濃厚三泊四日（マカオ観光編４）

のんびりした時間が流れています。

マカオタワーを見学した後、僕達が案内されたのが「コロアン・ビレッジ」です。
現在、マカオは大規模な開発が進んでいるのですが、コロアン島にあるこの村は自然がたくさん残っています。
ですので、昨日まで紹介してきたマカオとはかなり違った印象を受けましたね。

トップの写真の右側に写っている家をご覧下さい。
屋根から大木が飛び出ているのが分かりますでしょうか？
普通、こんな大きな木があったらこの場所を避けて家を建てるか、倒木してから家を立てるかのどちらかを選びますよね～。
でも、このような選択をしたという所が、この村の「土地柄」「文化」と言えるのかもしれませんね。

コロアン村から近い「コタイ地区」は現在、ホテル＆カジノの建設ラッシュです。
このため、建設に携る中国本土からの労働者が多いんですよ。
コロアン島の真向かいは、中国の広東省の珠海市になりますので、労働者達は船で通勤しています。


この労働者の皆さん、マカオから中国へ帰る際、必ずと言っていほどお酒＆タバコを持っています。
これは何故かと言いますとマカオは免税のため、お酒やタバコを安く購入できるので、マカオで購入した品を中国の一般価格より少し安い値段で知り合い等に売って稼ぎを得るわけです。
ガイドさんからこういう話を聞きながら村を散策していると、マカオにある「貧富の差」を感じましたね。。。

この村、お店も何軒かあるのですが、閑散としていました。
閉まっているお店もけっこうありましたし、開けていても店の奥で花札や麻雀に興じているお店もあるんですよ！！
これにはビックリしましたわ。


そんな独特の空気が流れているこの村に、大人気のお店があります。
それが「ロード・ストーンズ・ベーカリー」
マカオ名物のオーブンで焼いたエッグ・タルト発祥のお店なんですよ♪


お客さんの列が絶えることなく、エッグ・タルトが飛ぶように売れていってましたよ。
１人で１００個以上買う人も普通にいましたからね～。

その大人気のエッグ・タルトがこちら！
パイ生地はサクサクで、トロトロのカスタードクリームが程よい甘さでむっちゃ美味しい！！
これは人気になるのは当然だと思いましたね。
値段は１個・ＨＫ＄７ですから、１００円ちょっとになります。


こうしてマカオの様々な顔見ることが出来たオプショナルツアーも無事、終了。
僕達は宿泊先のホテルへ送り届けてもらうのでした。。。

【明日へつづく】