この秋からの読書の記録を残すことにした。
「ブッシュの戦争」
著者:ボブ・ウッドワード(翻訳:伏見威蕃)
発行:2003.02.26(単行本)
出版:日本経済新聞社(ISBN: 4532164370)
この本も出版時に買おうかと考えた。昨夜、読み終えた。
面白かったと書けばひんしゅくだろうか? 読み物として
も非常に優れているという意味だが…。
9.11の同時テロからアフガニスタン攻撃、イラク戦争も
視野に入れた米国(戦時内閣)の内幕。100日間の記録。
ビンラディン・アルカイダ・タリバンなどへの強硬姿勢
と憎悪や復讐。テロのネットワークへの宣戦布告。
取材力ゆえだろうか、緊迫感にあふれた内容だった。
amazonではユーズドが90円で売っていた。よく売れた
らしいので、古書が多く安く出回っているのだろう。
私は図書館から借りて読んだ。
作者のウッドワードのことが書かれた新聞記事を最近、
見た記憶があったので読売オンラインで検索してみた。
CNNテレビのインタビューで、中央情報局(CIA)
工作員情報の漏えいで、事件の捜査を「恥ずべきこと」
と批判。「少し興奮していた/個人的見解は控えるべき」
だったと反省の彼。そんな記事。経過がわからない私。
今日「攻撃計画」を読む。同じウッドワードの著作。
イラク戦争(先制攻撃)にいたる米国政府の意思決定の
過程などを詳細に追っているらしい。翻訳は昨年に出版。