こちらはよく写っている.使用期限が切れた古いリバーサルフィルムを使用.
コダックの Letina1と半分ずつ~18枚ほど撮影.発色などにわずかに劣化が
感じられるが、なかなかいい写真に仕上がっている.カメラ自体にはなんの
問題もなさそうで、今でも正常に機能している印象.マミヤの非常に希少な
レンズ交換式のレンジファインダー機種「Magazine 35」~名機でもある.
感度100/36枚撮りのリバーサルフィルムの半分ほどを使用.
(残りは、Kodak Retina Type 010 で)ピント正常?
使用期限切れ.発色など劣化がわずか.4回+18枚分巻き上げ
20.ストロボ art 1/50 11 21.自転車 22.窓 23.鳩 24.アパート
25.通り 26.家 27.店舗 28.自転車 29.自転車 30.木の影
31. ベランダ 1/50 4 3m 32.植物 1/100 5.6 1m 33. 植物 3m
34.小鳥 35.外を 36.愛犬 37.寝室を~縦位置
Magazine 35
●型式:35mm判レンズシャッター式カメラ
●画面サイズ:24×36mm アンバーコーティング
●レンズ:Mamiya Sekor 50mm/F2.8 3群5枚構成
●ファインダー:距離計連動式 一眼二重像式 等倍式
●焦点調節:直進ヘリコイド式 ヘリコイドレバー回転ブライトフレーム付
●最短撮影距離:90cm 有効基線長:38mm
●絞り:2.8~16 ●電池:不要 露出計なし=フルマニュアル操作
●シャッター:レンズシャッター セイコーシャ MXLライトバリュー付
●シャッター速度:機械制御 B.1~1/500秒 ボディレリーズ
●巻き上げ:操作レバー式(操作角180度)自動巻き止め
フィルム枚数計自動復元式 二重露出防止 多重露出可能
シャッターはフィルム巻き上げで自動セット=セルフコッキング
●フィルムカウンター:ビルトイン式 MFX接点切替え=フルシンクロ
●サイズ:139×85×72mm 約890g
●当時価格:30000円 ●発売:1957年
*レンズとボディとフィルムマガジン部が、自由に着脱交換可能.
*カラー時代に先駆けて、カラーと白黒フィルムが即時に交換できる
「カメラのカメレオン」というキャッチフレーズでデビュー.
スライド式に2つのボディが分離する。
*裏蓋は蝶板による開閉式.フィルム巻き戻しはノブ式.
*フィルム巻き上げ表示窓付.フィルムが露光済か否かを示す窓も設置.
*ボディはダイキャスト.絞りクリック付.
*フィルム巻き戻しはフィルムマガジン部を切り離して、
フィルムマガジン部上部の巻き戻しノブで行う.
*フィルムマガジン部の下部には、フィルムカウンターや
ボディロックや切り離しダイアルが付いている.
*カメラ底部にあるノブをunrock位置にすると、フォルム室に遮蔽板
がスライドしてフィルム室ごとカメラ本体から脱着することができる.
当時の広告には「撮影中でも数秒で別のフィルムが使える便利至極の
世界的新製品」とあるらしい.モノクロとカラーフィルムを撮影中に
入れ替えることを想定したシステムのようだが、実際はあまり普及を
しなかった.その主な原因は、当時のモノクロとカラーフィルム感度
の差にあったというが.マガジンを入れ替えた時に露出の変更を忘れ、
適正な露出にならない写真になってしまうことが頻発した?…
(以上、仕様などはネット上から関連する記事を参照およびリライト)