Flower's Room スタッフのブログ

小田原のアロマテラピーサロンFlower's Room
サロン情報、季節ごとのアロマやハーブのトピックをつづります。

木枯し紋次郎がくわえていた楊枝・・・??

2016-04-23 23:47:26 | 自然科学

こんばんは。Flower's Roomスタッフの大木裕美です。

木枯し紋次郎がくわえていた楊枝・・・。

ただ、かっこつけていたのか??
ごはん食べた後だったのか???

真実は分かりませんが

 ルーツをたどってみると、古代インドの「歯木」と呼ばれる小枝で歯の清掃をする習慣が中国に伝わり、
楊柳の枝(楊枝)に虫歯の痛みをおさえる解熱鎮痛剤として用いられる「アスピリン」という成分が含まれていることから、
噛むと虫歯の痛み止めにきいていたといわれています。

ということは・・・歯が痛かったのかも???


 そして先日、香りの図書館館長 東大名誉教授 谷田貝光克先生のセミナーで、
ヒノキ材に特有な落ち着いた香りのもとになっている化合物カジノール類のひとつ、
α-カジノールには虫歯菌の繁殖をおさえる働きがあるというデータを見せて頂きました

 昔の人の知恵はすばらしいですよね
科学的根拠を知らずとも、耐久性に優れたヒノキは家屋や神社仏閣などの建築用材として利用してきました。
千三百年以上も前に建てられた法隆寺の改修をした時、長い間の風雨にさらされて、
表面が灰色になっていた柱の表面を2~3ミリ削るとヒノキの香りがしたといいます

 ヒノキの香りには、
カンファ、α-ピネン、リモネンなどの揮発性の高いモノテルペンのほかに
比較的沸点の高いカジノール、ヒノキオールなどのセスキテンペル類が多く含まれ、
ヒノキの抗菌作用はテルペン類の相乗効果のようですね。

伝承的に伝わっていることには昔の人の知恵が詰まってますね。
ありがたいことです



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