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かりっちのブログ 《 超個人的メモブログ 》

日本語のお勉強【三行半】

2006年02月24日 | 日記
みくだりはん 【三行半/三下り半】

〔簡略に記すと三行半になることから〕
(1) 江戸時代、庶民の間で行われた、夫から妻に対する離縁状。みくだり。
(2) 離縁すること。離縁されること。
江戸時代、妻の側から離縁(離婚)するには、縁切寺に駆け込み、その理由を吟味してもらい夫に離縁状を出すように請求するとか、妻の衣類を夫が同意なしに質入れしたら妻の父が離婚させるという具合。妻が直接的に離縁を申し出るということが原則として出来ず、夫の離縁状、通称「三行半(みくだりはん)」によって離婚が成立、とされていた。
三行半というのは、文字通り離縁状が3行半で書かれる事が多かったからついた呼び方。その内容は場合によって違うが、一般的には離縁する旨、離縁の理由、再婚の許可を簡潔に書いたもの。もちろん、延々と何十行にもわたる離縁状が無かったというわけではないが。 3行半で書く理由ははっきりしていない。江戸時代の契約書や、結婚する時に妻の実家に出す「娘をもらいうける旨」の文章が7行だったため、離婚時にはそれが半分に分かれるという意味で3行半にした、などと言われている。
>>ココ
#ニュースを見ていて、意味が良くわからなかった言葉を調べてみました。
#今回はあまり良い意味ではありませんでしたが、言葉の由来を調べることは、面白いですね。