blueな日々

( Art で逢いましょう)

Crisis of spirit

2006年04月12日 | 2006~奇妙な

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「心が、あぶない」

 精神と肉体は、ひじょうに仲がよく、
 ある時、blueが深まれば、私の場合、
 Chronic disease of waist deteriorates.
 ということになってしまいがち…。
 (近いうちに精密検査を予定している)

 友人が言うとおり、don't panicと、
 自分を戒めなければならないだろう。
 そういう(危険な)時期にきている。


………昨日、夕方、図書館へ
予約していた本は『デスペレーション(上下)』~S.キング
だけが準備されていた。文庫の書棚を50音順に眺めていたら、
奥泉 光『石の来歴』があった。表紙をめくったら「レイテ島」
の文字が…。この作品には「戦争の記述」があっただろうか?
以前、読んだ時の記憶がいくらかよみがえってきた。今週中?
にでも、再読しようと決めた。購入するつもりでいたが…。

高橋和巳コレクション(河出文庫)も数冊あった。『我が心
は石にあらず』の目次を見たら、野間 宏のエッセイが巻末に
掲載されてる。彼によれば、高橋和巳の作品の中では『堕落』
と『我が心は~』の2冊が代表作だという。読んでみよう。
 *野間 宏、懐かしい。『真空地帯』『暗い絵』
  くらいしか読んでいないが、好きな作家だ。

何故か、魯迅の『阿Q正伝/藤野先生』が、日本人作家の棚に
置いてあった。別の出版社(角川書店?)の文庫を持っていた
と思うが、自信がなかったので…。

海外(翻訳)の単行本コーナーをざっと見た。友人Jが英語の
原書で近頃、読んでいるという『コレクションズ』があった。
手に取ってみた。分厚い本。本文は、私の嫌いな2段組だ…。
運命の分かれ道! いい本?なのに読まないままになりそう。

うすい本『ちいさなカフカ』が目にとまった。ドイツ文学者、
翻訳者の(私にはすこし馴染みのある)池内 紀のエッセイ集。

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そんな感じで、読むかどうかはわからないが、6冊、借りた。

………読書の傾向が、変わる?
「文学(作品)」に回帰?しつつある。
「イスラム関連」から遠ざかっている。
「SF」「ミステリィ」は、今のところ、
 楽しめないでいる。散漫な意識…。

昨夜は『デスペレーション』を読んでいた。何故、
私は今、スティーブン・キングを読んでいるのか?
不思議に思った。現実逃避(願望)なんだろうなぁ。

………似た?人
文庫本のカバーの高橋和巳の写真を見ていたら、
奥泉 光と「似ていなくもない」ことに気づいた。
出版社か奥泉が意識して撮影させたのだろうか?
そんなことはないだろう。

C9p3

↑高橋和巳と奥泉 光。どちらも文庫本の
 小さなカバー写真をスキャンしてみた。

………Crisis of spirit
2杯目の珈琲を飲んでいる。パソコン(Mac)に向かい、
薄れはじめた心もとない頭脳から、何とか言葉をつむぐ。
?を何度も挿入してしまう。内面が?に満ちているから?
それでも至福に近い感覚が、私の汚れたハートに訪れる
こともある。ごく、たまに。
でも、どうにか生きてはいるが、私の現実は不幸である。


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