アメリカ すべての軍人に新型コロナワクチンの接種義務化へ(8/10)
2021年8月10日
アメリカ政府は、すべての軍人に対して新型コロナウイルスのワクチン接種を義務づけることにしました。
これは、アメリカ国防総省が8月9日に発表しました。
それによりますと、新型コロナウイルスのデルタ株の感染者急増を踏まえ、9月中旬までに軍人のワクチン接種を義務化するということです。
また、ワクチンは現在、緊急使用許可に基づいて接種が行われていますが、FDA=アメリカ食品医薬品局の正式な承認が出た場合は、9月中旬を待たずに速やかに義務化するとしています。
オースティン国防長官は、国防総省の職員に対し「国を守るためには健康で準備の整った部隊が必要だ」とするメッセージを出し、接種の必要性を強調しました。
バイデン大統領は7月に、連邦政府の職員にワクチン接種か定期的な検査を義務づけると発表し、国防総省に対して、軍人への接種義務化も検討するよう指示していました。
国防総省の関係者によりますと、現在、軍人の73%が少なくとも1回、ワクチンを接種しているということですが、任務中は長期間、共同生活を送ることから、より踏み込んだ対応を求める声も上がっていました。
NHKより
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