blueな日々

( Art で逢いましょう)

よくない

2013年08月28日 | ■blueな日々1
828natsu

そして私は今月の下旬.ある週末の夜に、夕食を終えて食器を洗い、
コーヒーを飲みながら、ネットをまたさまよってみようかと.だが
不意に気分の悪さを感じる.起きてはいられないほどの意識の混濁、
皮膚になにか熱気のベールをまとったような嫌な違和感.息苦しさ、
鼓動の高鳴り.作ったばかりのコーヒーもネットもあきらめ、私は
すぐにベッドで横になる.身体の異常を感じそうするしかなかった.
私は熱中症になりかけているのではないのか.それは確実な予感で.
ひどく具合が悪い.連続している猛暑日と熱帯夜.毎日の最高気温
は38度代.最低でも30度ほど.異常気象のただ中のこの地方都市.

夜中に起き私はまだ具合が良くないことを知る.冷蔵庫から枕型の
保冷剤を取り出してベッドに戻る.苦しんだがいつの間にか眠って
いたらしい.午前3時にまた目をさます.いつもならかなりの汗を
流しているはずだが、不思議と身体も顔も首筋もどこも汗をかいて
はいない.身体にまとわりつく熱気のベールは感じているのだが….
しかしそれから朝までの3時間ほど何度かトイレに行くことになる.
妙な感覚を覚える.熱中症が怖かったので、水分の補給も.明け方
には塩もわずかになめてみた.結局次の日曜日には終日横になって
具合の悪さを感じていた.食事は夜になって軽く.冷蔵庫に入れて
いる冷えた麦茶だけを飲んで過ごしていたような感じだ.何度も目
をさましたが、ずっと眠っていた実感も.その夜もまた眠りつづけ.

月曜日の朝になってようやく気分は良くなった.身体の辛く異常な
感覚は消えていた.なにか食事をして、体力をはやく回復させたい.
じつは救急車を呼ぼうかとまで考えた具合の悪さだった.わずかに
高齢だったら、私はそのまま死んでいたのかもしれない.異常気象
の最中の真夏の孤独死かも.最後に目にするのは、アップした写真
のような、こんな何気ない眺めかもしれないと.ベッドの足もとの
形あるものたちを.………後日、内科の受診時に以上を話してみた.
今度具合が悪くなったらすぐに点滴を打ってあげます.回復が早く
なります.院長のアドバイス.熱中症は危険.治療が遅れてはだめ.




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