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釣りとか柴犬とか

中通し錘の仕掛

2009-11-30 11:04:00 | 釣りについて調べた
何年前だろう。

カレイとアイナメ釣りにはまって、真冬に革ジャンで銚子に居たことがある。頭に手ぬぐいを巻いて、腰からもぶら下げて。

そうそれが飯岡スタイル。


コレも結構使い勝手のいい仕掛け。ラインに丸い中通し錘を通してより戻しを着けるだけという、
お手軽さが嬉しい作りです。もともとFUZZくんが銚子で釣りをしていた時期に、地元のおじさんお勧めの仕掛けとして聞いてきた記憶がある。

ポイントは錘は8号とか10号を使うコト。外房の強い波にもまれることを想定して重めでとのことでした。拠り戻しの先は5から10cmと短めでいいようです。根掛かりをよける意味合いでしょうか。変形のぶらくりと言った趣です。

飯岡では、アイナメを釣るのにコレを堤防の足元に垂らして底を取り、少しだけリールを巻いて底から30cmとか、餌を浮かすんだよって話でした。後はもうそのまま放置で、魚が食えばアイナメの首振りダンスですぐ分かります。

投げの時にも1本加えてコレを出すことがあるんだけど、根魚に有効な雰囲気で、アイナメ・ギンポ・メバル・カサゴなんかも釣れたりして楽しいです。特に内房で波が緩い時には4とか6号くらいも面白いです。出来る限り軽くして、沈み込みをナチュラルにするイメージです。メバルや・ウミタナゴ・メジナとか、少し浮いた魚も釣れたりします。(ヘチ釣りに近いのかな)

こういった少し底から浮いた魚が釣れる日もあるので、底がダメな場合は少し棚をあげてみるのも面白いです。ただ状況なんで、オレな場合は釣れなければ8号に戻します。そうするとアナゴのように普通に投げとして使えます。笑

難点は天秤がない分餌がベタ底になることでしょうか。カレイにはイマイチ実績が悪いです。ハゼやアナゴは良く釣れます。天秤と比べても、状況では勝ち負けできます。

投げの場合は少しだけ針とより戻しまでを長くしてみたりする事が多いかな。理由はないんだけど、さすがに錘が近すぎる気がするので。笑

針はキスやセイゴ針、を使ってます。大きさは7、8号から始めます。

で、最近(2009)、テトラの落とし込みで、FUZZクンがカサゴやタカノハダイを釣ったのもこの仕掛けらしいです。この場合には1号前後の重りに変えたり、フットボール方のナツメに変えたりします。コレは単純に根掛かりが少ないので。同様の理由で、ネムリがある方が根掛かりが減る気がします。(釣果への影響は不明。笑)

*ネムリ=針先が内側に曲げこまれてるタイプ

形状的にもキツネ型に変えてみました。あまり詳しくないんですがいまはコレで頑張ってます。どことなく三角形の針という感じの針です。セイゴやチヌを使っていたら、根掛かりがすごかったんで。ハゼやキス(キスはこのまんまの針もある)

こんなやつ。

夜のアナゴだけはうなぎ針に変えるけど。


アナゴさんの場合。

セットのアナゴが好き。

やっぱりハゼ・メゴチ・アイナメと言った根魚が釣れます。あとは、アナゴも出ますよ。でも不思議とカレイは釣れないなあ。

まあ、そんな感じで。

誰がために鐘は鳴る

2009-11-29 14:43:00 | 友達が釣った
2009/11/28 日出 06:27 日没 16:27 中潮 干潮 06:47 満潮 13:05

今回は友人のFUZZ君と相方さんの釣行記。っというかデート報告・・・。笑


金屋から富浦を流したようです。さてこの魚はな~んだ?笑

    メバル     
    メバル               カサゴ
    タカノハダイ            アヤアナハゼ

って感じでしょうか。問題だしといて答え分かんない当たりがゆるいです。(たぶん、メバルとアナハゼかな?)魚種的にたぶんテトラのアナ釣りって雰囲気です。こんなでかいのが居るんだって、ただただ驚きですなあ。(FUZZくん、今度この釣り教えてね!!)

以下は掲示板の書き込みとめーるから・・・。一部感情をこめて編集してあります。笑

今日は金谷、富浦に陸っぱりにいきました。
金谷で釣りする前にまずは、館山道市原SAで看板の出ていた「かなや」という店に向かいました。


「ばんやみたーい!!」というお店。

大あなご天丼食べました。メニューもばんやの様なのですが、「いかかき揚げ丼」みたいのの小ぶり版。女性も安心♪みたいなサイズの天丼がいくつかあったのが違いかな。

で、最初は金谷で釣り。狙いはシロギスだったのですが、通りがかりのオジサマ曰く、「ここはでかいメゴチの穴場ですよ。シロギスは釣れないなあ。 シロギスは2匹釣れたら上等ですよ。」とのこと。しばらくやってみたが、相方がサビハゼ2匹、私がメゴチ1匹。思ったより釣れないので富浦に移動。富浦では例の堤防の先っぽに移動。座標で言えばI2の場所だね。

投げてさびいてシロギスを狙うもなーんにもかからず。釣れないのでいつもの飯岡スタイル(中通しおもりを使用しての底のちょい上を狙う根魚獲得スタイル、竿先に鈴つき)で堤防際、テトラ際を狙ったところ、ネンブツダイ、メバル、カサゴ、アヤアナハゼ、タカノハダイ、ウミタナゴ、ゴンズイが釣れる。

ギャラリー(地元のオヤジさんたち)が集まる中、引き味のよいタカノハダイを釣り上げるという、チャンスに強いところを充分に見せ付けた。

「これっておいしくないんですよねえ?」
「えっ?そうなの?」


 
ということで、写真とって逃がそうかと思っていたものを、持ち帰って調理するはめに。


カサゴを掴むJEF仮面。ちっちぇなカサゴ。笑

(ちなみにこの魚を前に突き出す撮り方は釣った魚の基本的な撮り方です)

カサゴは初めて釣って、初めて自分で調理して食べたのですがものすごく美味しかったです。一日くらい寝かせた魚のほうが美味しくなるお魚が多い中、釣りたてでも充分に美味しい。味付け色に染まってくれる感じ(煮れば煮汁の味、塩焼きすれば塩と身の味っていう感じ)でした。

他も調理して食べてみましたので、感想を述べておきます。

(多少ののろけも含む



[カサゴ]

FUZZ「超うまいです!!癖もなく煮付けは最高でした」
KANO「Fの釣ったカサゴをお料理できて美味しく頂くことができて最高でした」
(KUNI「ハイハイオレモ御馳走サマ・・・」)
[アヤアナハゼ]
FUZZ「磯臭さもなく、煮汁の味が良ければ癖もなくおいしく食べられます。」
KANO「見たことも無いお魚でしたがおいしくいただきました。」
[タカノハダイ]
FUZZ「塩焼きにして食べました。言われているように確かに多少の磯臭さはあります。でも川魚を食べたときに感じるような味なので、気にならない人にはおいしいかも。」
KANO「塩焼きは鮎みたいだったよ。命あるもの、大切にいただきました。」
(KUNI「うん、大切だよねそういうの」)
[メバル]
FUZZ「煮てみたのだが普通においしい。カサゴと比べるとカサゴの方が断然おいしい。一晩寝かせたほうがよかったかも。
KANO「おいしかったです。Fの釣ったのはみんなおいしいのかも(笑)」
(KUNI:「ケッ・・・! ナニコレ、ナニコレ、ナニコレッ!笑」)
釣った魚を調理していただくのはとても幸せなことかもと思います。」
(KUNI「いいコメントアリガトウ! 次ぎは蕎麦うちにチャレンジしましょう。笑」)

[持ち帰らなかったお魚たち]
ネンブツダイ/ウミタナゴ/サビハゼ/メゴチ
[ゴンズイ]



ゴン様(ジュビロ中山ではない)

KANO「糸は切られるし、おじさんはギャラリーでうるさいし、 テトラポットに引きもこまれるしやっと釣ったら毒あるし・・・(++;)2匹もGET・・・」
(KUNIの妄想・・・。
 FUZZ「ダメダヨ触ッチャ!毒有ルカラネ、危ナイアルヨ!!コッチニオイデ」
 KANO「キャ、怖ィワン」
 KUNI「ケッ!親父、モット邪魔シテヤレ!笑」)

(KUNI「ボクハキミラノ土産バナシデ満腹ダヨ・・・。笑」

Kids mind

2009-11-25 18:57:00 | 長浦で釣った
2009/11/23 小潮 干潮14:40 快晴
Sunny Day」←この記事は金谷編の続きです。

木更津で道具を追加購入し、長浦着が18:00頃。
アナゴを釣るにはちょうどいい時間だった。

日没後一時間くらいから二時間くらいが時合だろうか?

最近ようやく普通に話せるようになった兄貴に、
釣らせてあげたいなって思った。

思ったのに兄貴は腹が減ったとコンビニに行ってしまった。


そして、兄貴が居なくなったら釣れた。笑

アナゴは釣れると暴れてラインと絡まる。
ちょっとしたSM状態で上がってくる。

これを避けるためだろう、
うなぎ針にパイプ、スナップまでがセットになった、
江戸前アナゴ仕掛け(市販品)というのがある。

これはとても使いやすくて、お勧めだ。
ラインに中通し錘を通し、つなぐ。錘は中通しの8号くらい。


こんな感じ。

いろいろ試したけど、トラブルも少ないしこれがいいかな。

シンプルイズザベスト。
とにかく夜釣りでは、トラブルがあると釣りにならない。

気分次第で、中通しのケミ蛍を錘の前に着けたりする。
大して釣果に差を出さないが、蛍みたいでとても綺麗だ。

それに、どの辺に飛んだか分かりやすいので着けている。

ただの、気分だ。

餌にはジャリメよりアオイソメがいい。

どういう違いなのか分からないが、
イソメの中には青白く発光するものがある。

この発光する餌は特に夜釣りにいいのだが、
この夜のイソメは光らなかった。

そのことを少し残念に思いながら、
針先に掛け少し余らせながら、
3度ほど針を通し、さらに2cmくらい垂らし、ちぎる。

アナゴの場合、イソメを団子にする着け方がいいというが、
この港にそれほど大きい個体は居ない。

餌を着けて投げると、
ケミ蛍が夜空に綺麗な弧を描いて消えた。

なんだか気持ちが安らいだ。

「・・・夜釣り初めてだから楽しい」
40歳を越えた兄貴がポツリとつぶやいた。

小学生みたいだな。
って少し恥ずかしいような嬉しいような気分になった。

それから、こんなことばかりしてきた自分の人生の、
贅沢さと愚かさについて少し考えた。

手の平は二つ。一度にたくさんの物はつかめない。

必ず幾つかの何かを掴んでいるのだから、
それが何なのか知っておきたい。

ないものねだりや、あるものを見失う怖さを知っているから。
僕らは小学生には戻れない。

時々思いついたように竿を煽った。

軽くリールを巻いて、錘が止まるところを探す。
ゆっくり巻いていると錘が海底を這うのが分かる。

錘が何かに引っかかり、また緩む。
繰り返しと抵抗の強弱で、そこの地形を思い描く。

想像の中の海底の、アナゴが着きそうな場所に、
錘の先についた針が止まるように思いながらリールを止める。

ぎりぎりまで張って、放置。

夜はとても静かだった。
何度も何度もただそれだけを繰り返す。

時々竿先がぶるりと震える。
それが当たりだ。

この日の釣果は4匹。

兄貴は1匹だけだけど、
その夜一番大きなアナゴを釣り上げた。

今回は小説風に。若干解説風に、アナゴ釣りでした。

Sunny Day

2009-11-25 17:55:00 | 金谷で釣った
2009/11/23 小潮 干潮14:40 快晴
カワハギが釣りたくて、磯竿を持って房総半島を南下した。
行き先は金屋港。去年の当たりポイント。


金谷はとっても晴れていた。

朝方まで続いた雨も上がり、
予報はずれの晴れ間が頭上に訪れた正午。

キャンセルしたはずの兄貴から電話が来た。

「晴れたよ…」
「・・・うん」

すっかり諦めていた僕は朝の6時からそばを打っていたから、
眠くて仕方なかった。

「いくぞ・・・」
幾つになっても兄貴の言うことには逆らえない。
そして、逆らえばよかったなって思うこともまま、ある。笑

怖ろしく晴れた海は風もなくて、とても気持ちよかった。
気持ちよくて、何もなくて眠くなった。

眠くなるくらい何も釣れなかった。
ハゼ一匹、海タナゴすら釣れなかった。

そんな日もあるさ。

朝方、初めて打った蕎麦はやけに硬くて、胃がもたれていた。

帰りたいなって思ってたら、
兄貴が突然アナゴ釣ってみたいと言い出した。

16:30。やけに早くなった日の入りを待って、
長浦に移動することにした。

まだ解放の時は来ない・・・。

長浦編に続きます → 「Kids mind

何とかなるつゆ作り・基本

2009-11-24 10:16:00 | 蕎麦が打てるようになりたかった
とりあえず、最も基本的な蕎麦つゆレシピです。

初心者なので二人前(250g)くらいで打つことが多いので、
仕上がりがなるべく少なくなるように分量を決めています。

少量だと難しいので初めては倍くらいでやるといいです。



【材料】
みりん   ・ 40cc
砂糖    ・ 25g
醤油    ・ 100cc

昆布    ・ 1枚
厚削り鰹節 ・ 15g
水     ・ 360㏄

【調理】
だし汁

1 水に昆布を一時間ほど浸しておきます。
2 1時間経ったら火を入れ、沸騰前に昆布を取り出します。
3 厚削り節を入れ、灰汁を取りながら10分ほど煮立てます。

【かえし】
1 みりんを沸騰させ、アルコールを飛ばします。
2 砂糖を入れ、完全に溶かします。
3 醤油を足し10分ほど煮ます。白っぽい灰汁がでたら完成。
4 上記で作っただし汁に投入し完成。
※ 好みの問題ですが、少し濃いかもしれません。