日常~社会人編~

いつの間にか大人に。
その時思ったことを綴る。言葉にする。

孤独と世間

2022-01-15 16:30:00 | つぶやき

最近不穏なニュースが続いていますね…

大阪で起きた大きな火事は結局どういった経緯でどういった思いで犯人が行動を起こしたのか不明なまま捜査が続いているようですが…

被害にあった方のご家族、知人、そのほかの患者さん方…深く傷つき当てられない怒りと悲しみの日々だと思います。

 

 

今日は高校生が受験生を襲ったという事件。

なぜ17歳という少年がそこまでの行動を起こしてしまったのか…

勉強が上手くいかないことは誰しも経験があること…けどそれだけで?とやっぱり思ってしまいます。

 

何事にも人にはそれぞれの受け止めらられる容量は違ってくる。

それだけで?と他人が思うことでも本人にとってはとんでもなく大きなことだったりするので

一概にそれだけのことでなんてものは言えないのでしょう。

 

ネットニュースのコメント欄には被害者へのコメントは多く寄せられていましたが少年に対しては罪を犯した悪党としか映っておらず

彼がどうしてそこまでしてしまったのかと問う人は少なかったように思えます。

人は"なぜ"こんなことが起きたかよりも"今起きたことの方が問題"という感じなんでしょう。

(悲しみや怒りというのは人に伝染しやすく共感しやすいというのも原因なのかもしれません。)

 

世間の目は自分が思っている以上に冷たく、孤独だと思います。特に最近は。

他人にかまっているほど余裕が皆ないのでしょうね…😓

 

お金だけではなく心の貧困が増しているのかな…?と感じます。

誰かが困っていても、自分まで変な目でいられるのは嫌だと避けてしまいがちになったり

逆に言えば皆がそうしているから自分もそうした。誰かの為ではなく誰かがしていたからという感じの…

当たり前と言えば当たり前ですが…なぜだが悲しく感じてしまう…

 

 

 

話が飛びましたが、本当に被害にあわれたご家族の方などの怒りや悲しみは消えることはないと思います。

私も親戚で仲の良かった姉のような人が亡くなってもう6年になりますが犯人に対しての怒りが消えたことはありません。

 

ただずっとその気持ちを持ち続けることが本当にしんどくて、辛くて。

私以上に親戚両親の怒りや悲しみは消えることがない。

罪を償うとはなんなのか、きっと犯人が死刑になったところでこれは晴れないし、失った悲しみは悲しみのまま残ります。

 

かといって生きている犯人を責め続けるのも疲れるのです。

だからこそ事故や事件は起きてほしくない。起きるべきじゃないと感じます。

 

起きてからでは遅いのです。

特に日本では年間で多くの自殺者がいます。なぜそんなに多いのかを考えないし、問題視をしていない世間がある。

そんな人たちの気持ちを考える余裕がなくなっている人が多いのか…優しさを持ち合わせている人が減っているのか…

 

人一人にそれぞれに人権がありそれは尊重されるべきことだと思います。

それは個人が考えるべきではなく個々が誰かの為に考えていかなければならないことだと感じます。

もちろん罪を犯した方にも人権はあるから責め続けることはいけないと思います。

ではどうするべきなのか、気持ちに法廷はついてきてくれるのか…罪を犯し法廷で罪を償った人への誹謗中傷なも許していいものではありません。

罪を犯した人間に何をしてもいいというものでもないのです。

全ての人が納得できるものはこの世に存在しないと思います。ただ、できるだけ多くの人が納得できる形に世の中が進んでいけばいいのにと思います。

 

 

 

誰かに迷惑をかけないために生きるのではなく、迷惑をかけてもいいからそれを恩で返せる人になりたいものです。

 

 

私にはどう行動すればいいのか分からず、とりあえず急ぎで自分なりの言葉でこの記事を書いています。

そして自分の手の届く範囲でいいから誰かの助けになりたい、そう思っています。