てっちゃんの部屋(模型で見る鉄道車両)

小学校近くに一軒のプラモデル店があった。陳列ケースの高価な鉄道模型。子供のころの夢。大人になって集めた鉄道模型の紹介。

Nゲージ 国鉄キハ91系

2010年03月23日 | Weblog

キハ90系は、日本国有鉄道(国鉄)が新系列強力型気動車の試作車として設計・製造した急行形気動車である。定期列車としての運行開始後は、動力車が全て91形式を称したことからキハ91系と称された。1950年代から国鉄気動車の標準型エンジンとして使われていたDMH17系エンジンは、元々戦前に設計された150PSから180PS級の機関であり、標準型として採用後は重量の割に低出力であることが問題視されていた。1965年(昭和40年)には新型大出力エンジンの実現の目途が立ち、1966年(昭和41年)には新設計された2種類のエンジンを搭載する新系列気動車の試作が決定された。こうして開発されたのが本系列である。
性能試験は、当初房総西線で行われた。その後、名古屋に配属換えとなり、中央西線および篠ノ井線で、急行「しなの」として使用された。この試験結果を元に、キハ65形気動車や、キハ181系気動車が登場した。本系列は、キハ181系の特急「しなの」運転開始後も、中央西線で急行「きそ」として運行された。しかし、1973年7月の中央西線・篠ノ井線電化完成により、急行「きそ」は165系電車に置き換えられたため、中央西線系統での本系列による運用は終了となった。
本系列最後の運用の場となったのは高山本線で、急行「のりくら」のうち、名古屋 - 高山の1往復に充てられた。そして、1976年10月のダイヤ改正を待たず、同年9月3日を最後に運用を終了した。

模型は、マイクロエース社から発売された。



↑   キハ91-3


↑   キハ91-4


↑   キハ91-5


↑   キハ91-6


↑   キサロ90-6


↑   キハ91-7


↑   キハ91-8



2010.03.23 N-0017



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