そりゃおかしいゼ第二章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界の政治を問う

沖縄の自民党代議士がいなくなる

2014年11月24日 | 総選挙
沖縄知事選挙で、翁長氏が10万秒差で圧勝した。仲井真氏以外は辺野古県外移設を訴えていたので、彼らの票を上乗せすればダブルスコアーになる。更に、翁長氏の知事立候補でおきた、那覇市長選であるがこれは見事にダブルスコアーで、城間幹子氏の圧勝であった。
先日TPP反対の集会があって参加してきた。講師は農民連の方であったが、同僚が沖縄に行って熱気を肌で感じて驚いたと報告があった。知事選の高騰枠組みをそのまま、衆議院選挙に持ち込もうというのである。
22日の沖縄新報の記事に具体的な内容があった。ほぼそのまま掲載する。
『沖縄1区は自民前職の国場幸之助氏(41)と共産前職(比例九州)の赤嶺政賢氏(66)が立候補を予定。知事選で落選した元郵政民営化担当相の元職、下地幹郎氏(53)も立候補に向け準備している。
2区は社民前職の照屋寛徳氏(69)と自民前職(比例九州)の宮崎政久氏(49)の立候補が確定的。前職同士の一騎打ちとなる可能性が高い。
3区は自民前職の比嘉奈津美氏(56)と生活前職(比例九州)の玉城デニー氏(55)が立候補予定。維新が前金武町長の儀武剛氏(53)を擁立できるか検討中だ。
4区は自民前職の西銘恒三郎氏(60)と無所属新人で元自民党県連顧問の仲里利信氏(77)が立候補する予定だ。自民の辺野古移設容認に反発して除名された仲里氏を、知事選の翁長氏陣営が擁立した。
知事選で落選した元参院議員の喜納昌吉氏(66)は1区か3区から無所属で出馬する方針。民主党県連は候補者擁立を見送り、支持組織の連合沖縄を通し翁長氏陣営との選挙協力を模索する。』
というのである。
鳩山政権時代沖縄県民を裏切った民主党と、寄らば大樹の陰の公明党の主体性ない政党は、傍観するだけである。
原発再稼働反対と集団的自衛権行使反対で、日本中が結集すれば得票率が20%の自民党は議席数が半数を大きく割ることになる。小選挙区制が国民の声を吸い上げるのに機能していないのである。


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