ミノルタの懐かしい時代のゾーンフォーカスカメラ「Hi-Matic C」～
やや奇妙なデザインに惹かれて．昨年末にようやく動作品らしい安価
な個体をオークションで入手．送料を加えて千円という安値．ボディ
正面にある緑色のボタンを押せば，沈同式のレンズが飛び出す仕組み．
わずか8mmだが．1969年の発売．シャッターの速度は２速．レンズ
まわりにあるリングの、太陽のマークに合わせると1/250秒で切れる．
曇りのマークは1/30秒。ピント合わせは山のマークが無限遠、人物の
マークは中距離と近距離。マーク以外にもメートルとフィートの表示
があり目測で被写体までのおおよその距離を決定する。ファインダー
内部には絞りの数値が表示される．これは露出の感覚の参考に役立つ
はずだ．シャッター速度優先のオート～EEカメラだ．試写が楽しみな．
同社のハイマチックは、私は後期のEと中期のSを持っている．レンジ
ファインダーとゾーンフォーカスで、もう一台初代が欲しいと思って
いるのだが、動作品の安価な個体をまだ見つけられないでいる．機能
にやや問題があるかもしれないものがあったので，近いうちに購入を
するかもしれない．そのボディのデザインが気に入っているのだ．