マミヤの MF一眼レフカメラ「ZE」~複数種類が発売された同社の一眼
レフの中でもっとも廉価な普及機.絞り優先のAE専用.もっと古いフル
マニュアル機のほうが好きなのだが.あんがい希少なそんな機種は安価に
は入手できそうにない.中判のデジタル機ではマミヤの人気は今も健在?
Mamiya ZE Quartz
●型式:35mm判 フォーカルプレーン式一眼レフカメラ
●画面サイズ:24mm×36mm ●焦点調節:直進ヘイコイド
●レンズ:マミヤセコールE 50mm/F2 マミヤセコールE 50mm/F1.7
●レンズ交換可能~バヨネットマウント ●完全自動絞り:赤外マーク付
●ファインダー:固定ペンタプリズム 倍率0.85 スプリット・マイクロ
視野率94% シャッタースピード目盛りとLED、
ストロボ充電完了 バッテリー警告、
1/15秒以下はLT表示警告、 露出オーバーアンダー警告
●シャッター:電子フォーカルプレーンシャッター~縦走り式金属幕
●シャッタースピード:オート 1~1/1000秒 マニュアル~B,X(機械式)
●巻き上げ:一操作レバー式(操作角130度・予備角30度)
●フィルム送り:小刻み巻き上げ可能 ワインダーでの自動巻き上げ可能
巻き戻しクランク式
●シンクロ:X~1/90秒 接点 自動設定~1/60 ホットシュー付
●露出計:SPD使用TTL中央部重点開放測光 絞り優先AE
AEロック付 露出補正±2EV
●使用電池:LR44×4個 電源スイッチはシャッターボタン
●発売:1980年
この個体でもフィルムの最初の10カット近くが異常な写りになっていた.
露出や各部の動作が.私のもとにやってくるまで,長い期間使われていな
かったので,たぶんぎこちないものになっていたのかもしれない.精度や
動作が正確にそしてスムーズになるまで、数カット分の無駄な撮影が必要
だったのだろうか.ウオーミングアップのごとき.撮影自体は楽しかった.
すべてオート露出で.カメラまかせで.ピント合わせのみ自力で.以後の
カットはすべて普通によく写っていた.最近好きなマミヤのカメラなので,
次回の撮影には期待を.動作に問題はなく、もう異常な写りはないはずだ.