ごんごんの  遍路のみちは一歩から 同行三人

リタイア後、近場のウォーキングで健康増進に努めています。年々歳々四国遍路が遠のきます。

花鳥風月 702 幼虫観察結果

2023-01-03 08:50:23 | 閑話徒然

百年は 花に宿りて すぐしてき  490 (大江匡房)

 

 

蝶の幼虫観察まとめ(2022)

 すっかり冬らしくなり、庭でも散歩コースに出てもチョウの姿を見つけられません。庭での見納めのチョウは28日のウラナミシジミとなりました。

 

 年が改まりましたので、2022年度の庭の幼虫観察の「まとめ」をします。

 庭では例年同様チョウの産卵や幼虫の観察ができましたが、卵の孵化や幼虫の成長には十分に至らず、例年のようにアゲハ類の蛹や羽化は見られませんでした。

 ブンタンに産卵のアゲハ

 ハギに産卵のウラナミシジミ

 

 アゲハ(4~10月)、キアゲハ(7~10月)、ルリタテハ(6~9月)以外には、クロアゲハ(5月)、キタキチョウ(4、9月)、ヤマトシジミ(4~10月)、ルリシジミ(5~6月、9月)、ツバメシジミ(4、6月)ウラナミシジミ(9月)など多くの種類が庭で産卵行為を繰り返しましたが、孵化して確認できた幼虫の種類は半分ほどでした。

 アゲハの交尾

 キタキチョウの交尾

 ベニシジミの交尾

 ルリシジミの交尾

 

 幼虫を観察できたのは、アゲハ、キアゲハ、ルリタテハの他、キタキチョウの4種にとどまりました。

 ハギの新梢にキタキチョウの卵

 キタキチョウの幼虫

 

 卵や幼虫は外敵の攻撃を受けて、最終齢の5齢を迎えるまでなかなか成長できません。以下の3種は終齢の5齢幼虫を確認できました。

 サンショウのアゲハ幼虫(9頭)

 ミツバのキアゲハ幼虫(2頭)

 ホトトギスのルリタテハ幼虫(9頭)

 

 蛹を確認できたのはルリタテハだけでしたし、羽化まで確認できたのもルリタテハのみになりました。

 前蛹

 蛹

 羽化

 

 年末の庭作業も寒波の襲来で、ほとんど手つかずに終わりました。アゲハやキアゲハの蛹を探すのは無駄なようです。

 

 

2023.1.3

コメント
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