候:晴、同行者:1人、交通手段:車

  新しい有間峠の標識がありました。6月16日、入梅したはずなのにこの青空。

 林道の路面は昔に比べ崩れた石が多く昔より荒れた感じ。峠に到着したのが夕方5時だったので近くの仁田山(1,211m)に登る。峠から直接登る山道は前回と同じく物凄い藪道で中腰で潜って行くほうが楽だったが真新しい踏跡もあった。前回は気付かなかった山頂標識がある。

 峠の俯瞰写真、右上の山道で仁田山に登れるが写真で見ると山道の下が崩れている。この崩れている場所上の山道からの景色は良かった。笹一本向こうは崖だと上でも判ったが、こうして見ると山道の下は空間みたいだ。

 埼玉県の飯能市から名栗方面に向かい有間ダム、名栗湖の横を通り広河原逆川林道を登って行くと峠に出る。昔は標識に”この地点の標高1,142m”と書いてあったが今は書かれていない。東日原は標高640mぐらいなので東京側から蕎麦粒山へ登るよりかなり楽であるが駐車スペースが狭いので売り込みたくは無いだろう。

 有間ダムの堰堤上で7時半頃、車中泊の晩飯仕度を始めたら狸と猫がやってきた。野良猫は人間と距離を取っているがたぬきは人を恐がらず、すぐ近くまで来てずっといる。ネコはタヌキより弱いらしくすぐ隣のキャンパーの方向へ去った。ムジナは火を付けたらいなくなったが火を消すとまた来る。食事を少し分けてあげる。食事が終わったカレーのトレーを草の上に置いてやるとくわえて道路の方へ去る、ゴミ処理の手間が減るけれど‥‥。狢がまた来たのでビスケットを投げてやると、再度くわえて道路の方へ去る。私はすぐトイレに向かったが、狸は私の右前を歩いている、追跡すれば住家が判ったかもしれない、山の麓に家族がいるのだろう。場所は有間ダムの堰堤上、入口から20m付近で道路照明の届く所です。夕方暗くなったら会えるでしょう、かわいいけれど化かされないように。月夜に行けば狸囃子がみられるでしょう。艶のある毛並みの良いむじなでした。

 名栗湖の管理事務所の先、山(右)側に水場が2ケ所ある。どこの水か忘れたが不純物が多いのがあった。管理事務所脇にはゲートがあり夜9時から翌朝6時まで通行出来ません。南岸が通行できたはずと行ってみたら崖崩れか通行止めでした。湖の反対側、棒ノ折山登山口にも水場があり近くに小さな駐車場がある。トイレは名栗湖の脇にある。林道入口から先にはトイレも売店もありません。

 翌日再び林道を登り、峠から日向沢の峰(ひなたざわのうら)まで登る。快晴の青い空に新緑が映え、風も涼しく登山日和でした。

 登山道入口では赤いマウンテンバイクが入山中置いてありました。らんたさんのブログに紹介して頂き、サイクリストが興味を持たれたようです。1,142m+蕎麦粒or川苔山かな?凄いですね。自転車でここまで来て山に登るのは楽ではないでしょうね。

 日向沢の峰では富士山が良く見えた。しかし空には気になるスジ雲がクロスしている。細い方の筋雲はすぐ流れて行ったが太い方は残っている。こういう何時までも同じ場所にあるスジ雲が出た後、数日後に関東地方のどこかで少し大きめの地震が起きるのが私の経験です。飛行機が2機飛んでいたけれど飛行機雲はすぐ消えていた、富士山斜め上の短いスジ雲は飛行機雲。

 日向沢の峰には方向標識はあるが、山頂標識が無いので登山者は殆んど通過してしまう。我々は汗を殆んどかいていないが、通り過ぎる登山者は皆疲れた表情をしている。いい運動してますね!。4月の紹介記事の写真の下に映っている白い標識板は無くなり、T字形の標識の根本が細くなり倒壊しそうな状態。日向沢の峰では野鳥の鳴声がうるさいぐらいでした。

 本当は蕎麦粒山まで行きたかったが同行者の体調を考え今日はここまでとする。有間峠からの道は地図上鎖線でそれなりに細く急ですべり易い所が何箇所かあるので気をつけてください。川苔山(川乗山)や蕎麦粒山、天目山までぐらいだったら楽に日帰り登山できます。

 日曜午後の川越の道路渋滞は酷かった、川越市内を通過せず、関越や圏央道が利用できる人は楽に来られるでしょう。ガソリン価格はいつもの川越のセルフスタンドで128円/L、川越は昔からガソリンが安いが川越の中でも一番安いと思う。

注、最近の気象変化で埼玉県の林道は殆ど通行止めになっている。行くなら十分通行状況を見てから言ってください

こちらも重要です。→あなたはGHQにより洗脳されたままです。

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