blueな日々

( Art で逢いましょう)

やさしく~Minolta Apex105

2012年03月19日 | カメラたち
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ミノルタのブリッジカメラ「Apex105」~液晶画面だけに不具合があった.
電源を入れても、撮影やストロボのモード、フィルムのカウンターなどが
表示されない.はたして使用中のフィルムの自動感度設定に間違いはない
のだろうか,フィルムは確実に巻き上げられているのか.液晶画面が暗い
ままなので不安ではあるが,カメラを信じて撮影をすることに.古い使用
期限切れの、感度400カラーネガを装填した.写りに異常があってもフィ
ルムの損をしないで済むように.貧乏性的な意図ではあるが.撮影自体は

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おもしろかった.カメラがオートで露出決定するように,構図までも勝手
にズーミングしてしまうという、そんな仕様にはあきれてしまったが,私
が意図したフレーミングに自動でなったときはかなりおもしろい.そうで
はないことがほとんどだったが,その場合,広角のズームボタンを押して
画角を変えればいいこと.将来は撮影者の意図を読み取って、ズーミング

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を自動で行なうカメラが誕生してもおかしくはないが,常用されてもいい
と思うが,現状では技術が追いついていない.きわもの的なスペックだな.
写り自体はよかった.私が最近好きなミノルタの企業精神であると感じた.
しかし撮影の結果は発色の劣化がやや目立つ印象.やさしくいい写りだが.
光が淡く被写体をつつんでいる.気分を変えて、時にはこれからも使って
みたいカメラでもある.ボディの違和感もあるフォルムと違って,実態の
機能はそう変なものではない.堅実な仕様と実力を秘めたカメラだから.

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