１２日（土）の「ナカブロ」ですでにご案内しておりますが、
国内最高峰のSUPER GTとフォーミュラニッポンが同時に観戦できる
JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPが11月11日～13日に富士スピードウェイで開催され、
二日に分けて行われたGT300スプリントレースでは、
R&D SPORTのレガシィB4(山野哲也選手/佐々木孝太選手組)が
それぞれ見せ場を作りました。
シリーズ戦と異なり、100km(22周)のスプリントレースをスタンディングスタートで行う今大会。
12日に行われたレース1では、4番グリッドからスタートした佐々木孝太選手の
レガシィB4 GT300は、スタートでやや出遅れたもののオープニングラップの混戦の中で
すぐに順位を取り戻しました。サイドバイサイド、時には3ワイドといった好バトルを
次々と展開しながら、レガシィB4は8周目には表彰台圏内の3位にポジションアップしました。
しかしここまでのバトルの連続でタイヤを消耗したレガシィは、突然ペースダウン。
ピットインし、タイヤを交換してコースに復帰。14位でフィニッシュした。
13日に予選14位からのレース2をスタートした山野選手。
序盤に発生した接触により一旦ポジションを16位にまで下げましたが、
その後は激しい追い上げのレースを展開となりました。
レース終盤までに5位まで挽回すると、その後も果敢に前を行くマシンを追いつめました。
ベテランらしく様々なポイントで揺さぶりをかけて近づくきますが、
惜しくも追い抜きは叶わず5位フィニッシュ。
しかし最終ラップまで富士に集まったSUBARUファンを魅了する走りを見せてくれました。
山野選手は、「たくさんクルマを抜いて、気持ちいいレースができました。
今年は、クルマが大きく進化した年でした。
それを象徴するようなレースができたと思うし、
関係者の皆さんや応援してくれたファンの皆さんに心から感謝しています」と話しています。
そして、もうひとつ、来年に向け、Ｂｉｇニュースをお届け致します。
STIは、現在開発中の新型小型FRスポーツカー「SUBARU BRZ」をベースに
レーシングカーを製作し、2012年SUPER GTシリーズGT300クラスに
参戦する計画を推進中と発表いたしました。
スバルファンの期待に応えることを目的に、2009年より参戦している
LEGACY B4で培った BOXER・FRのノウハウを注ぎ込みR&D SPORTと
共に参戦する予定です。
詳細については、2012年東京オートサロンの会場で発表する準備をしています。
是非、お楽しみに
