![P1260803 P1260803](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/01/b03fb108566672fc4ffd7611cdbcadef.jpg)
現在、ポートメッセ名古屋では、
国際航空宇宙展が行われています。
一 般向けのパブリックデーは本日(10/12)から、13(土)、14(日)です。この土日に行かれる方も多いと思いますので、見逃しがちな(マニアックな)ところを少しだけ紹介します。でもついつい長いです。全体や主要な見所は
国際航空宇宙展のホームページに情報があります。
アクセス 会場図
駐車場に面した北ゲートは開いていませんでした(土曜日がどうなるかはわかんないですが)。ですので平面駐車場からは丸くて目立つ1号館を目指さず、四角い2号館をぐるっと回ってください。
![P1260804 P1260804](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/99/442fe7c5ce97fec75098939dabdca153.jpg)
案内図が入り口に置いてあるので、忘れずに取りましょう。しかし笑ってしまうくらい細かいです。筆者は老眼鏡でも見づらいくらい…。
さてここからは、かなり偏った、自分が気になった展示のみを紹介します。決してこれは全体像ではありませんので(^_^;) 正味2時間の駆け足チェックでした。
では、まず、丸い1号館から。(内)は会場で配られている案内図での番号です。写真はクリックすると大きくなります。
![P1260807_4 P1260807_4](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/18/3a2463f4728a8455047056c738a42f2b.jpg)
![P1260808_6 P1260808_6](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/db/a1a7c04972b0d8e2d17442d56a2d016b.jpg)
愛知名古屋航空宇宙産業クラスター(1D-11)の中に金シャチ1号と、
NHKの番組で引っ張りだされていた金シャチがあります。
![P1260820 P1260820](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/2d/67367b729101c93f1cf1916ef9bf1dba.jpg)
メジャー所のJAXAのコーナー(真ん中 1A-22)に、
![P1260821 P1260821](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/8e/b3426cdbc0ed19ff08d934fb7dfa3824.jpg)
ソユーズがあるというのも、スペースシャトル以後の時代を感じます。
![P1260825_2 P1260825_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/9f/03e290b4d84a788f98ad89320ace7de2.jpg)
このかぐやの月球儀(微妙に違うけど)も
![P1260826 P1260826](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/10/d882081863c873e34521684705038562.jpg)
このイトカワの1/1000模型も名古屋市科学館にあるから、見なくって良くって(^_^;)。
![P1260828 P1260828](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/43/3223744a1650cabf6812cdd63638bf55.jpg)
ついつい、見てしまうのが、ロシアの宇宙服。左がロシアの船外、中央がアメリカの船外、右がロシアの船内です。
![P1260833 P1260833](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/ac/b4c76114817c3af0a4e16a0e28003556.jpg)
ロシア語表記はこうなんだって思ったり。
![P1260838 P1260838](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/52/774b6ad306412502ee18580e126a4a2d.jpg)
JAXAを離れると、今度はヨーロッパ・アリアンスペース(1A-22)。国際航空宇宙展です。
![P1260846 P1260846](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/ce/317ade543f6c99a2083adc8e2573a0da.jpg)
パンフレットの置き方一つ、おしゃれなイタリア(1A-07)。
![P1260847 P1260847](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/04/e3c0d241b6b8a9cdb03fe37cf9b7f4e7.jpg)
中央の主催者展示「宇宙」(1B-01)には、中川義通さんのペーパークラフト群。全体が空いてた今日でもこれだけ人気です。
![P1260856 P1260856](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/f9/12bd5fae9dee5d64bbc43253a9a1af89.jpg)
「こうのとり」に搭載されているIHI製(1A-24)の、i-Ball。上部のカメラ端子がUSBそのものです。
![P1260861 P1260861](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/2a/aa1c9ae87e337b7bd563a595b3277d9e.jpg)
同じくIHIのスペースデブリ計測器。まだ開発中とのことです。ぶつかって穴が開いたら、電気が通らなくなるのでわかるというシンプルな仕組み。何本断線したかで大きさもわかる。楽しみです。
![P1260864 P1260864](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/41/75f75787915c814b62638df2f61f9c3d.jpg)
さあ、では四角い3号館に移動。1号館から近い通路から行くとエアバス(3H-01)にぶつかります。
![P1260865 P1260865](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/a2/8a70c6c9ea121bf446127aad54402ad7.jpg)
ファーストクラスの室内まで作ってあるので、覗いてみましょう。
![P1260885 P1260885](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/f7/38580d7da95aecd530d48d08fbc0ea97.jpg)
これは日本飛行機株式会社ブース(3A-04、川崎重工のとなり)にあった、宇宙モノ二つ。回収カプセル用スプリングは科博でも展示されていました。
右の伸展マストは「かぐや」の磁場観測装置にも使われてます。係の方に頼むと動かしてくれます。すばらしい。
![P1260890 P1260890](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/d5/5eba5290dd863b5fe85f9c3584a892ec.jpg)
会場のあちこちで、H-II系のロケットやはやぶさを見かけるのですが、ここNTN株式会社(3C-16)は渋いです。
![P1260891_2 P1260891_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/35/40bfebbda275d676e2312a7aebba8f99.jpg)
「ここに使われています」ですよー。こういったひとつひとつの部品が大切なんですね。
![P1260893 P1260893](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/42/4722e01c6198ce6e373e626cb8854997.jpg)
美しい。。。
![P1260898 P1260898](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/d0/98325a09312952748131df31036e30fc.jpg)
小さくて目立たないブースにも、お宝が。このe2v社(3C-19)は、
ハッブル宇宙望遠鏡のWide Field Camera3のCCDを作った会社です。他にも今月のプラネタリウム「となりの太陽系」で取り上げている
ケプラー望遠鏡の
21個のCCDも。さらに
NASAのソーラーダイナミックオブザーバトリーも…。
![P1260897 P1260897](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/0f/ee118ebd6654daebede54ea0fa329fda.jpg)
そして、なにげなくテーブルに置いてあった、このCCDは、
ヨーロッパ宇宙機構のガイア計画に106個使われるCCDでした。
番外編。
![P1260903 P1260903](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/4f/821f8e87b7797a823c51cb261764b118.jpg)
童夢のコーナー(3B-33)にあった、フェラーリF430の
インテークマニホールド。
★ ★ ★ ★ ★
この国際航空宇宙展は、全体としては、家族連れで楽しむという雰囲気ではないですが、本物・プロ感覚に萌える方にはたまらないと思います。たった2時間の駆け足でもこれだけいろいろありますし、当方が不案内なので割愛した飛行機関係も、見る人が見れば興味深いものがたくさんあると思います。
上記でもし気になったものがあれば、(内)のブース番号からたどり着いてください。特に第1会場は丸いので、番号がわかってても迷いがちです。案内図に外周の柱番号があれば良いのになーって思いました。ご注意下さい。
★ ★ ★ ★ ★
![Ecobag Ecobag](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/8e/525a4a5de900e501ebb2b5607cc372fa.jpg)
愛知名古屋航空宇宙産業クラスター(1D-11)でもらえたエコバッグには、来年名古屋で行われる「第29回 宇宙技術および科学の国際シンポジウム」が、ドンと書いてあります。名古屋市科学館も何らかの形で、これに関わっていくことになります。お楽しみに。