現在の東京都知事のこれまでの言動には異論もあるが，
今回の，高齢者の所在不明の問題についての彼の憤慨
の気持ちは，私もよくわかるつもり。ある局の夕方の
ニュース番組の、老いたキャスターもコメントをして
いたが日本は本当は不幸な社会なのだと実感している。
とそんなことを。高齢者たちはどこへ行ってしまった
のだろうか。多くは、死んでしまったに決まっている。
親の不明や死を、届け出もせず弔いもしない。浮き世
は金だ。怒り心頭の都知事の声は人々に届いているの
だろうか。国の社会保障のあり方の問題でもあるが。
ついでに書けば，警察のトップでもあり，拉致事件の
担当大臣でもある人物は，記者会見や国会答弁で多く
を語り過ぎである。韓国政府が強く反発するのも無理
はない。元死刑囚の日本国内での扱いには気持ち悪さ
さえ私は感じているが、それはさておいて、国家間の
交渉の内容をあからさまにしゃべる大臣というものは，
その真偽はさておいて，いかがなものだろうか。とこ
ろで元死刑囚が書いたとされる複数の著作の翻訳本を，
私は20年ほどかけて２度読んでいる。誤解を恐れずに
書けば，彼女も独裁国家の被害者なのである。罪深き
犯行が許されるわけではないが。もちろん。
詳細を詰め切らないままに、見切り発車をした新たな
ばらまきの政策。国内では依存をうんで，海外からは
不信の目で見られているかもしれないのに。この政府
はどんな社会を目指そうとしているのか。なにを実現
したいのか。罪作りな政府であり政党だと感じるのは、
私だけではないはず。いいわけや嘘や責任の転嫁など。