加東市議会議員・藤尾潔の出る杭日記

出ない杭は地面で腐食します。杭を打つ手も結構しびれているはず。
打たれないような杭では使い物になりません。

参議院選挙

2016-07-13 06:46:52 | Weblog
10日に参議院議員選挙があり、与党が過半数を占めました。
市政に携わっていると、とにかく民主党には苦労させられましたので
(安倍独裁とか、アベ政治を許さないとか言っていますけれど、民主党時代はこのように民主党の言うこと聞かないと予算つけない、なんてことを平気で言っていたわけでして。どちらが行儀悪いのかと。)個人としては与党に入れました。

◎アベノミクスが争点と言われていましたが、盛り上がらなかったという声も多かったですね。与党は現状を問えばいいので、野党が攻めきれなかったというところでしょうか。
まあ、基本線には昔の三党合意にもとづく「税と社会保障の一体改革」があるわけですし、現政権が福祉に手を抜いている訳ではない。(財源の範囲でやっているので、それで十分なのかは議論の余地があるとしても)増税延期にしても、野党が先に法案を出した訳なので、アベノミクス失敗と言っても歯切れが悪い。野党にとっては攻めづらいですね。(意図的にそう仕向けていたら、与党には相当な策士がいるのではないだろうか。)

◎ただ、今首相が述べていることは、福祉は必要なものは充実します、大規模な公共投資もします、増税は延期するけれども財政健全化の旗は下ろしません、アベノミクスのエンジンをふかしてデフレ脱却・経済成長が軌道に乗れば解決します という話だと思うのですが・・・凡庸な私には理解できない高度な経済政策により達成されるということですよね、信じる者は救われますよね。

※多分、経済政策の本当の争点は「何はともあれデフレ脱却」と「財政健全化も気にすべき」なんでしょう。私は後者に近いですが、世間では前者が強いのかなあ。

◎非常に凡庸な頭で考えると、日経平均株価のグラフ

を見ると、経済政策色々言ってみても結局中学公民の景気循環のグラフのままの気がしないでもないですが・・・なんとかなります、よね。
(とは言え2008-2012の低空飛行はすごい)
◎憲法関しては、野党にとって3分の2取られる危機感は相当なものがあったと思うのですが、現在そこまで話が進んでいないので国民にはピンと来なかったかも。憲法に関しては、冷静に国会で今後も話あわれた上で発議されるものだと思いますし、与党からもそのような声が上がっている訳ですから。

加古川言ったとき、岡田氏が「安倍晋三の改憲は許さない」と自民党草案をもとに批判していたが、あの案がそのまま発議されることはないと思うし、少し勇み足の気がしました。改憲勢力と良く言いますが、民進党も護憲なのでしょうか???
これからの議論を見守りたいですね。私も改憲の議論は否定しませんが、戦争は歓迎しないので。

   

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