孫娘の世話を頼まれた．このカメラを持参することに．連射モードで撮影
してみようかと思ったから．娘の家でフィルムを装填．彼女を何枚も撮影．
だが翌日になって、設定したフィルムのその感度を思い出せない．すでに
感度400で15カットほど孫娘を久しぶりに、撮影したのに．本当は100か
200だったのではないだろうか．使ったフィルム感度がもし100だったら、
400に設定していた時に撮影したカットは、露出不良でよくない写りかも．
残りはとりあえず200で撮影を．影響がいくぶん少ないくなるだろうから．
撮影後にわかったが、やはり使っていたフィルムの感度は100だった．
27枚撮りカラーネガフィルム．400：1枚～／200：17枚？～最後まで．
こんな感じで撮影．ラチュードの寛容性が、フィルム感度の設定ミスを
吸収してくれるとは思うのだが．…現像が済んで、私は安堵することに．
リコーのオートワインダーカメラの「AD-1」～我が家では２台目の個体．
ゼンマイ仕掛けの操作感がおもしろく、かなり好きな機種で、リコー製は
写りもそこそこにいいので、気に入っているのだ．今回は連続撮影にミス
が発生．たぶんピントを遠景にしたままだったと思う．久しぶりに会えた
可愛い孫娘の表情がすべてピンぼけに．どうもこんな失敗やとぼけた言動
などが頻発している気分．老いや認知症の初期症状か．軽いレベルの罪の
ない現象でなんとか済んでくれることを私は切実に祈っている．大げさ？
Richo AD-1
●フィルムシステム：35mmパトローネ入りフィルム（135）
●画面サイズ：24×36mm
●レンズ：Color Rikenon 35mm/F2.8 3群4枚構成
●シャッター：プログラムシャッター セルフタイマー付
●シャッター速度：1/30～1/250秒
●フォーカス：前玉回転 ゾーンフォーカス
●ファインダー：採光式フレームファインダー
●露出制御 ：CdSメーター 針押さえ式AE
●電源： SRまたはLR44電池を２個使用
●サイズ：112.5×76.5×52.1mm 395g
●当時価格：33,500円 ●発売：1979年
＊ダイアル手動設定の日付写しこみ機構を搭載．ゼンマイによるフィルム
の自動巻上げ．カメラ正面に配置されたスイッチが、通常の１コマ毎の
巻き上げ．レリーズボタンを押している間は連続撮影が可能～約10コマ．
ファインダー内には露出警告の赤マークが表示される．適正時には緑色．
背面にバッテリーチェック用ボタンが．35mmという広角レンズも特徴．
ゼンマイをフルに巻いておけば，秒速３カットほどで、自動で連続撮影
は最高が10カットほど．最近はとくにリコーのカメラと私は相性がいい
ようで，いい状態の中古品を安価に複数台購入している．写りもはずれ
がないようでうれしい．なにより操作性がよくて、そして楽しいのだ．
