先日、35mmフィルムを使うコンパクトカメラ、コニカの「Bigmini-310Z」の
フォーマットをスクエア~正方形に変えてみた。レンズ裏面にあるパノラマ用
のスペースを流用して簡単な加工で。作業はうまくいって正方形のいい写真が
撮影できた。高価なスクエア専用の二眼レフなどの中判カメラなどはもちろん
私には買えなるはずもないので,持っているカメラの,使い勝手やシャッター
のフィーリングがよくない機種も,そうしてみようかと思いたつ。どういう形
であれ、改造をくわえたとしても,カメラはつねに使ったほうがいいのだから。
使用済みのテレフォンカードの30枚セットをオークションで50円で購入。送料
を加えて100円ほど。送られてきたカードのうち、とりあえず3枚の両面を黒
の塗料で塗った。残念ながらつや消しタイプではなかったが。その厚みやしな
やかさや強さなどがちょうどいい。正方形用のマスクを作るには加工しやすい。
選んだカメラは,操作性が悪いニコンの一眼レフカメラ「FM10」と、ヤシカ
とミノルタのレンジファインダー機「Electro35GTS」と「Himatic-E」~この
2台はシャッターのフィーリングが非常によくない。そして複数台持っている
コニカのビックミニの中から「Neo-R」を。先日フォーマットを正方形に加工
したビッグミニの「310Z」と合わせて5台のスクエアカメラの出来あがりだ。
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スクエア~正方形の写真が撮影できるようにカメラの内部に簡単な改造を加え
たせいで,フィルムの巻き上げなどの操作に影響を及ぼさないことは確認済み。
フィルムに傷がついてしまうこともない。これからは正方形の写真が撮影でき
るようにしたので,これらのカメラを長く放置しておくこともないはずなのだ。