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生きとし生けるものが幸せでありますように。

PCXニーグリップ化計画/備災活動その1

2018-11-22 13:27:13 | 日記

 今朝、起床すると小雨がしとしとと降っていました。そして何気なくスマホで天気を確認すると。

 う、げ。





 うげげげの、げ。





 という訳で、昨日またしても台風が発生していたとのことでした。
 今後の台風の進路に関しては、現在本州以南に展開している偏西風さんのご活躍に期待するとして……だが、しかし、得てしてこういう期待とは、実に簡単に裏切られる事が、間々ある事もまた事実です。

 なので私一個人として、これからは「災いに対して備える」ことを、楽しい一つの趣味として、積極的に活動して行こうかなと、そのように思った次第にございます。




 という事で今回は、備災活動計画第一段として我が愛車イーグレット号ことPCX JF81を、ニーグリップ仕様車へとお手軽改造してみました。

 んで、ニーグリップとは一体なんじゃらほい? 備災とバイクに何の関係があるんじゃい? と疑問に思われる方もいらっしゃると思いますので、ちょっと解説します。

 ニーグリップとは、バイクで安定走行するために両膝で(ニーで)車体をしっかり締め付ける(グリップする)基本的な乗車姿勢のことです。

 しかし大半のスクータータイプの二輪車は、構造的にニーグリップそのものが出来ません。

 走る。曲がる。止まる。こうした基本的なバイクの動きに対して、ただシートに座っている状態と、しっかり車体をニーグリップしている状態とでは、突然強風に曝されたり、地揺れに見まわれたりした時に、どちらが咄嗟の対応力に優れ、安全性が高いかなどは論を待たないでしょう。

 という事で、イーグレット号備災仕様化計画第一段、ニーグリップお手軽改造編です。

 で、まずはこのタナックス社製のシートフックを購入しました。





 そしてしっかり位置決めをした場所にフックをはめ込み、プライヤー等でガッチリ締め込みます。
 そこにバックの手提げ部分を咬ませたり、ゴムロープ等でしっかりテンションを掛ければ、あらあら不思議。













 あっという間に費用総額872円の、お手軽ニーグリップ仕様車の完成です(笑)。





 まあ、要するにシートとハンドルの間のスペースに、大きめのバッグを挟み込んだだけの簡単な工夫ですが、それでもいざニーグリップを強めに意識してその辺を走ってみると。

 「──あは! なんだこの人車一体感!!」

 と、私自身予想外の乗り味の変貌に、心の底からビックリしました。いやマジで(笑)。

 ちなみに今回使用したバッグですが、これはもう7、8年以上も前に、たしか、中野駅か高円寺駅の安売りワゴンセールで買った2、3千円の安物ビジネスバッグになります。
 今も現役で毎日使っていますけれど、もし樹脂製や金属製のガッチリしたバッグがあれば尚良しですね。

 でも、まあ普通ならそもそもスクーターにニーグリップなんか求めませんけれども、操作性の安定感が増し、その上積載量も増したという事で、今回の備災活動第一段としては大変満足のいったお手軽改造でした。


生きとし生けるものが幸せでありますように。


 230 拝