長野から関西へのタフな旅の疲れも忘れ、かみさんと久し振りにナイター観戦に神宮球場へ出掛けた。
阪神・ヤクルト戦の観戦は本当に久し振り、首位と2位の戦いだ。
旧い応援バットを引っ張り出し、かみさんは矢野タオルを丁寧に畳んで、準備万端。
途中、「シブチカ」に寄って、『タラバガニ弁当』を手に入れ、神宮球場に向かった。
やはり、野球は屋外に限る。
甲子園でもそうだったが、暑い中でも、いい風が通るし、気持ちいい。
おまけに月までが、顔を出していた。
内野席3列目はグランドに近い!
選手たちのウォーミングアップを見ながら、弁当を食べる。
今日の先発投手の久保選手がストレッチなどしている。
向こうから歩いてくるのは、ひょうきんなブラゼル選手。
試合は、久保投手をリードする捕手藤井の安打から始まって、新井の3ラン本塁打などで、4対1と阪神が勝利した。
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応援の仕方もご無沙汰で、見よう見まねで何とかついて行くが、厳し~い。
もっと、通わねば。
面白かったのは、ヤクルト側の得点で、右側スタンドが「東京音頭」を唄う時、左側では「♪~ヨミウリ、くたばれ、ヨミウリ、くたばれ~♪」と合わせるのだ。
球場全体が「東京音頭」で盛り上がるようになっている。
嫌いなんですな、Gチームが。
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試合後は、球場周辺が大混雑なので、個性派が多い阪神ファンのグッズやファッションを暫しウォッチング。
子どもが引きずるキャスター付きスーツケースがタイガース仕様となっている。
折りたたみ式のクーラー・ボックスは、ピンクの阪神仕様だ。
極めつけは、ピンクに黒のピンストライプの生地に小さい虎マークがプリントされた浴衣を着た女性。
それだけでも驚きだが、足元を見ると、黄と黒のトラ柄の足袋を履いている。
そのトータル・非コーディネイトに、「すっ、凄い」と呟きながら二人違わず目で追っていた。
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汗だくのナイター観戦、タフな休日は続いている。