blueな日々

( Art で逢いましょう)

Janus

2006年09月03日 | 2006~奇妙な

E43p

10時に起きた。驚いた。朝の貴重な時間を逃してしまった。
午前1時のNHKニュースを聞いてから高校講座の「情報A」
を横になって聞いていた。その番組が終わる前にリモコン
でテレビを消した。そう苦労せずに、眠りに落ちたと思う。
つまり8時間は眠ったことになる。充分すぎる睡眠。とは
いえ今もまだ、いつもの1.5倍は眠ったのに、心身がだるい。

歯を磨き顔を洗って、コーヒーを作ってパソコンに向かう。
30分かかった。何もはじめないままに、すぐにお昼になる
だろう。まだ覚醒しきっていないし、しばらく、ぼんやり
していたいから。エンジン~脳と心臓を起動させる時間も
必要なのだ。いい感じはしないが、今日は、日曜日だから、
まあいいか。などと妙に、納得してみたりも。

腹が鳴っている。冷凍庫に保存しているパンを食べようか。
イギリス風食パンを買っている。昼になってからにしよう。
牛乳もはやく飲まなければ。買ったままに忘れていたから。

私の自画像を、ふたつならべた。ヤヌスを表現したつもり。
イラストの写真データをトリミングして向きを変え適当に
くっつけた。実際には、神話では、平和と戦争を表現する、
象徴するものらしいが…。私自身の場合は、なんだろうか。
切り取られた、ふたつの作品~この顔のニュアンスだけを
見れば、沈黙と希望、思考と視点~見ること、停滞と始動。
無理矢理、言葉で意味づけすることはないが…。

ヤヌス~Janus:ローマ神話の門と扉の守護神。前後ふたつ
の顔を持つ。左右に、別の顔を持つように表現する場合も。
一年の、終わりと始まりの境界に位置する。一月を司る神。
英語でのJanuary=一月の語源~ヤヌスの月、でもある。
その門~扉は、ローマのある神殿にあり、平和時には閉ざ
されているが、戦時には開かれる、のが習慣であった。
           (Wikipediaなどから転載、編集)

NHKの「わくわく授業」の再放送。物理学者の江崎玲於奈
が子供たちに向けてサイエンスの役割などを授業していた。
わずかな時間、見ていた。彼がヤヌスを語っていた記憶が。
いわゆる二面性。あるいは相反する要素。決定的?な違い
を内に秘めた存在。君と私。人間たち。個人と社会など。

あれこれと書きながらも、着実にことを進めてゆけばいい。
そう思うよ。私の場合、なにごとも時間がかかりすぎるが、
フットワークがなきに等しい日々だった、今は、少しずつ
でも動きはじめているから、よしとしよう。

2杯目のコーヒーを飲む頃に、ようやく私は完全覚醒した。
12時になっていた。よく晴れた空。この夏のセミは、もう
そろそろ死に絶えるだろう。今わずかに数匹が鳴いている
にすぎない。長い時間で見れば人類もたぶん、そんなもの。

そうなんだろうか?

だったら私たちのさまざまないとなみは、その後いったい
どうなってしまうかのかい。虚無が世界を覆うのだろうか。
どこかの星系でいつか、また別の何物かが誕生して、進化
をはじめるのだろうか。絶滅へ向けての彼らのいとなみが。
私たちは、そんな無限?のサイクルに組み込まれている?


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