blueな日々

( Art で逢いましょう)

埋めたものは

2006年09月14日 | 2006~奇妙な

E66p

この公園。木の根元にはプレーリードックの親戚?
地リスを埋めた。花壇わきには、ハムスターや雀や
熱帯魚を埋めた。近くの川に架かる橋の下。長生き
をした、母の猫を埋めた~母は長生きではなかった。
そんなことを考えながら、今日ちょっと歩いた私。

母は火葬して、骨は分骨した。田舎のお寺で一族の
骨壺に囲まれて永遠に眠っている。一部は私の家で、
私のそばに。母も私も好きだった小母のそれと共に。

商店街の路上で、ペットを売っている初老の面白い
男性には昔、うさぎやセキセイインコやハムスター
などを、繁殖用?に引き取ってもらったことがある。
滋賀県のガラス工場への出稼ぎの直前のこと。近頃
も変わらぬ姿で男性を見かける。餌代だけでお譲り
しますなどと安価に今も売っている。うさぎやハム
スターもたまに見かける。私のペットだったあの子
たちの子孫かもしれないなどと、なつかしんだりも。

先の嘘の夢の記事と、動物たちの思い出からの連想。
Nは私の夢でもペットでもない。でも私は眠ったら、
夢にその姿を見たいし、私のいうことを素直に聞く
現実の子でもいて欲しい。などと勝手なことを。

今朝の電話で、Nは何故、泣いたのか。
理由はよくわかるが大げさに考えても仕方ないので、
若い女性にはありがち、などと納得することにした。
彼女も私の仕事が決まることを望んでいる。別に何
かをしてくれるわけではないが、応援をしてくれる。

違った意味で、彼女私の娘Nも変身を目指している。
変身変化変貌、なんでもいいが、切実な思いである。
私の娘だからまさか自殺することはあるまい。その
DNAが本来の役割~機能を発揮すれば、考えるまで
もなく当然のごとく、とりあえず子を成し、成長を
見届けるまでは、なんとしても生にしがみつくはず。
また泣くことは時に清めでも救いでもあるし。もし
Nが勝手に死んだら、私は地獄まで追ってこの世に
連れ戻すつもりだ。変身は、命を削るほどに疲れる
ものである。だからNの苦労も私はよくわかるのだ。
彼女が泣いたのは、いわば、よかったのだ。

Nを飲みに誘っても断わられる。Jにもそれとなく?
~ブログへの彼のコメントはお断りの便り~誘って
みたがダメだった。SBは遠方に住んでいるし、酒が
極端に弱い?ので無理だろう。酔わせていぢめたい
気もするのだが。嘘。Tは年中、仕事ばかりをして
いるから誘いにくい。そして、誰もいなくなった。
(飲み助の弟は、はるかな関東だ)

いくつもの小さき命を埋めた私。
そうすべきものが、他に、あるのかもしれない。
たとえば、どうしようもない苦い記憶や自己の迷い。

小動物を埋めたことなどとともに、我が愛するNの
写真を使ったり、記事に書いたりすることに、眉を
ひそめる人々がいるかもしれないが、ひとこと。

死を遠ざけた現代の日本社会のほうが、人々の意識
のほうが、おかしいのです。人は死とともに生命が
あるのですから。私もNも、愛犬キャルもいつかは
必ず死んゆく。例外はない。私の母や小母のように。
架空の死しか体験していないから、簡単にリアルな、
本物の無惨な死~犯罪行為をうみだしてしまう。今、
そんな時代。本来、死を意識しない、どんな人生が
あるというのか。人は自分の死~終わりがあること
だけは、ぼんやりとでも意識はできるだろう。だが、
あくまでも他者の命については、その限りではない。
私もそのひとり。だから、こうも人は…。
私は自分のルールの中で、時に、へまもしでかすが、
制約を恐れずに、書きたいことを。必要なことを。

生と死は仲良しであるべき。実際、そうなのだから。


2 コメント

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断っているわけではないよ ()
2006-09-14 21:57:59
断っているわけではないよ
へへへ
未だ帰宅できないよお
今日もボコボコだよ
自身の非力に泣いているよ

最近は18世紀か19世紀のイギリスに生まれたかったとよく思うねえ
パソコンはおろか電気もない時代に・・・
書物に囲まれていられるし
みんな洋書だし(当たり前か)

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あなたはボクサーなのか。 (blueroad)
2006-09-14 22:58:22
あなたはボクサーなのか。
In the clearing stands a boxer,
And a fighter by his trade
And he carries the reminders
Of ev'ry glove that laid him down
Or cut him till he cried out
In his anger and his shame
"I am leaving, I am leaving"
But the fighter still remains
Lie la lie Lie la lie Lie la lie Lie la lie ...
(The Boxer~Copyright: Paul Simon)
私は、以前も書いたが、
1500年ほど前に産まれ、
たとえ短い生涯であろうと、
仏師でいたかった。あるいは、
もっと昔、縄文時代の語り部に。
オオカミに喰い殺されて、ついえる命。
~では、いつか、飲みに行こう。
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