入手後の動作確認中.何度かシャッターを切って、フィルムの巻き上げ
操作などをくり返しているうちに、ミラーがアップしたりファインダー
の内部が真っ暗になってしまったり.巻き上げの動作と次のシャッター
チャージがときおり連動していない印象.ペトリ=今はなき栗林写真機
工業のマニュアルフォーカス一眼レフカメラ「Penta V」~不安を抱え
たままで試写を.感度400/24枚撮りのカラーネガフィルムで.何度も
不具合が発生して、するとまた正常に戻ったり….とりあえずどうにか
試写を終えたが,たぶん半分以下しか撮影はできていないだろう実感.
Petri Penta V
●型式:35mm フォーカルプレーンシャッター式一眼レフカメラ
●シャッター:布幕横走りフォーカルプレーンシャッター
●シャッタースピード:B, 1/2~1/30秒, 1/60~1/1000秒
●レンズマウント:ペトリマウント ●発売:1959年
その結果はやはり厳しいものだった.シャッターが切れミラーが上がり、
絞りが開いてシャッター幕が開閉する.そんな一連の動作がうまく連動
をしていない.この不具合は素人の私では対応できないレベルのものだ.
ジャンク品まがいの個体.そういうことか.好きなボディデザインゆえ
期待していた機種だけに残念だ.わずかにまともそうな写りをしている
カットは,私の露出のミスなのか、あるいはそこにも何らかの不良が?
なんとか正常な操作をすることができるなら、きっといい写真が撮れる
予感もあるだけに、なんとかしたいもの.できれば修理に出したいが.