てっちゃんの部屋(模型で見る鉄道車両)

小学校近くに一軒のプラモデル店があった。陳列ケースの高価な鉄道模型。子供のころの夢。大人になって集めた鉄道模型の紹介。

Nゲージ 阪急6300系

2010年03月14日 | Weblog
1975年から1978年までに2800系の置き換のため、当時の標準的な車両であった5300系の足回りを元に8両編成8本64両が製造された。
車体は片側2扉としたが2800系と異なり扉を両端に寄せ、側窓は2800系同様の2連式の一段下降窓として特急車としての風格を持たせた。車体寸法は阪急では最大となっており、車両限界の異なる神宝線と大阪市交通局堺筋線には入線することはできない。
前面形状は2200系をベースとするが、貫通扉から前照灯、尾灯・標識灯回りを飾り付きとして、他車と区別した。1976年に鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞した。それまでの阪急電車ではマルーン一色であった塗色が、2800系では屋根にクリームが塗られて登場した。当時はダサイ塗装と感じていたが、その他の系列にもこの塗り分けが広まるに連れ、良いデザインに感じられるようになったのは私だけであろうか?。2010年1月8日をもって京都本線の営業運用から一旦外れた。6351F、6352F、6353Fの4両編成3本が2009年4月2日より、改造を受けた上で嵐山線内普通として運行している。

模型は、カトーより発売されてから20年以上経過している。当初は、カトーでは珍しい塗装済みキットとして発売された。現在の製品は、運転台後方のマークも最新のタイプとなっている。当時のカトー製品で関西の私鉄車両が製造されるのは特筆ものであった。



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2010.03.14 N-0008


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