見るたびに感じる。へんな形のカメラだ。
さっそくフィルムを入れて試写を。カメラの操作音が気になって、
撮影を急ぐことに。現像にはやく出してみるのだ、シャッターを
押せば、異常と思えるほどの騒音が。ギギギ…ガガガ…。
シャッターが切れる音とフィルムを巻き上げる音にしては、いさ
さか不穏である。今にもなにかが故障しそうなノイズ? そんな
ふうにしか聞こえないのだ。操作できるうちに、メーカーに見せ
ることになる前に、今のうちに、試写をしておきたい
もちろん、このカメラの売りである、ローアングルファインダー
を試してみたい。裏蓋を開けフィルムを入れる。カメラが自動的
に巻き上げて撮影がOKに。カウンターの表示が0にセット。
夜だった。机にならべたカメラなどを撮影してみた。
電気スタンドの灯りだけで、うまく撮れるだろうか。撮影の角度
でカメラが感じる明るさが違うのか?ストロボが自動で発光した
カットと、しなかったカットが一枚ずつ。プログラムされたEEが、
あんがい暗さに強いのかもしれない。そうだとうれしいが。なる
べくならストロボが発光しないほうが、私の好みなのだが…。
(以上は,この夏に書いていたもの)
故障を心配していた個体だったのに,想像もしていなかったほど
の写りのよさだった。暗がりにも強そうだしストロボを発光させ
た場合でも、光が強すぎずに,なかなか効果的な写りをしている。
ローアングルファインダーは、室内の撮影では、楽しめなかった。
戸外でこそ遊べる機能ではないのか。次回の撮影に期待を。
他のカメラでは,室内でストロボの発行禁止で撮影する場合など,
やはり露出の補正を行なわないと,全体が妙に赤みがかった写真
になってしまうことがある。しかしAutoboy Prismaは、オートで
すべて撮影をしても、問題がないかものしれない。ストロボ発光
での光量の加減が、よさそうだから。カメラに露出をまかせても
だいじょうぶかも。今回の試写では、被写体に光があたりすぎる
こともなく、ぎらついた写真は一枚もなかった。いい感じだ。