freefreaks

釣りとか柴犬とか

Just a Casual Idea

2009-11-23 07:56:00 | 蕎麦が打てるようになりたかった
理由はないが蕎麦が好きだ。
是非ともいつか自分で打ってみたいと思っている。



というか、打ってみた。

理由はまったくないが、
唐突に蕎麦を打ってみたいという衝動に駆られた。

もしかしたらこの間みた「天国はまだ遠く」って言う映画で、
そんなシーンを見たせいかもしれない。

(ちなみにこの映画はすごくお気に入りです)

もともと蕎麦は大好きなのだが、
グルメではないので上手いか不味いくらいしか分からない。

だが考えようによってはよほど失敗しない限り、
成功してしまうんじゃないだろうか?笑

それに何より、なんとなく
「オレ蕎麦打てるよ」ってかっこいい。

おまけにつゆも手作り出来たりするのに憧れがある。笑

履歴書の趣味欄に「釣り・蕎麦打ち」って書けるじゃないか。

休みは釣ってきたキスを天麩羅にして、
蕎麦を打って食べてます。
梅酒も漬けてるんで一杯やりながら。

かっこいい…。
ちょっとホれてしまうかもしれない。


ということで今の時点での問題を考えてみた。

1、必要な材料をそろえなければいけない。
2、必要な道具をそろえなければいけない。
3、っていうか、そばの打ち方そのものが分からない。

考えたら少しめんどくさくなってきた。

特に問題は3番。

とりあえず、まだスーパーも開いていないので、
インターネットで調べてみた。

ネットで見てるとなんとなく出来そうな雰囲気だから不思議。
こうなってくると我慢できなくなってくる。

で、決行してみることにしました。

[お買い物リスト]
そば粉、昆布、削り節。

[あるといいななもの]
板と棒。

[家にあるもの]
小麦粉、水、醤油、砂糖、みりん。

買い物的には、ハードルが低い。笑

ちょっとやる気が出てきた。

この時点で、
どこで伸ばそうかという問題は考えないようにしておく。

麺棒はいいが、麺台はちょっと邪魔すぎる。

まあ、捏ねてしまえばやるしかないんで何とかなるでしょう。


で、さっそく買い出しに行ってきました。


意外にも簡単に揃ってしまった。ここまでだいたい千円。

1、出汁を作る。

まず昆布を一枚、一時間ほど水に漬けてみた。


一時間は長い…。

2、返しを作る。

みりん40ccをなべで煮立てる。
煮立ったら砂糖50g、醤油200ccを加え少し煮立てる。


二つ並ぶとちょっとそれっぽい。笑

まだ引き返せる…。

どうやって延ばす作業をするか悩んだが、
とりあえず見切り発車してみる。


衛生面を考えて、ラップしてみました。端部はガムテで固定してあります。

思いっきり不安だ…。

さらに…。


薄力粉しかなかった…。

えーい、何とかなる!
勢いで踏み切っちゃった。


もう引き返せません。

そば粉250グラムに小麦粉60グラムでやってみた。

とりあえずそば粉の半分くらいの分量の水を用意して、
その半分くらいを足してみる。



はじめはぬちゃぬちゃしているけど、すぐにまとまり始める。
さらにまた半分くらい注ぐ。


ばらけた。水加減が難しい…

100回捏ねる!!

水分が足りないような、多いような…。
この辺はすごく悩ましい。笑


とりあえず纏まった。

悪くない感じ。うん悪くないですよ。

まあここまでは水加減以外に難しいとこないのですが…。

丸めた蕎麦玉は、少し寝かせたほうがいいみたいなので、
いったん放っておきました。

ここで漬けておいた昆布鍋を10分ほど煮立て、
昆布を取り出したら、鰹節を入れる。

目安は30gくらい。
飽きてきたので一掴み。


軽く煮立てて15分間。灰汁は取りながら。

で邪魔臭いので、この時点で出汁と返しをまぜて起きました。
だいたい返し1にだし3~4倍くらいです。

かつ節を入れないように、出汁と返しを混ぜといた。

ここでふと振り返ると、蕎麦玉が乾いてきている雰囲気!

やばい!!


焦って麺棒ならぬすりこぎ棒で伸ばしていきます。

意外とこれが上手く伸びていく!!

こがひび割れるひび割れる。笑
これは普通なのかなあ?

でも楽しい!!

心配したほどラップは不安定ではなくて、
十分安定した作業が出来ました。


そしてついにここまで来た!

悪くない感じ。うん本当に悪くないですよ。

さあいよいよ最終工程ということで、
舞台をまな板に移し打ち粉を打って切りはじめました。


若干短いけれど、まあ上出来じゃないでしょうか!?

ワクワクしながら茹であげると、
冷水に漬けて揉むとすごいツルツルして、気持ちいい。

手の平をすべるこれは…シルク??

これは大成功の予感!


なんだかいい感じに完成!!

そして試食。


まずい…。


固い。太い。
腰と言うより、固い…。

心太と書いてトコロテンと読む感じの太さ。
蕎麦はゆでると膨らむんですね…。

今回2mm角くらいで切ったんだけど、
1~1.5mmくらいで切らないとダメみたいです。

かなりへこんでたんですが、
つゆは旨いのに…。気を取り直して蕎麦湯を試してみました。

これは!!

うまい!!笑

これはかなりいけてる!

いきなりテンション上がってきました。

そこで思いつたんですが、
茹で直したら柔らかくならないだろうか?笑


でやってみた。


完成した月見蕎麦。

これはやばいくらい旨かったです。

つゆが…。

卵と絡んで最高に旨い!

つゆは。

まあ、実際には麺も出来は悪くなかったんですよ。
失敗の原因としては、伸ばしが甘かった。

ネットでは2~3mmと書いてあるんだけど、
体感的には1mmを目指すべきだったと感じました。

あと同じ原因だけど、伸ばしが足りない分長がなかった。
そして刻みも太かった。

つまるところが、太さ以外の出来はうまくいったんですよ。
きらりと光る細面は旨さのかけらを感じさせたし。

是非ともリベンジします!!



最新の画像もっと見る

コメントを投稿