晩秋、紅葉も終わりか、長野の旅。
昔、関越自動車道しかない頃、長野へのスキー行でよく通った須玉から佐久へ抜ける道を辿ってみた。
南八ヶ岳は道の駅南きよさとで見つけたゴンドラで登る「花の森公園」へ。
南アルプス・富士山・八ヶ岳の眺望が楽しめる。
ゴンドラの案内人のおじさんのダジャレが面白くて、かみさんとふたりで受けていたら、調子に乗って連発してくれた。
同乗の子ども連れには少々かわいそうだったか。
昔行った、小諸懐古園。
ここでは紅葉がきれいでした。
そして布引観音、崖の岩間に仏閣が建造されているのは驚きだ。
階段の直登ルートしかなくて、COPDにはキツイこと。
日暮れに向かう田舎道をひた走り、別所温泉の知った道に出た。
病みつきになった三度目の別所温泉の宿は、今回は旅館花屋。
前回のかしわ屋本店に並ぶ老舗旅館だ。
夕食の時間を遅くして、男湯・女湯が入れ替わる前にひとっ風呂浴びます。
夕食は部屋食でした。
お酒は信州銘酒三種、純米吟醸佐久の花、喜久盛、夜明け前を飲みながら、一生懸命食べるのでした。
紅葉豆腐、旬菜盛り合わせ、零余子の糝薯松茸、鮮魚盛り合わせ、
松茸の茶碗蒸し、魳の豆腐巻繊焼、信州黒毛和牛のすきしゃぶ鍋、
しめの食事は長野産こしひかりの焼おにぎり雑炊
デザート
はなれの部屋は、広々として贅沢でした。
源泉かけ流しの内湯つきです。
大風呂温泉を楽しむに留まらず、チェックアウト前にも内湯温泉で暖まれるのは最高です。
朝食は食堂ですが、大正時代の造りを見事に残しています。
カフェの雰囲気もいい感じ、その脇には年代物のオルガン。
大正ロマンを感じる中で朝食です。
三宝柑の生ゼリーなんかもさっぱりと美味しいです。
内湯で暖まった後、車を置かせてもらって、周辺散策に向かいます。
ゆうべ部屋係の方がわざわざ地図に印してくれたポイントを散策です。
パンの美味しい店、「まるふじ」へ
食パンやら道中で食べる菓子パンやら買い込みます。
そして酒屋さん「栄屋」に辿り着き、土産の酒を買い込みます。
地元の直売所では、野菜やらリンゴやら買い込みまして。
ふたりで大荷物で、パン屋さんの隣に見つけたカフェ「まるげん」でお茶します。
てな具合で、今回は北向き観音、安楽寺、常楽寺などには寄らず、地元散策で別所温泉を後にしました。
こんな旅も一興かと。