コロナ禍を振り返る

気が付けば、前回の記事投稿から１０カ月を経過、新型コロナウィルスの感染拡大によって
活動が封印されてしまったことに乗じて、書くネタもないこともあるのですが、
すっかり更新をサボってしまい、あれよあれよという間に年末となってしまいました。

今更、私が書くまでもないことではありますが、今年は新型コロナウィルスの猛威で経済活動、
社会活動は休止、停滞を余儀なくされ、なかでもライブ演奏は不要不急扱い、そして三密の
最たるものとして最も忌避すべき行為のひとつとなってしまいました。

緊急事態宣言が解除されて以降は、ライブハウスも感染防止策の徹底のうえ営業を再開、
ライブ演奏も実施しており、それに呼応するように活動を再開している同好の士（バンド）
たちもいらっしゃるようです。

ですが、当バンドはといえば勤務先の自粛制限等を含む諸々の事情から活動はまったく再開
できておらず、現状では再開できる見込みもたっておりません。
従いまして、残念ながら現状ではライブのご案内もできない状況です。
来春には始まるといわれているワクチン接種が開始されれば光明が見えてくるかもしれません。

結局、今年は２月に行ったサウスピアのライブ１回のみということになってしまいました。
思えば、満員のライブハウス等で演奏できたことがいかに幸福な時間であったか、ということに
気が付かされ、二度とあのような経験はできないのではないか、という喪失感にとらわれます。
いつかまた大勢のゲストとともにビートルズを楽しみ、おおいに盛り上がる時間を共有できる日が
くることを願ってやみません。

この先どのような情勢、展開になるのか想像が難しい状況ではありますが、活動再開への希望を
もって、今やれることやり、備えておきたいと思います。
そして再開が叶った日には、思い切りビートルズを楽しみたいと思います。

第三波が収まる気配をみせず気がかりな状況ではありますが、皆さまどうぞご自愛いただき
良い新年をお迎えください。

ジョン・レノ　記